プッチーニ:『西部の娘』(書籍扱い)
Wednesday, January 25th 2012
プッチーニ:『西部の娘』ジャンカルロ・デル・モナコ演出、
レナード・スラットキン指揮
ドミンゴ、ダニエルズ、ミルンズの主演
日本語字幕付き!
イタリア・オペラの伝統にのっとりながらも常に斬新な技法を取り入れ、音楽と劇とが見事に融合した数々の名作を残した後期ロマン派を代表するオペラ作曲家、ジャコモ・プッチーニ。
彼の代表作の一つ『西部の娘』は、『蝶々夫人』の作家でもあるベラスコの戯曲『黄金の西部の娘』をもとにつくられたもので、インディアンの歌や19世紀半ばのアメリカの民謡などを巧みに引用し、ゴールド・ラッシュに湧く1850年代アメリカ西部の鉱山の街を舞台にした、いわゆる西部劇をオペラ化することに成功したという画期的な作品。
筋立ては、酒場の女主人ミニーと盗賊の首領ディック・ジョンソンの純愛を軸に、荒くれ者たちや保安官たちとのやりとりを描いたというもので、中でもディック・ジョンソンの歌う「やがて来る自由の日」や、ミニーの歌う「ソレダードにいた時」には感動的な美しいアリアとして人気があります。
『西部の娘』は初演が大成功だったことでも知られています。1910年にメトロポリタン歌劇場で、カルーソー、デスティン、アマートの歌、トスカニーニの指揮でおこなわれたそのときの上演は、プッチーニの生涯でも最高のセンセーショナルなものだったといわれており、その後の不人気とは対照的なものがありました。
当DVDには、1992年4月に行なわれたメトロポリタン歌劇場での上演が収録されており、現代にあってもこの作品の生命はまだまだ輝きがあることを証明するかのようなパワフルな舞台が印象的です。
【DVD収録情報】
・プッチーニ:歌劇『西部の娘』全曲
ミニー(酒場ポルカの女主人):バーバラ・ダニエルズ
ディック・ジョンソン(盗賊団首領ラメレス):プラシド・ドミンゴ
ジャック・ランス(保安官):シェリル・ミルンズ
ニック(酒場ポルカの給仕人):アンソニー・ラシューラ
アシュビー(ウェルズ・ファルゴ運送会社の支配人):ジュリアン・ロビンズ
ジェイク・ウォーレス(大道歌手):ヤンニ・ヤニシス
ビリー・ジャックラビット(インディアン):ハオ・ジャン・ティアン
ウォークル(ビリーのインディアンの妻): ソンドラ・ケリー
ホセ・カストロ(ラメレスの盗賊団の男):ヴァーノン・ハート
郵便配達夫:マイケル・ベスト
ソノーラ(鉱夫):キム・ジョゼフソン
トゥリン(鉱夫):チャールズ・アンソニー
シッド(鉱夫):ジェイムズ・コートニー
ベッロ(鉱夫):リチャード・ヴァーノン
ハリー(鉱夫):バーナード・フィッチ
ジョー(鉱夫):マイケル・フォレスト
ハッピー(鉱夫):ケヴィン・ショート
ラーケンス(鉱夫):ドゥエイン・クロフト
メトロポリタン歌劇場合唱団
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指揮:レナード・スラットキン
演出:ジャンカルロ・デル・モナコ
装置&衣装:マイケル・スコット
証明:ジル・ウェクスラー
映像監督:ブライアン・ラージ
録音:1992年4月 ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場
収録時間:約2時間18分(1枚組)
【BOOK収録情報】
名曲の解説
新境地への果敢な挑戦
アメリカでの初演に向け、作曲された『西部の娘』。その音楽からは「新世界」での成功を目指すプッチーニの新境地が垣間見えます。
傑作の背景
「甘さ」からの転換を目指したプッチーニの野心作
甘く女性的なメロドラマで人気を獲得したプッチーニ。『西部の娘』では男たちの世界を描き、それまでとは異なる作風に挑んだのです。
人と作品
20世紀の活躍と生涯の終焉
ジャコモ・プッチーニ 6
『蝶々夫人』の初演以降、1924年に没するまでの歩みを、プッチーニが20世紀に入って残した作品や私生活上の事件とともに振り返ります。
世界のペラハウス
トッレ・デル・ラーゴ・プッチーニ・フェスティバル
トッレ・デル・ラーゴ(イタリア)
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