【インタビュー】 Irie Love
Friday, November 16th 2012
【IRIE LOVE TELEPHONE INTERVIEW (2012.09.18)】
ジャマイカ〜UK〜ハワイ〜L.A.。世界中のレゲエ聖地で活動し、多くのレジェンド達ともリンクする女性レゲエ・シンガー、IRIE LOVEが2ndアルバム『This Is Irie Love』をリリースする。
オリジナル曲の他にも、アルバム冒頭に「風の谷のナウシカ」のカヴァーを収録するなど、彼の地と日本を結ぶ存在であるとも言える彼女に、大石始 氏が電話でのインタビューを敢行。ワールドワイドなIRIE LOVEのバックグラウンドと本作『This Is Irie Love』の魅力に迫る。
ジャマイカ〜UK〜ハワイ〜L.A.。世界中のレゲエ聖地で活動し、多くのレジェンド達ともリンクする女性レゲエ・シンガー、IRIE LOVEが2ndアルバム『This Is Irie Love』をリリースする。
オリジナル曲の他にも、アルバム冒頭に「風の谷のナウシカ」のカヴァーを収録するなど、彼の地と日本を結ぶ存在であるとも言える彼女に、大石始 氏が電話でのインタビューを敢行。ワールドワイドなIRIE LOVEのバックグラウンドと本作『This Is Irie Love』の魅力に迫る。
(インタビュアー:大石 始)
(訳:狩野ハイディ・若月眞人 for KR Advisory Co., Ltd.)
-- これまで故郷であるハワイのほかにLA、ジャマイカを拠点にもしてきましたが、現在の活動拠点は?
Irie Love: 2005年から2008年まではジャマイカ、その後、ずっとロンドンを拠点にしていたけれど、この7月にまたハワイに戻ってきた。しばらくはこのままここを拠点にしたいと思っているわ。わたしはカイルア育ちのハワイっ子だけど、わたしはずっとR&Bの影響を受けたレゲエを歌い、演奏してきた。ハワイって国は日本の文化から大きな影響を受けている。だから今回、日本でリリースできることになったのは、わたしにとって本当に夢のような出来事なの。今回のアルバムのリリースをきっかけに実際に日本を訪れ、日本の文化を実体験することができたら凄く嬉しいと思う。
-- ハワイ、LA、ジャマイカはあなたにとってそれぞれどんな場所ですか?
Irie Love: ジャマイカで暮らしたのは、言うまでもなく、あの国がレゲエの本場だからよ。ロサンゼルスで暮らしていたころ、わたしのマネージャーを務めていた人はキングストンの出身だった。その彼に言われたの。レゲエを歌いたいのなら、ジャマイカに行ってみなくちゃだめだって。ロサンゼルスには5年ほどいて、大学にも通った。そのあとジャマイカに渡り、キングストンで暮らしたの。
あの土地での暮らしは衝撃的だった。街全体に猛烈なエネルギーが漲っていて、日々の人々の生活に音楽が溢れていた。レゲエのエッセンスを吸収することのできたすばらしい数年間だった。それにレゲエの最高のグループやミュージシャンたちと仕事をすることもできた。イースト・フェストで知り合ったモーガン・ヘリテッジもそのひとつよ。彼らはちょうど自分たちの新しいレーベルに相応しい新人を探していたところで、わたしと契約を交わしてくれることなった。そしてわたしはモーガン・ヘリテイジと一緒に3回もワールド・ツアーを経験することができた。本当にすばらしかったわ。おかげでさまざまな人たちと出会うことができた。
その後、しばらくはロンドンで暮らすことになったのも、あのツアーでの出会いがきっかけだった。いろいろな国や地域をこの目で見ることができて自分は凄く恵まれていると思う。音楽の仕事を続けている限り旅はつきものだから、活動の拠点がどこかなんてそれほど重要なことじゃない。それでも根無し草みたいな暮らしをしたことはない。いつだって帰る場所があったわ。
-- 前作以降、UKでの活動も頻繁に行っていますね。UKでの活動はいかがですか?
Irie Love: 最初に驚いたのは、イギリスには本当に大勢のジャマイカ人が暮らしていて、レゲエが凄くポピュラーだってこと。スティール・パルスもイギリスのレゲエ・グループよね。2000年に彼らがハワイにやって来たころから彼らとは友だちなの。わたしはまだとても若かったけれど、競演をきっかけに彼らと親しくなって、以来ずっと連絡を取り合っていたし、たまたま同じ街にいるようなことがあれば再会を楽しんでいた。スティール・パルスを通じてイギリスでレゲエが人気があることは知っていたけれど、想像以上だった。
とはいえイギリスの音楽シーンもバラエティに富んでいる。イギリスではR&Bシンガーやグループのステージを観に行くこともあったし、ジャズのライヴを楽しむこともあった。あの国で、そんな風に多彩な音楽を楽しんだことも、視野を広げる上で役立ったし、今のわたしに影響を残していると思う。
-- そのようにいくつもの国で活動してきたことはあなたの音楽性にどのような影響を与えていますか?
