HMVインタビュー:Jazmine Sullivan
Monday, November 22nd 2010
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このアルバムで私のいろいろな面を知ってほしい。私は2枚のアルバムを通して、私自身を少しづつさらけ出し、みんなに私を、そして私の音楽を感じて欲しいと思っているの。例えば恋愛においても、好きな男性に対して少しづつ自分を出していって、そして絆を深めてゆくでしょう。私はそんな風にファンの人たちと絆を深めていきたいの。私が伝えるべきことをファンの人には聞いて欲しい。
- --- シングル「ホールディング・ユー・ダウン(ゴーイン・イン・サークルズ)」ではたくさんのクラシックスがサンプリングされていますが、どういうコンセプトで制作したのでしょうか?
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この曲のサンプリング楽曲はすべてミッシーが選んだの。彼女はヒップホップの知識が豊富でしょ。私はゴスペル上がりのR&Bミュージシャンなので、正直ヒップホップはあまり詳しくないの。ヒップホップのテイストの曲をやる時は、いつもミッシーがいろいろなことを教えてくれて、この曲に使用されている90年代の楽曲やアーティストも彼女が教えてくれたわ。この曲はズバリ90年代そのもの!ファンの人たちはきっと、自分たちの青春を思い出すんだと思うわ。だから彼らはこの曲に反応しちゃうのね!私はそういう感情を人々に呼び起させたいと思ったし、この曲には最近の曲にはないリアルで生々しいエネルギーがあるわ。
- --- どのように制作は進められたのですか?
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最初にトラックをもらって、とりあえずコンセプトは先に考えず、何でもいいからリリックを書きなぐってみたの。少し経ってからまた見直してみたら、メロディーもリリックもばっちりマッチしているって感じたの。だからとても自然に生まれた曲で、歌詞が浮かばなかったり、悩んだりは全然しなかったわ。こういう工程でなければ「ホールディング・ユー・ダウン」っていう素晴らしい曲は生まれなかった気がする。自然に歌詞が浮かんできて、曲が仕上がっていく・・・それが良い曲が出来る前兆なの。
- --- 曲はすべて自分の経験から書かれていますか?
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すべてとは言えないわ。自分の経験以外のことも書くこともある。例えば他の人の恋愛を見ていてインスピレーションを得ることもあるし、客観的な立場だからこそ、冷静にその恋愛全体を見つめられることもあるでしょ。
- --- それでは自身の経験が反映されている曲は?
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たくさんあるけど、「バスト・ユア・ウィンドウズ」(デビュー・アルバム『フィアレス』1曲目収録)は実体験から書いた曲よ(笑)。実は本当に彼の車の窓ガラスを割っちゃったのよね(笑)。若気の至りってやつね。
- --- それでは、今作のシングル2曲「ホールディング・ユー・ダウン」と「10セカンズ」はどうですか?
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実体験とも言えるし、でもみんなにも当てはまるシチュエーションだと思うわ。この2曲に共通して言えるのは、この曲に出てくる男性たちは決して悪い恋人じゃないってこと。普段は優しかったり、自分を大切にしてくれるけど、正しくないことをした男性たちなの、わかるかしら?だから、その恋愛にピリオドを打つことがとても難しい。好きだけど許せない、複雑な心境を歌った曲・・・でも、誰でも経験のあることだと思うわ。
- --- 収録曲を簡単に説明してください。
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○「10セカンズ」
前作ではやはり「バスト・ユア・ウィンドウズ」が一番高く評価された曲となったのと、ジャズミン・サリヴァンの代名詞のような曲になったので、同じようなコンセプトの曲をまた作りたいと思ってできたのが「10セカンズ」。でもね、この中の主人公は「バスト・ユア・ウィンドウズ」とは全く違う結論を導き出すわ。この曲を作るときに「大人になったジャズミンなら、どうやってこの状況を対処するかな」って考えみたの。想像の中の私は「10秒あげるから、ここから出て行って!」って叫んでいたわ。少しは大人になったみたいね(笑)。「10セカンズ」は「バスト・ユア・ウィンドウズ」の大人の女性版ね!
