【インタビュー】Rayons
Monday, January 16th 2012

現代音楽家、中井雅子のソロ・プロジェクトRayons。ピアノとストリングスというシンプルな構成ながら、物語のような奥行きを感じさせる。ゲストボーカルにPredawnを招いて制作されたRayonsの1stアルバムについて色々聞いてみました。
- -- それではまずHMV ONLINEに初登場ということで簡単に自己紹介をお願いします。
Rayons はじめまして、 Rayonsです。 1/18に『After the noise is gone』というミニアルバムを リリースしました。 レイヨンとはフランス語で光線・半径、そんな意味があります。
- -- Rayonsというプロジェクトをスタートさせたそもそものきっかけというのはどのようなものだったのでしょうか?またバンドではなくソロプロジェクトを選んだということに大きな理由はありましたか?
Rayons 音大で作曲を学んだ後、クラシックからポップス、ブラックミュージックまで色んな音楽をやっていましたが、自分から進んで作品を作ることはしばらくしていませんでした。そのうち、私は何がやりたかったんだろう、一度自分の作品をきちんと作りたい、と思うようになりました。 そして、自分と向き合って作曲するということを考えた時、一番自然でしっくりくる方法が、昔から学び親しんでいたクラシカルな方法だと気付きました。 そういうわけでバンドではなくソロプロジェクトです。
- -- 1stミニアルバム『After the noise is gone』。完成までにはどのくらいかかりましたか?そして完成しての率直な感想をお願いします。
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Rayons 2年弱です。 率直に、やって良かったと思いました。 作曲過程で紆余曲折あったので、最終的にこういう音楽になったんだ、と再確認した感じです。
- -- 今回ゲストヴォーカルとして参加しているPredawnとの出会いについて教えてください。
Rayons もう2〜3年前になりますが、友達がPredawnと対バンするということでネットで紹介していたところを試聴したのがきっかけです。 その時は、うわぁ好きな声!と思っただけでしたが、アルバムを録音できることになり、友達に紹介してもらいました。
- -- Predawnとのレコーディング/楽曲制作はどんな感じで進んでいきましたか?
Rayons デモが出来た曲から渡していって、歌詞を考えてもらいました。 Halfwayという曲だけ歌詞のイメージを伝えましたが、歌い回しも含め、他には ほとんど何もリクエストしませんでした。 彼女の中で考えてきてくれさえすれば、そのままの彼女が一番いいと思ったんです。 また、私の曲に対してどんな風に感じてくれるのか、自由に返してもらうのが楽しみでした。 結果、曲を何倍にも膨らませてくれました。
- -- ほぼピアノとストリングスのみというシンプルな音のみで構成され、それが世界観を増幅させ、様々なイメージをわかせてくれます。ピアノとストリングスというものにこだわりはあるのでしょうか?
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Rayons ピアノは自分の一番身近な楽器なので、自分の分身のような、安心する楽器です。 ストリングスは、とにかく好きなんです。 ジャズオーケストラのストリングスの響きが好きなこと、 オンマイクで録音された弦の音色が好きなこと、自分の出したい優美な世界観に合うこと、色んな意 味でやりたいことがあったので外せませんでした。 幸運にも演奏者に恵まれ、本当に美しく録音することができました。
- -- タイトル『After the noise is gone』はどんな想いを込めて付けられたのでしょう?
Rayons とても内省的ですが、外の喧噪から逃れて、自分がニュートラルになれる場所に行きたいという想いがあります。 溢れる情報とか人とか、主流の価値観とか、そういうものを批判したり拒絶したいわけじゃないけど、そういうもの、全部関係ないもんね、越えちゃうもんね、 私!という気持ちです。
- -- それでは最後にHMV ONLINEをごらんの皆様に一言お願いします。
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Rayons
とっても静かな曲たちですけど、なんとなく疲れたときに、真夜中に、雨の日に、聴いてみてもらえればと思います。 そっと味方になれたら嬉しいです。 読んで頂いてありがとうございました。
- 新譜 Rayons 『After the noise is gone』
- 現代音楽家、中井雅子のソロ・プロジェクト。美麗なピアノと壮大なストリングスにPredawnの歌声が響き渡る何とも幻想的なサウンドスケープは美しくも儚い物語のサウンドトラックのよう。
new release

Rayons『After the noise is gone』
2012年1月18日発売
【収録楽曲】
01. Ivy
02. Damn it,Shut it,Release it
03. Go over
04. Halfway
05. Love is a personal thing
06. Take me to the fairyland
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- Predawn
手のなかの鳥 - 2010年6月2日発売

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Rayons
作曲/ストリングスアレンジ/ピアノ演奏をこなす、現代音楽家・中井雅子のソロプロジェクト。
Predawn
Gt.&Vo. 清水美和子のソロプロジェクト。初の全国流通盤となるmini Album「手のなかの鳥」を自身のレーベル”Pokhara Records(ポカラレコーズ)”よりリリース。
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