HMVインタビュー:WC
Monday, May 2nd 2011
![]()
C-WALKで
お馴染みの西海岸を代表する強面=WCが
前作から約3年半ぶりにニューアルバムをリリース。
日本でも根強い人気を誇るウェッサイの重鎮にインタビュー実現!ウェッサイ〜!
インタビュー・文:二木崇(D-ST.ENT)
- --- 自身のレーベル=ビッグ・スワングについて教えてください。
-
実は03年にパートナーのCJ マック(WC、初のソロ名義作『The Shadiest One』(1998年)のアートワークに、WCの実弟DJクレイジー・トゥーンズと共にマッド・サークルのメンバーよろしく写っていたラッパー)と設立していたレーベルなんだ。と言っても、忙し過ぎてなかなか専念することが出来なかったんだけどね・・・。 レンチ・モブで(アイス・)キューブと契約をしたことがあるんだけど、この時は奴のアルバム『Lauch Now Cry Later』の後にインディペンデント・レーベルからリリースするのにはパーフェクトなタイミングだったんだ。それに、奴は断るにはもったいないくらい良い条件の契約をくれたからね。“マスターの権利(原盤権)”をくれる、っていうね!最高だろ? 最新のアルバムは確かにビッグ・スワング / E1からのリリースだし、それもあって俺は自身のレーベルのブランド設定をすることがようやく出来たんだけど、俺は今でも変わらずレンチ・モブに所属しているし、まあ結局俺にとってはいつまでもホームみたいなもんなんだよ。
- --- その盟友=キューブの下で制作した前作『Guilty By Affiliation』を経ての、約3年半ぶりの新作『Revenge of The Barracuda』ですが、それぞれ貴方のキャリアの中でどんな位置を占める 作品なのでしょうか?
-
『Guilty By Affiliation』は、ストリートの傑作だったよ!ちゃんとヒップホップ感のあるギャングスタ・ラップだったしな。誇りに思ってるよ。『Revenge of The Barracuda』は、言ってみればもっとストリート寄りなアルバムだね。まさにGang Bang Musicだよ!今こそ、こういったストリート発のハードコアなヒップホップが幅を利かせるべきなんだ。だから、逆襲、としたのさ。ただ、ハッキリ言えるのは、俺はどっちのアルバムも大好きだってことだ。後悔する事は何もないからな。
- --- その新作のコンセプトは?
-
俺のアルバムだってこと。俺らしい・・・・。これじゃあ駄目かな?そうだな、『Revenge of The Barracuda』で目指したのは、ストリートに最高のウエスト・コースト・サウンドのアルバムを届けるということだよ。
- --- 前作に引き続き、ティーク&アンダー・デューのホールウェイ・プロダクションがメイン・プロデューサーについてますが、やはり彼らとは特に相性いいですね。あと、キューブ、メイレイ、ドッグパウンド、バッドラック、スーパフライ、ジュヴィナイルらゲスト・アーティストについても。
-
そうだな。今回のプロジェクトのほとんどを奴らがプロデュースしたんだけど、今回のアルバムの中でも一番相性が良かったのは奴らだと思うな。何せ、普段からスタジオで一緒に制作しているからね。他のプロデューサーもほとんどが、これまでに一緒に仕事をしたことがある人達なんだけど、俺は全員のファンだよ。どのビートもマジでイケてるからね。今後が楽しみなアーティスト、ってことでは、ラッパーでビートも作ってるメイレイだな。俺は参加したプロデューサーのファンだけど、それと同じで俺のアルバムに参加しているアーティストも全員尊敬しているよ!キャリアに関係なくね。
- --- 特にお気に入りの曲、そして自分でも最高のパンチラインだと思っているのは?
-
一番お気に入りの楽曲は、間違いなく「Walking In My Taylors'」だよ。この曲には、偽りの友情やラップ・ゲームに対する俺の考えが書かれているからね。 キラー・パンチ・ラインは、その曲にあるTake my legs from me look around and I'll be still there like Micheal Conception counting money in my Wheel Chair って部分だよ。
- --- 活動休止状態のウェストサイド・コネクションについてコメントして下さい。
-
ウエストサイド・コネクションは今までもこれからも、最高のチームだよ。確かにいざこざとかあったけど、また復活する時が来るんじゃないかな?俺一人では決められない・・・と言うか、この先に何が起こるかなんて、誰にもわからないものだけどね。
- --- ウェストコーストで今、他に注目している新顔のアーティストは誰ですか?
-
実は他のラッパーのリリース前の音源って全然聴いてないけど、ウェストには表に出てきていないアーティストも大勢いる。近い未来、たくさんの音楽が発信されていく気がするね。
- --- 先日(3月16日)にネイト・ドッグが亡くなりましたが・・・・。
-
ネイトは本当に凄い奴だったよ!彼はとにかく全く黙ることがない奴なんだ。よっぽど嫌いな人間と話しているか、ふざけているとき以外はね。スタジオで奴をフィーチュアした俺の曲「The Streets」をレコーディングしていたときのことを 覚えているんだけど、俺らはマジで話しまくってたにも関わらず、楽曲のことに関しては何一つ話さなかったんだ(笑)。奴は俺に作業に戻るように言うんだけど、次の日には何とコーラスが出来上がってるんだ。冗談かと思ったよ!結局仕上がった曲は、皆も知ってる通り、俺のベスト・ソングのひとつとなった。 R.I.P. Nate!!!
- --- ずっとバックDJを務めているパートナーであり、弟のDJクレイジー・トゥーンズについてもコメントして下さい。
-
DJクレイジー・トゥーンズのことを俺はCTって呼んでるよ。俺の弟なんだ。彼はこれまでもずっと俺の作品の指揮者でもあり、監視役でもあった。Toonesがフッドをあげたら、それはもうGOってことなんだ!
- --- 貴方は“C-ウォーク”の名手としても知られていますが、ステージやPVで初めてそれを披露したときのことを覚えてますか?
-
俺は89年にロウ・プロファイル(DJアラディンとのユニット。クーリオもサブ・メンバーだった)としてパフォーマンスを始めたんだけど、それ以来後ろを振り返ったことなんてないんだ・・・。だから、覚えてない。ただ、C-ウォークを初めてビッグ・スクリーンで披露したのが俺だってことは判ってる。あれは『You Are The One』と『Bow Down』を リリースした時だったな・・・。
- --- この後に予定されているプロジェクトがあれば。
-
俺の次なるプロジェクトは、ダズ&WCの『West Coast Gangsta Shit』っていうアルバムだよ!あと、メイレイのニュー・アルバムも楽しみだな。
- --- これまでの日本でのショウで特に思い出深かったのは?
-
これまでで一番最高だったのは2002年の来日の時だった。ファンのみんなは俺と俺のチームを受け入れてくれて、すべての楽曲を楽しんでくれた。まるで俺が『Raising Hell Tour』のRun DMCでもあるかのようにね!(笑)。 日本のファンのみんなへ、みんな大好きだし、いつもCTと一緒に祈っているよ。Much Love & Respect!
- 新譜Revenge Of The Barracuda
- 真正ウェッサイ・ファン素通り厳禁、Low Profile、WC &The Maad Circle、Westside Connectionでの活動でもお馴染み、西を代表する超・重鎮、WCが2007年の『Guilty by Affiliation』から3年半ぶりに待望のニューアルバムをリリース!前回は盟友、Ice CubeのLench Mobからのリリースでしたが、今回は自身のレーベル、Big Swangからの発売(配給はE1)。ゲストにはIce CubeのほかKokane、Dogg Poundらが参加。オフィシャル・リードシングルはIce Cubeと、King T周辺で活躍するLAのイケメンラッパーYoung Maylay改めMaylayをフィーチャーした重量級ウェッサイ・ファンク「U Know Me」!ナヨいオタク系ラッパーなんぞ簡単に吹っ飛ばされる男汁迸る「That's What I'm Talking About」も収録だ!うーむ・・・かっこよすぎるぜ、WC!男は黙って買いだ!
-

