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無人島 〜俺の10枚〜 【INO hidefumi 編】

Thursday, May 30th 2013

無人島 〜俺の10枚〜 vol.208 【INO hidefumi 編】

音楽好きには、超定番の企画『無人島 〜俺の10枚〜』!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!
今回のお客様は、INO hidefumiさん!

INO hidefumi
【INO hidefumi】

ミュージシャン。 5歳の頃、母親に近所のお菓子屋さんに連れて行くからとそそのかされ、クラシックピアノを習い始めさせられる。 期待の大型新人!(身長)として2004年に7インチ・レコード「ビリージーン!」でデビュー後、7インチばかりを発表し続け2006年にようやく1stアルバム『Satisfaction』をリリース。フェンダー・ローズをメインにシンセサイザーなどの電子楽器を取り入れ、アルバムごとの多彩な遊び心溢れる音楽性と記名性の高いロマンティシズムの色彩を纏い、現在に至るまで数枚のアルバムやDVDを発表。自身の抱えるミニマムなバンド・セットで精力的にライヴ活動を行い、感情が解き放たれるステージと清廉でリリカルなサウンドは実験音楽からポップ・ミュージックのリスナーまで、幅広い層の心を揺らしながら浸透中。

[関連リンク]
  INO hidefumi オフィシャルサイト




INO hidefumi 『NEW MORNING -新しい夜明け-』
 [2013年05月30日 発売]

フェンダー・ローズに愛された男、INO hidefumiによる最新作。 本人のボーカル曲の解放、波打つ美しいメロトロン・サウンドの導入、電子音楽、ひとり多重コーラス、自身の抱える4人編成のバンドサウンドなど、これまでの作品やパノラマなライヴ活動が凝縮されたアルバムとして結実。 はっぴぃえんどやティンパンアレイのメンバーとして在籍し日本を代表する音楽家、鈴木茂氏が2曲参加。近年ライヴ活動を共にしている鈴木茂の職人的ギター・サウンドとINO hidefumiの記名性の高いロマンティシズムの色彩が融合し、男泣きしそうなハードボイルドで独特なポップネスがフィルム・ノワールのような後味を残し心に染み入る。目に見える現実を飛び越えて、あらゆる感情が解き放なたれた未来への希望溢れる11篇52分13秒。



INO hidefumi コメント

ありがたいことに自分の音楽を聴いてくれる人がいて、僕はただただ曲を書いています。自分の仕事を黙々とやっていると自分が嬉しくなってくるし、音楽の力によって心がマッサージされて、感情が解き放たれることに喜びを感じます。
何に突き動かされているのかは分からないけど、ただ黙々と自分のやるべきことをやる毎日。
そして、いい曲が出来たり、いい人に会えたりすると、進まなかったことが前に進みだす。気づかないだけで、世の中には愛が溢れていることに気づかされる。
2年前の震災以降、いろんなことを考えたり学んだりしましたが、とにかく今まで以上に、自分の人生と仕事に没入した2年間でした。大切な家族との時間、仕事、友人、隣人。
これからも自分のやるべきことや、役目みたいなものをしっかり生き抜くことで、きっと何かに繋がるものだと思います。ありあまる自由のなかで愛することの幸福。まずは自分を愛し、自分が変わらなければ何も変わらない。 毎度ながらアルバムの制作には少々時間がかかりましたが、納得するまでやった!中途半端なものは響かないしね。
インスピレイションに導かれながら辿り着いた先にあったものは“NEW MORNING”新しい夜明け、というアルバムに。
月に吠えたくなるような夜があったとしても、今日という日をスタートに。今日という日が人生最後の日だとしたら、ごく当たり前のことがこんなにも光輝いた_奇跡だったんだなぁと、心から感謝したくなる。毎日がみずみずしい希望の朝を迎えられますように。未来への希望を込めて、闇からひかりへ

2013 卯月 INO hidefumi


収録曲

  • 01. 闇からひかりへ / FROM DARKNESS TO THE LIGHT (作曲: 猪野 秀史)
  • 02. グリーンティ / GREEN TEA (作詞・作曲: 猪野 秀史)
  • 03. ハローイッツミー / HELLO IT'S ME (作詞・作曲:T.Rundgren 編曲:猪野 秀史 Feat. 鈴木 茂[Electric-Guitar])
  • 04. クライミーアリヴァー / CRY ME A RIVER (作詞・作曲:A.Hamilton 訳詞:島村 葉二 編曲:猪野 秀史 Feat. 鈴木 茂[Electric-Guitar])
  • 05. 目醒めの木 / A TREE OF AWAKENING (作曲: 猪野 秀史)
  • 06. 思えば世界はあまりにも美しい / THE WORLD IS SO BEAUTIFUL IF YOU SEE (作曲:猪野 秀史 Feat. 藤原 ヒロシ[Acoustic-Guitar])
  • 07. 空飛ぶ絨毯 / THE TRIP CARPET (作曲:猪野 秀史)
  • 08. ありあまる自由のなかで / IN ABUNDANCE FREEDOM (作曲:猪野 秀史)
  • 09. 月に吠える / HOWLING AT THE MOON (作曲:猪野 秀史)
  • 10. アイランドレター / ISLAND LETTER (作詞・作曲:S.Otis 編曲:猪野 秀史)
  • 11. 愛することの幸福 / TO LOVE IS HAPPIER THAN TO BE LOVED (作曲:猪野 秀史)

