カリフォルニアから震災支援

Thursday, August 4th 2011

Vo作品で御馴染みSSJレーベルの東日本大震災支援CD。オリジナル録音9曲と未発表音源4曲が収録された、このチャリティーCDでしか聴けない貴重な作品。1500枚限定発売。

SSJ All Stars

上段左から、アラン・ブロードベント、スー・レイニー、ジム・コックス、ジョニー・ホリデイ、ダイアン・ハブカ、クリスチャン・ジェイコブ
下段左から、ジェラード・ヘイゲン / レスリー・ルイス、フランキー・ランドール、スー・レイニー、カート・ライケンバック、ティアニー・サットン、ピンキー・ウィンターズ

本チャリティーCDはSSJから3枚のアルバムをリリースし日本ツアーも3回行っているダイアン・ハブカが発案したものです。参加シンガーやミュージシャンは、クリス・コナーを除き、全員がSSJレーベルから作品を発表し、しかもカリフォルニア州在住。本オファーを聞き、全員が無償で協力を約束。さらにその中の一人カート・ライケンバックはパッケージ・デザインまで担当してくれる事となりました。

アルバムには13トラックが収録されていますが、故クリス・コナーの元マネージャーのローリー・マスカレル、それにジョニー・ホリデイとディック・ノエル、レスリー・ルイス本人からは未発表の既レコーディング曲の提供を受けました。

また、他の７組についてはSSJがアメリカで録音するときのフランチャイズにしている、ロサンゼルス郊外チャツワースのアンブレラ・メディア・スタジオでオリジナル・レコーディングが行われました。

7組のアーティストのレコーディングを短期間にしかも効率よくセットすることは容易ではなく、まず5人のシンガーとふたりの伴奏者という組み合わせのワン・デイ・セッションが組まれました実施直前に不可能となり、数日後の4月13日に仕切り直しセッションが行われました。参加したのは3人のシンガー、すなわちピンキー・ウィンターズ、スー・レイニー、カート・ライケンバックと、2人のピアニスト、ジム・コックスとアラン・ブロードベント、それにベースのトム・ウォリントン。ジムはトムと共にピンキーとカートの伴奏、アランはスーの伴奏だけでなく、各々ソロによるレコーディングも行いました。4月29日にはクリスチャン・ジェイコブのソロ、そしてティアニー・サットンとクリスチャンのデュオ・レコーディングが行われました。

スケジュールが合わなかったダイアン・ハブカは自宅のスタジオに有名なウクレレ奏者のダン・ソーヤーとシュアなドラムスで定評のあるケンドール・ケイを招いて、インティミトな雰囲気の中でボサノバ・ナンバーを吹き込みました。そして5月19日に最後の一人フランキー・ランドールがようやくアンブレラ・メディアを訪れ自作の「ザ・ウェイヴ」を弾き語りで歌い、レコーディングが完成したのです。

日本における未曾有の災害に心を痛めた、カリフォルニアのミュージシャン達が立ち上がり、日本の為にプレイし、楽曲提供してくれた本チャリティーCDは、タイトル通り、愛が沢山詰まった作品です。収録曲は、このチャリティーCDでしか聴けない、1500枚限定発売の貴重な作品となりますので、是非お買い求めください。本CDの売上収益金は日本赤十字社を通じて被災者の支援に役立てていただきます。

トラック・リスト

1. ブルー・スカイ～オン・ア・クリア・デイ
[スー・レイニー（vo）、アラン・ブロードベント（p）]
2. スウィート・アンド・ラヴリー
[アラン・ブロードベント(p)]
3. ストライク・アップ・ザ・バンド
[ジョニー・ホリデイ（vo）、サム・モースト（reed, vo）ほか]
4. スカイラーク
[レスリー・ルイス（vo）、ジェラード・ヘイゲン（p）、ドメニク・ジェノヴァ（b）、ジェリー・ケイラフ（ds）]
5. ヒアズ・トゥ・ライフ
[カート・ライケンバック（vo）、ジム・コックス（p）、トム・ウォリントン（b）]
6. スウィート・ハッピー・ライフ（オルフェのサンバ）
[ダイアン・ハブカ（vo, g）、ダン・ソーヤー（uku）、ケンドール・ケイ（perc）]
7. スキヤキ（上を向いて歩こう）
[クリスチャン・ジェイコブ(p)]
8. ビューティフル・ラヴ
[ティアニー・サットン（vo）、クリスチャン・ジェイコブ(p）]
9. ウィー・キャン・ワーク・イット・アウト
[ジム・コックス(p)]
10. ドリーム
[ディック・ノエル（vo）、オーケストラ]
11. アイ・フィール・ア・ソング・カミン・オン
[クリス・コナー（vo）、リー・ムジカー（p）、ジム・コールマン（b）、ウォーレン・オッズ（ds）]
12. ザ・ウェイヴ
[フランキー・ランドール（vo, key）]
13. ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン
[ピンキー・ウィンターズ（vo）、ジム・コックス（p）、トム・ウォリントン（b）]

レコーディング・データ

1, 2, 5, 9, 13 - 2011年4月13日／チャスワース　アンブレラ・メディア
7, 8 - 2001年4月29日／チャツワース　アンブレラ・メディア
6 - 2011年5月2日／ハリウッド
12 - 2011年5月19日／チャツワース　アンブレラ・メディア
10 - 2006年／サンディエゴ
4 - 2002年6月2日／スタジオ・シティ
3 - 2002年ごろ／ヴァンナイス
11 - 1987年／バッファロー　トラルファマドー・カフェでのライヴ録音

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* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.