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HMVインタビュー:Malus & Lyrical Waterside

Wednesday, September 28th 2011

interview

Malus & Lyrical Waterside

コンピ『Listening Is Believing Vol.2』への参加、日本語ラップ企画『OLD TO THE NEW』シリーズの発起人として知られる東京下町をリプレゼントするクリエイターコンビ、Malus & Lyrical Watersideが2年間、温め続け徐々に制作を進めていた懇親のアルバムを遂に完成。ゲストに、Diamond D、Grand Puba、Substantialら海外のレジェンドをフィーチャーし、大きな話題を呼んでいる彼らに注目のインタビュー実現。
インタビュー:徳重(HMVイオン浦和美園)、久保(HMVイオン浜松市野)

--- 今までの制作活動など教えていただけますか?

LYRICAL WATERSIDE(以下 L): 僕の場合、トラック制作に入ったのは90年代半ば頃からです。 AKAI MPC3000を中心にアブストラクト系のトラックを自由気ままに制作してました。 2001年に「HARD DISCO」というユニットでアルバムを出したり、2007年には「REZO」という名義でアルバムをリリースしたりとマイペースに活動してました。

MALUS (以下 M) : それから、別グループでやってたLYRICALと僕が知り合って、同じ東東京出身と言うこともあって意気投合して、それから2人でトラック作るようになったんです。<LIBYUS MUSIC>からリリースされたコンピ『Listening Is Believing Vol.2』を筆頭に、コンピに何曲か楽曲提供したり、ストリート企画になりますけど、僕達とDJ DUCT、DJ MASAO a.k.a. OLD FASIONの3組で一緒に次世代の日本語ラップMC達をフィーチャーしたコンピレーション『OLD TO THE NEW』シリーズ等の制作をしています。

--- では、ビート作り始めたきっかけって何でしょうか?

M : 20歳頃はMCをやっていまして、やっぱ小僧なんで右も左もわからない状態でラップだけしてて...で、その時に先輩が、もし少しでも音楽で食ってこうと思うなら、業界の裏方も知っておいた方が良いから自分のサポートの仕事をしないかと誘われて。インディーの音楽業界で働くようになって本格的に音楽にのめりこんだんですよね。 そこで、海外アーティストの送迎だったりとか、今回のようなアーティスト・インタビューの手伝いなどを業務として行っている中で、ラップと 並行してDJ活動も行ってました。 その当時に連載されてたMUROさんや、D.L.さんがやっていた「盤賞会」でネタを紹介して、そこからネタモノをディグるようになって、レコードも集まって来たので、ビートメイクを始めてみようかと思ったのがきっかけですね。 MTRとMPC2000を買って、でも分厚過ぎる説明書で1回断念したり(笑)で、たまたまクラブで会った友達がテクノ畑だったんですけどMPC使ってビート作ってて、それで教えてもらったりしつつ、PROTOOLSとかいわゆる、PC方面のソフトもいじり始めてという感じですね。

L : 取っ掛かりは、元々、ダンスやってた頃に六本木のサーカスとかで踊ってて、その内、自分が躍らせる側に立って何かやりたい=DJを始めようってなって。そこからDJ活動をしてるうちに、元々、機械いじりが好きだった事もあって、とりあえずMPC3000を買って、そこからは、とにかく触りまくってビートを作ってと言うのが始まりですね。

--- お2人ともラップとダンスと入りは違うけど、その後はDJを経て、音を作り初めるって感じなんですね。

M : そうですね。僕の場合は、そのほかにスケボーも趣味でやっていたので、当時、その辺のビデオをよく見てて、そこで、ビースティー・ボーイズだったり、デル・ザ・ファンキー・ホモサピエンの1st、ソウルズ・オブ・ミスチーフの『93' Til Infinity』とかヒップホップがBGMで使われてたのが印象的でしたね。スケートっていうと、メロコアも外せなくて、ヒップホップと並行して聴いてましたね。バッド・レリジョンやNOFX、ペニー・ワイズとか。その辺りも年代的なトコも含めて音楽自体にハマるキッカケになった要因としては外せないです。

--- では、普段からMALUS & LYRICAL WATERSIDEとしてどういった制作方法を取っているんですか?

L : 葛飾区の金町にMALUS & LYRICAL WATERSIDEのスタジオがあって、そこに2人の全ての機材を持ち寄って製作してますね。

M : 大体は僕がネタだったり曲のアイデアを最初に持ち込んだり、ある程度構成したループをデータで飛ばしたりしてどうしようかと相談して。

L : で、僕が、より細かい打ち込みの構成を組み立てたり、シンセのフレーズを足したり、MALUSが1〜4まで、僕がが5〜9までを作ってって、最終的に2人で詰めて10まで持っていくみたいな感じですね。

--- 正に完全共同作業って感じなんですね?

M : そうですね、LYRICALが作業している間に、また僕が新たにコンセプトやネタを掘り出したり、アイデア出したりって感じで制作して行って、そのサイクルが終わり無く続いてるって言うか、常に楽曲は作ってますね。



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