-

- Revenge Of The Barracuda (日本盤)
WC - 2011年4月20日発売
-

-

- Revenge Of The Barracuda (輸入盤)
WC - 2011年3月8日発売
-

-

- Guilty By Affiliation
WC - 2007年8月発売
-

-

- West Side Heavy Hitters
WC - 2004年10月発売
-

-

- Ghetto Heisman
WC - 2002年11月発売
-

-

- Shadiest One
WC - 1998年4月発売
-

-

- Low Profiles Greatest Hits
Dj Aladdin - 1998年4月発売
-

-

- Bow Down
Westside Connection - 1998年4月発売
-

-

- Terrorist Threats
Westside Connection - 2003年12月発売

ダブルシー(WC)は1970年8月9日生まれテキサス出身のラッパーで、89年にキャリア初となるLow Profile名義「We're In This Together」は現在もカルト的な人気を誇り、1991年にGファンク以前の隠れた名盤と知られる『Ain't Damn Thing Changed』、1995年にはクラシック「WestUp」を生み出した『Curb Servin'』などの素晴らしい作品や、コモンの「I Used To Love H.E.R.」を発端とするアイス・キューブとのビーフ勃発により、ウェストサイド・コネクションにマック10と召集され、『Bow Down』を発表。驚異的な売上げを記録し、一気にメジャーに進出。ソロ作品『The Shadiest One』はHIP HOP/R&Bチャート最高2位、2002年にデフ・ジャムリリース『Ghetto Heisman』(同7位)を獲得して、その名を全米にとどろかせた。その後も2007年にアイス・キューブ、スヌープ・ドッグ、ザ・ゲームなどの西の大物を招いて完成させた『Guilty By Affiliation』はYouTubeなどでPVがアップされたとたんに話題が飛び交った。
著名人からコメントが寄せられております!
ウエストサイド・コネクションのメンバーである、重鎮“WC”の最新作。進化系WEST COAST SOUNDを聞け!!
〜 DJ PMX
WEST COASTの重鎮。卓越したラップスキルは今も色褪せない。 ファン歴16年目だもんね。Dub Cya,nyyyya!!!!
〜 AK-69
レジェンドならではの「軸がブレない」、期待通り、いやそれ以上のスゲぇアルバム。 ボーナス曲含め全曲外しなし!
〜 FILLMORE