Irie Love: 影響はさまざまだけど、たとえばジャマイカでは、モーガン・ヘリテイジを通じて、ボブ・マーリーと仕事をしたことがあるような、レゲエのパイオニアとでもいった人たちとも仕事をした。シャギーとも仕事をしたわ。そんな中で新旧のさまざまなタイプのレゲエを吸収したし、ソングライターとして、ヴォーカリストとして、またパフォーマーとして、当然、とても大きな影響を受けた。
-- 今回の『This Is Irie Love』をプロデュースしたリー・フランシスと仕事を始めた経緯は?また、彼のプロデュースはいかがですか?
Irie Love: リー・フランシスはインターネットを介してわたしにコンタクトしてきた。まだロンドンに拠点を置いていたころの話で、まずは彼が作っていたコンピレイションのために何曲か一緒に録った。彼はとても才能のあるプロデューサーだし、何より仕事の早い人。無駄のない合理的なやり方で仕事を進めていくの。わたしは、何より彼のそんなところが気に入っている。これからもいい関係を維持したいと思っているわ。今回日本でリリースできるようになったのも彼のおかげよ。今はとにかく今回のアルバムに対する日本の人たちの反応が楽しみなの。
-- 今回のゲスト/参加メンバーを紹介していただけますか?
Irie Love: フィジーはハワイアン・レゲエを代表するポリネシア人のミュージシャン。わたしがミュージシャンとしてのキャリアを歩み始めたころからずっとサポートしてくれた恩人のような人よ。わたしの一番のヒット曲も彼なくしてはあり得なかったと思う。ロサンゼルスでレコーディングしたその曲は、ハワイやポリネシア諸島で大ヒットになった。今回、日本で出るアルバムにも入っているわ。
彼以外の参加メンバーはリー・フランシスが選んだ。大半はロンドンを拠点に活動するミュージシャンよ。アルバムからはレゲエのフィーリングが存分に感じられる。リーにはジャマイカ人の血が流れているから。
-- 今回のアルバムを制作するにあたって、トータルのヴィジョンやコンセプト、イメージは何かありましたか?
Irie Love: 何よりまず日本の聴き手にアピールできる作品にしたいと思った。さっきも話した通り、ハワイ育ちのわたしは日本の文化に大きな影響を受けている。“キティちゃん”、“抹茶”、“お寿司”、“芸者”――日本の文化が大好きだからそれを今回のアルバムで表現したいと思ったの。それに、もちろんわたしの故郷、ハワイを感じてもらえるアルバムにもしたいと思った。結果的にこのアルバムはハワイと日本の文化を同時に表現したものになった。
今回、わたしは日本のポップ・ソングも歌った。日本の人たちにとって馴染みのある曲を選んで、わたしらしさの伝わるレゲエ・アレンジでカヴァーしたのよ。
-- カヴァー曲のセレクトもユニークですが、どのように選んでいったのでしょうか。
Irie Love: わたしとリー・フランシスの二人で選んでいった。このアルバムはわたしを日本のファンに知ってもらうための作品でもある。だから日本の聴き手に関心を持ってもらえるような曲を入れたかった。わたしはさまざまなタイプの音楽を聴くし、日本のポップ・ミュージックにも好きなアーティスト/グループがいる。たとえばドライ&へヴィーもそのひとつよ。彼らは日本のダブ・レゲエ・ユニットだけどハワイでもとても人気があるの。ほかにもいろいろなタイプの日本の音楽を聴いてきた。だからそんな音楽から受けた影響も今度のアルバムに生かしたいと思った。
-- 今回のアルバムを通してリスナーに伝えたいこととは?
Irie Love: 愛を表現したかった。いつだってそう。わたしは自分の音楽を通じて愛とポジティヴな気持ちを伝えたいと思っている。聴いた人に明るく楽しい気分になってもらえるようなアルバムにしたいの。ドライブを楽しみながら流して、一緒に口ずさんでもらえるような作品がいい。
レゲエはそれ自体とてもポジティヴな音楽で、きいているうちに元気になってくる。あのリズムもわたしたちを明るい気分にしてくれる。そう。とにかくしあわせを感じられて、リラックスできるような音楽を作りたい。
-- 今後、アーティストとしてどのように成長していきたいと考えていますか?