○「グッド・イナフ」
女性はみんな、愛する人に常に(自分を)愛していて欲しいし、時にはそれを言葉や態度で示して欲しいことがあると思うの。でも世の中には、愛する人の存在を当たり前に感じたり、邪見に扱う人もいるのよね。そういう人たちに対してのメッセージ・ソングね。アーティストにはメッセージを届けるという権利があると思っている。だから私のメッセージが曲となって人々の耳に届いたときに、何か大切なことを気付かせるきっかけになるかもって、そう願って歌っているわ。
○「スタタリング」、「エクスキューズ・ミー」、「ラヴ・ユー・ロング・タイム」、「ドント・メイク・ミー・ウェイト」
これらの曲では私の“楽しくて、セクシー”な部分を見せたいと思って書いたわ(笑)。前作にはなかった試みね!80年代のサウンドを再現したいと思って、歌詞も意識して書いてるわ。アルバムの中では、ポジティヴな内容の曲で、結構大胆な歌詞も入っていたりするわ!
○「リデンプション」
この曲は2人の主人公(一人はドラッグ中毒者の女性、もう一人は女性を殴る男性)を通して、“暴力”がもたらす悲劇を歌った曲なの。とても深刻で、ヘビーな曲よ。何かパワフルなメッセージを込めた曲を作らなきゃって思っていて、それはラヴ・ソングではなく、もっと深い内容にするべきだって思ったの。ストーリーは私の空想。でも、書いているうちに自分でもコントロールできないくらい、どんどん言葉が浮かんできて、いつの間にか出来上がってしまった曲なの。
○「ユー・ゲット・オン・マイ・ナーヴズ」
これは「バスト・ユア・ウィンドウズ」の続編的な曲で、Ne-Yoに男性パートを歌ってもらったの。女性と男性のリアルな心の動きを表現しているわ。
○「フェイマス」
人は誰だって誰かに認められたいと思っているんじゃないかしら?存在を認めてもらいたい、自分のメッセージを聞いてもらいたい、そういう本音を曲にしたの。
○「ラヴ・バック」
失恋の曲だけど、決してネガティブじゃなくて、前向きで強気なの。『フィアレス』の中で泣いていたような女の子は成長し、ここまで強くなったって感じの曲ね! - --- アルバムの中でのお気に入り曲は?
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「フェイマス」という曲が一番気に入っているわ。まさに私の今の心境、そして小さな頃から夢見てきたことを正直に歌っている。
- --- アルバムに込められたメッセージを教えて。
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まずはこのアルバムで私のいろいろな面を知ってほしい。私は2枚のアルバムを通して、私自身を少しづつさらけ出し、みんなに私を、そして私の音楽を感じて欲しいと思っているの。例えば恋愛においても、好きな男性に対して少しづつ自分を出していって、そして絆を深めてゆくでしょう。私はそんな風にファンの人たちと絆を深めていきたいの。私が伝えるべきことをファンの人には聞いて欲しい。説明するのが難しいのだけど、私は例えば・・・身体の中に流れる血管で、そこから様々なメッセージを全体に届ける役目なの。人生は苦しいことも多いけれど、そんな時に私の言葉が人々の心に少しでも触れたら嬉しいと思う。私にはこれしかできないからね!
- ---今回もミッシーがプロデューサーとして参加していますが、ミッシーとの関係を教えてください。
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彼女はチーム・ジャズミンのキャプテンね!ミッシーはとても良い友人であって、信頼するビジネス・パートナーなの。彼女も私をすごく信頼してくれて、サポートし続けてくれている。まだ誰も私を気にしていなかった時期からずっとね! 私がまだ若い時、彼女がソングライティングをしている姿を見て、とても憧れたわ。それがきっかけでソングライティングを始めたんだけど、J Recordsとの契約が決まってミッシーをプロジェクトに迎えた時、彼女は私に「自分で曲を書いてみれば?」って言ってくれたの。時にプロデューサーは私たちをコントロールしたがることがあるけど、彼女は私を信用してすべて任せてくれた。「あながたやってみなさい」ってお姉さんみたいに言うのよ、それって簡単に出来ることではないわ。だからミッシーにはいつも感謝していて、チーム・ジャズミンにはなくてはならない人だわ。
- --- メアリー・J.ブライジとのツアーについての感想は?