INO hidefumi が選んだ10枚

THE BEATLES
『HELP』

商品ページへ 無人島に持って行きたい音楽を10枚と言われて、まず一番最初に頭に浮かんだのはこのビートルズのレコードジャケット。ジョンレノンが叫ぶ「ヘルプ!」は、この時期のビートルズに対して何もかもが分からなくなってしまい、自分に幻滅し、完全に自分を見失って幸せになるということも思い浮かばなかったところから叫ばれたメッセージソング。ディランのスタイルにこだわらず、キャッチーな楽曲でメッセージ性の強い歌詞を軽々と世に送り出したジョンのポップさがかっこいい。

THE BEATLES
『WHITE ALBUM』

商品ページへ とりあえずこれを持って行けば快適な無人島生活を飽きずに過ごせそうなので、必ず持って行きたいアルバム。能天気なロックンロールから瞑想修行が出来そうな曲まで、ヴァラエティーに富んでいる楽曲とともに、朝から晩まで快適な無人島ライフをおくれそう。誕生日に必要なバースデイソングも入ってるし、寝付けない日にはリンゴスターがおやすみソングも歌ってくれるし、無人島暮らしでホワイトアルバムがあれば事欠かないことだろう。

VAN DYKE PARKS
『SONG CYCLE』

商品ページへ 20代始めの頃に出会ったレコードのなかで、最も衝撃的だったアルバム。いつものように中古レコード屋さんから溜まり場だった友人のアパートに辿り着いて、いつものようにコーヒーを煎れてもらって、針を落とし合ってレコードを聴いていた。ある日、友人が見つけたレコードのほうに、このレニーワロンカーがプロデュースしたアルバムがあって、僕が何度も繰り返して、こればっかり聴いていたので、最終的に呆れられ譲ってくれた。

MAD PROFESSOR
『CARIBBEAN TASTE OF TECHNOLOGY』

商品ページへ 20代前半、論理的な音楽思考だった僕を感覚的な方向へ導いてくれたのがダブミュージックだった。なかでも、ARIWAサウンドの代名詞的なこのアルバムに脳天を割られて、音楽脳の感覚がフレッシュな地平に立つことができた。そして音響的な音楽への感心が高まっていった。宇宙的なスティールパンの音色と心地良くダブ処理された響きに、心を遠い処まで飛ばされてしまう音楽。無人島をリゾートアイランドに変えてしまうような力を持ったアルバム。

TIMMY THOMAS
『WHY CAN'T WE LIVE TOGETHER』

商品ページへ キーボーディストのアルバムで大好きな作品。無人島での夜に、焚き火でもしながらのんびりと聴いてみたい。ミニマムでチープなサウンドが、逆に広大な海や夜空を感じさせてくれそう。焚き火もいい感じに暖まって来て、アルバムの半分あたりを過ぎ、うとうとと眠くなって来た頃、突然の雷雨。ティミートーマスが「サンダー!」と雄叫びを上げながらアンプを蹴飛ばし、人力で雷の効果音を醸し出してる勇姿に遭遇してみたい。

KEITH JARRETT
『THE MELODY AT NIGHT, WITH YOU』

商品ページへ この静けさの中には力強い希望や勇気みたいなものをを与えてくれるサムシングが詰まっている。僕にとってこのアルバムは人生で起こったいろんな出来事なんかを回想できる格別なアルバムでもあるけど、ピアノという楽器の持つ表現力の豊かさに、大きく気づかされた作品でもある。メロディーの力、五感を研ぎ澄ます神秘性、自分と向き合う時間に新たな角度をもたらしてくれて、潜在意識に深く作用してくれます。

HELEN MERRILL
『PAROLE E MUSICA』

商品ページへ いよいよ無人島生活も佳境に入って来た頃、この「ローマのナイトクラブで」を聴いてみたい。イタリア語は分からないけど、低くしゃがれた声のイタリアの優男が、全編に渡って詩の朗読を繰り返し、ヘレンメリルの歌声が流れていくというフォーマットのアルバム。なんとも場末なロマンティック感満載の展開で、これをかけてるとお酒も珈琲も旨くなりそう。ピエロウミリアーニのピアノと、ニニロッソのトランペットもムード満載で夕日に溶けてしまいそう。

大滝詠一
『NIAGARA MOON』

商品ページへ 今まで何度も聴き過ぎて、すっかり頭にこびり付いてしまったので、脳内再生は可能なアルバム。だけど、無人島にこれがあれば楽しく過ごせそうなので持って行きたい。長年このアルバムとお付合いさせていただいてますが、耐久性のある音楽をつくられた大滝詠一さんは偉大だ。ことばもメロディーもリズムも、どれをとってもパーフェクトでユーモアに溢れている音楽。僕はこんな素敵な音楽を作れませんが、僕にとって音楽の教科書的なアルバムです。

JOAO DONATO
『DONATO DEODATO』 ※廃盤

廃盤 フェンダーローズという楽器には音色の個体差があって、エンジニアや弾く人によっても全く音色が違ったりしますが、個人的にはこの時期に録音されたデオダートのアルバムで聴けるフェンダーローズの響きが一番好きです。特にこのアルバムでのフェンダーローズは絶品で、この開放感は何ものにも代えがたい。素晴らしいアレンジの力を持ったデオダートはブラジルのクインシージョーンズとも呼ばれたそうですが、インストゥルメンタルで構成されたこの作品は、いつ聴いても特別な快感を感じることもできます。

浅井慎平
『SURF BREAK FROM JAMAICA』 ※廃盤

廃盤 写真家の浅井慎平さんがジャマイカに行って、波の音を録って帰って来たものです。砂浜に打ち寄せる波の音が、ひたすら収録されていて、時折フラッシュバック的に、カモメの鳴き声とウクレレが聴こえて来る作品。海に囲まれた無人島には全く必要のないものかもしれませんが、無人島ツアーの予行演習には最適。そしてとても平和な気持ちにさせられるアルバムです。








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