Irie Love: 日本のポップ・シーンで大きくなっていけたら嬉しい。日本で成功するというのがわたしの昔からの夢だった。そして今回のアルバムは、そんな夢を叶える最初の一歩だと思っている。わたしは今までに世界のあちこちの国で活動してきた。だから世界的な成功を収めたいっていう思いももちろんあるけれど、暫くはハワイと日本での活動に集中したいと思っているの。
Irie Love 『This Is Irie Love』 [2012年11月21日 発売]
ハワイ出身、13歳よりシンガーとしてキャリアをスタートさせ、ジャマイカ〜UK〜ハワイ〜L.A.と世界中のレゲエ聖地で活動し、多くのレゲエ・レジェンド達ともリンクする唯一の女性レゲエ・シンガー“アイリー・ラヴ”が、約3年振りとなる2ndアルバムを発表!
最新作は、UKレゲエ・シンガーのウィンストン・フランシスの息子であり、多くのプロダクションを手掛けるリー・フランシスによる全面プロデュース。流麗なラヴァ―ズ・チューンから、モーガン一家のピーター・モーガンとのトラック、ハワイアン・レゲエの最重要人物 FIJI、リー・フランシス、プロダクションには欠かせないタージ等が参加。
また、「風の谷のナウシカ」、アリシア・キーズ「Doesn't Mean Anything」、Chenell「Baby I Love You」などカヴァー楽曲も収録。
最新作は、UKレゲエ・シンガーのウィンストン・フランシスの息子であり、多くのプロダクションを手掛けるリー・フランシスによる全面プロデュース。流麗なラヴァ―ズ・チューンから、モーガン一家のピーター・モーガンとのトラック、ハワイアン・レゲエの最重要人物 FIJI、リー・フランシス、プロダクションには欠かせないタージ等が参加。
また、「風の谷のナウシカ」、アリシア・キーズ「Doesn't Mean Anything」、Chenell「Baby I Love You」などカヴァー楽曲も収録。
収録曲
- 01. kaze No Tani No Nausica (風の谷のナウシカ カヴァー)
- 02. My Love
- 03. Rebound Love feat. Tajh
- 04. It Is Wut It Is feat. FIJI
- 05. Doesn't Mean Anything (アリシア・キーズ カヴァー)
- 06. Good Love
- 07. 1 on 1
- 08. Baby I Love You (シェネル カヴァー)
- 09. The One
- 10. Let It Fly feat. Pheeta Morgan
- 11. Rastaman
- 12. Just Like That feat. FIJI
【Irie Love(アイリー・ラヴ) プロフィール】
1982年7月生まれのハワイのオアフ島出身。13歳より地元の教会で歌い始める。フェイヴァリットはチャカ・カーン、アレサ・フランクリン、ベレス・ハモンド、ローリン・ヒル、そしてボブ・マーリー。98年、16歳の時に地元で行われたタレント・コンペティションに出場し優勝。そこで地元のレーベル「クワイエット・ストーム・レコーズ」のスタッフと出会うことになる。すぐさまファースト・シングル“Tell Me Somtething Good”(ルーファス&チャカ・カーンのカヴァー)をリリース、順調な滑り出しをみせる。その後グレゴリー・アイザックス、スティール・パルスらのハワイ公演のOAとして参加し、2000年音楽のキャリアを追求する為にLAへと移住。そこで得た人脈により、ジャマイカン・レゲエ・アーティストとのパイプを強化、2006年にはアイリーFM主催のコンペに出場し、トーラス・ライリーやジプシャンらのジャマイカ・ツアーにも帯同することになる。2007年にはモーガン・ヘリテージのワールド・ツアーに帯同、OAとしても抜擢された。2008年には、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのジーニアス、スティーヴン・マクレガーがトラックを制作した“It Was Me”をジャマイカからリリース、続いて“Put Jah First”がスマッシュ・ヒット。その後地元ハワイに戻り制作に没頭。ハワイアン・レゲエの重要人物FIJIとの共演盤が2011年地元でヒットを記録する。2012年リー・フランシス・プロデュースによる2ndアルバムが発売される。
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for Bronze / Gold / Platinum Stage.
for Bronze / Gold / Platinum Stage.
featured item
This Is Irie Love
Irie Love
Price (tax incl.):
¥2,750
Member Price
(tax incl.):
¥2,530
Release Date:21/November/2012
Arrival Pending
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