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『黄道十二宮』のソプラノ&ピアノ版

Saturday, June 1st 2013


シュトックハウゼンの名曲『ティアクライス』のソプラノ&ピアノ版!
ベリオの『4つの民謡』も収録!
ソプラノとピアノで編む、20世紀最大の作曲家二人へのオマージュ


シュトックハウゼン[1928-2007]の『ティアクライス』(黄道十二宮、または星座のための十二のメロディ)。これまでにもトロンボーンのスヴォボダ率いるアンサンブル版や、オルガン版などをリリースしてきた「WERGO」レーベルから今回登場するのは、ソプラノとピアノによる演奏です。
 『黄道十二宮』は、もともとは舞台作品「MUSIK IM BAUCH(胃の音楽)」(1974年)にルーツを持ちます。この作品は、6人の打楽器奏者のためのもので、彼らの頭上には「Miron」という大きな鳥男がぶら下げられ、その鳥男の胃にはオルゴールが隠されていて、物語の進行に沿って、演者達がそのオルゴールを動かす、というもの。このオルゴールに仕込まれたメロディが、シュトックハウゼンが書いたもので、12の星座の特徴を、ピッチ、リズム、ハーモニー、そしてデュナーミクで表したものとなっています。このメロディを、当盤ではソプラノが歌い、ハーモニーをピアノが担当します。歌詞は、各星座人の特徴を述べたテキストを用いての演奏ということだけあって、非常にユニークな仕上がりとなっています。
 シュトックハウゼンの『ピアノ曲IX』は、1952〜61年にかけて彼が書いた11のピアノ曲の中の1曲。セリー的要素の強い作品です。
 『セクエンツァ』は、ベリオ[1925-2003]が1958年から2002年にかけて取組み続けた、様々なソロ奏者のための曲集(14曲から成る)。第3番は、唯一の声楽曲です。『4つの民謡』は、彼が、伝統に対して、真摯でありながらも常に革新的な姿勢で向き合っていたことを示す作品。意欲的なソロ作品と、伝統に対するベリオの姿勢をみることのできる興味深い組み合わせといえるでしょう。
 演奏するのは2008年からデュオを組んでいるクラウディア・ベッチャーとヨヴィタ・ツェール。このプログラムは、実際に2010年に演奏会で取り上げたもの。満を持しての録音となっています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
1. シュトックハウゼン:星座のための十二のメロディ(黄道十二宮) (1975) 〜ソプラノとピアノによる演奏
2. ベリオ:セクエンツァIII〜女声のための (1975)
3. シュトックハウゼン:ピアノ曲 IX (1961)
4. ベリオ:4つの民謡(声とピアノ) (1947)


 クラウディア・ベッチャー(ソプラノ:1,2,4)
 ヨヴィタ・ツェール(ピアノ:1,3,4)

 録音時期:2012年2月(1,4)、2011年9月(2)、2011年11月(3)
 録音場所:ドイツ、ケルン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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Release Date:12/July/2013
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