まず、本当に素晴らしい機会を与えてもらって光栄に思っている。ずっと憧れていたシンガーと一緒にツアーができるなんて、本当に夢みたい。メアリーは本当に優しくて、素敵な人よ。リハーサルの時にいろいろとアドバイスをくれたりして、私のことを気遣ってくれるの。まだ今は仕事の時しか会えないけれど、仕事以外でももっと仲良くなって、もっと身近な関係になりたいわ。音楽だけでなく、人間的にも尊敬できるミュージシャンだわ。
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- Love Me Back
Jazmine Sullivan - 2010年12月8日発売
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- Love Me Back(輸入盤)
Jazmine Sullivan - 2010年11月30日発売
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- Fearless
Jazmine Sullivan - 2008年12月発売
シーンのトップランナーで、ヒップホップ、R&B界、最強のご意見番Zeebra氏より、絶賛コメントが到着!
リリース前からこんなに騒がれているアルバムも珍しいってぐらい業界内の注目度がスゴい。 聴いてみた感想としては、表現力の豊かさが尋常じゃない。 これこそ完全なNEXT LEVEL。 シングルだけでなく、アルバムを通して聴く事をお薦めします。Zeebra
プロフィール
伝説のヒップホップ・グループ、KING GIDDRAのフロントマンとして名を馳せたZeebra。日本語におけるラップを新たな次元へと引き上げ、ヒップホップ・シーンの拡大に貢献した立役者。97年のソロ・デビューからトップの座に君臨し続けるも、常に常に上のレベルを追求する姿勢に共感を覚えるリスナーも数知れず。音楽性の高さや技術、スマートなスタイルと存在感で男女問わずカリスマ的存在となっている。08年にはベスト・アルバム『The Anthology』を発表、自身初の武道館ワンマンを実現。今夏にはFUJI ROCK FESTIVALに出演、「KUROFUNE 〜FLOOR INVASION TOUR〜」と題した、DJツアーを全国各地で開催するなど幅広く活動。現在、洋楽曲中心で構成されているクラブのフロアを、日本語楽曲オンリーの選曲で構成するというコンセプトのもと、日本のクラブシーンへ新たなメッセージを発信し続けている。
Zeebra 最新シングル『Fly Away』発売中!
・初回生産限定盤(CD+DVD) BVCL-135〜6
・通常盤(CD) BVCL-137MURO氏からもコメント到着
ここ暫く自ら禁じ手にしていた90年代の口癖を、興奮冷めやらぬ今こそ解禁したい。こんな素晴らしいアルバムを届けてくれたジャズミン・サリヴァン、彼女こそ長らく出てこなかった<レディ・ソウル>の王冠の正統継承者だ。全ての音楽ファンは絶対に聴くべき!ハートを打ち抜かれること必至!マ・チ・ガ・イ・ナ・イ!MURO(KING of DIGGIN')
プロフィール
80年代後半からKrush Possee、Microphone Pagerでの活動を経て99年にソロとしてメジャーデビュー。世界一のDigger=King Of Diggin'として、MCのみならず、プロ デュース/リミックス/DJでの活動の幅をワールドワイドに広げている。“歌モノ仕事”では、安室奈美恵のヴィダル・サスーンCMタイアップ曲「Rock Steady(70s)」(アレサ・フランクリンの同名曲へのオマージュ)のプロデュースや、MISIA「Yes Forever」のリミックス、同じくMISIAの、(ジャズミン・サリヴァンも参加した)FIFAワールドカップ2010のオフィシャル・アルバム『LISTEN UP!』提供曲「MAWARE MAWARE」のプロデュース、フィーチュアリングで“アジア代表”としての世界デビューした他、あのグールーの最期作でもフックアップされていたAISHAのデビューEPのリード曲「Fallin' 4 U feat.DMC」のリミックスも担当したばかり。
MURO最新MIX CD
・『Da Originator〜Sampling Renaissance』
・12月15日発売予定
・TOCT-27007
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