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KOKIA セルフライナー!

Wednesday, September 15th 2010

KOKIA

世界待望。あの名曲をKOKIAが腕によりをかけて料理した、素敵な音楽のフルコース。
ヨーロッパが認めたワン・アンド・オンリーの歌声による、★★★三ツ星のカバーアルバム誕生!

KOKIA
『Musique a la Carte』 / KOKIA
2002年にリリースしたシングル「人間ってそんなものね」のカップリングに収録されていたレアトラック、「Moonlight Shadow」(マイク・オールドフィールド)をはじめ、昨年の配信限定シングル3部作のカップリングとして発表された「What A Wonderful World」(ルイ・アームストロング)、「Smile」(チャールズ・チャップリン/映画「モダンタイムス」主題歌)、「The Long And Winding Road」(ザ・ビートルズ)、そして今回新たにアイルランドでレコーディングされた「Love Me Tender」(エルビス・プレスリー)、「虹の彼方に」(映画「オズの魔法使い」主題歌)、「スカボローフェア〜詠唱〜」(サイモン&ガーファンクル)、国内レコーディングによる「明日に架ける橋」(サイモン&ガーファンクル)、「Bye Bye Blackbird」(スタンダード)の新録5曲を含む全13曲収録予定。原曲はいずれも個性的な男性ボーカリストの声が印象深い曲だが、KOKIA独特の包みこむようなぬくもりヴォイスによって、素晴らしい名曲に新鮮な魅力と驚きが加わった仕上がりとなった。誰もが知るロック、ポップス、スタンダードの名曲とヨーロッパが認めた歌声のコラボレーション。贅沢な大人のリラックスタイムを演出する、珠玉のカバーアルバムの誕生。


本人による全曲解説

カバーアルバムを作るにあたって・・・
私のオリジナルアルバムはメッセージ性の強い曲が多いので、どうしてもじっくりと聴き入ってしまう曲が多いように思います。今回のカバーアルバムはそんなオリジナル作品とは違って、少しライトにBGMとしても流せるようなテンションで作りました。誰もが知っている名曲を私風に料理してみました。みなさんお口にあうか?!是非、試してみて下さい。
KOKIA

1. 「What a wonderful world」(ルイ・アームストロング)
誰もが知っている名曲。とは、この曲のことではないでしょうか。
カバーアルバムであっても、私自身の音楽を通して伝えたいメッセージに沿ったメッセー時を持った曲を選びたかった。この曲は本当に感謝溢れる素晴らしい歌だと思います。

1968年発表、アームストロングの代表曲。発売当時は全英NO.1を獲得するのみだったが、1987年に映画「グッドモーニング、ベトナム」で使われ、全米32位のリバイバル・ヒットとなった。日本でも数多くのCMに使用されている最も有名なベトナム反戦歌のひとつである。KOKIA歌唱は、まるで母親が子供に歌う子守唄のように、優しく、パーソナルなアプローチだ。
2. 「Hallelujah」(レナード・コーエン)
小学校の頃、洋楽好きだった私はウォークマンでFMをよく聴いていました。その時、ラジオから流れてきたこの「Hallelujah」に衝撃を受けたのを今でも覚えています。以来、カバーするならこの曲を。っとずっと歌いたかった曲です。

カナダの小説家・詩人・シンガーソングライター:レナード・コーエンのアルバム「Various Positions」に収録。欧米ではクリスマス・ソングの超定番曲として知られ、最近では映画「ウォッチメン」(2009年)の中でも印象的に使われていた。日本ではいまひとつポピュラーではないのは、キリスト教史観をベースにした啓示的で難解な歌詞ゆえだろうか。KOKIAならではの豊かな表現は本アルバムの白眉。
3. 「Amazing Grace」(黒人霊歌)
多くの方に親しまれている曲なので、カバーをしている人もたくさん居ます。
その中で私らしいAmazing Graceになったなぁっと思っています。シンプルなので、原曲の美しいフレーズが際立ちます。              

世界中で人気の高いゴスペル曲。1772年に牧師ジョン・ニュートンによって作られたとされるが、諸説様々である。

4. 「Love me Tender」(エルビス・プレスリー)
愛する人を想う。そんな幸せに胸躍る昼下がりの午後。カーテンを揺らす心地の良い風を感じながら歌う主人公。そんな演出をイメージしながら歌いました。

今作のためにアイルランドで制作された新録テイク。1956年に5週連続NO.1を記録したプレスリーの代表曲。甘いラヴソングのプレスリー・ナンバーも、KOKIAのヴォーカル・アプローチによって恋人はもとより、家族、親子、友達とその対象が広がっていくファミリー仕様?の印象になるのが不思議。
5. 「Teo Toriatte」(クイーン)
スタッフからの提案で取り組んだこのQueenの曲は、私には強烈なインパクトのあるものでした。彼らのミュージカル的な楽曲世界を壊すことなく、少し歌い方をオーガニックな雰囲気にすることで、柔らかい印象に仕上げてみました。いかがでしょうか?

1976年発表の第5作「華麗なるレース」に収録されたクイーン・ナンバー。世界に先駆けて彼らを認めた日本のファンへの感謝を込め、歌詞に日本語詞が用いられている。キリスト教的な祈りのメッセージとKOKIAの歌唱とがマッチしたセレクト。
6. 「Over the Rainbow」(映画「オズの魔法使い」主題歌)
「あの虹の向こうに 何があるんだろう?」遠い空に想いを馳せる気持ちをつぶやくような雰囲気で、Whisper VOICEで仕上げてみました。

ジュディ・ガーランドが1939年のミュージカル映画の名作で披露し、アカデミー歌曲賞を受賞。200年の全米レコード協会選出「20世紀の名曲」NO.1、全米映画協会選出「アメリカ映画の主題歌・挿入歌ベスト100」NO.1など、世界で最も親しまれる曲のひとつ。
7. 「Black is the Colour」(アイリッシュ・トラディショナル)
アイルランドでアルバム制作をした際に出逢った曲です。地元ではとても有名なトラディショナル。そうした曲をアイルランドのミュージシャン達とレコーディングできたことは、素晴らしい経験になりました。

数多くのアーティストに取り上げられているケルト・ミュージックの代表的楽曲。「アイルランドのメロディは、日本特有の叙情的な韻律と非常に近いものがある」 と語るKOKIAだが、このカヴァーはそれを見事に証明してみせた。
8. 「Moonlight Shadow」(マイク・オールドフィールド)
アルバムの中で異色ともいえる?バンドサウンドで存在するこの曲。
私はこのアレンジも自身の歌もとても気に入っていて、何年も前にトライしたカバー楽曲だったのですけど、初のカバーアルバムを作ることとなった今回、どうしても入れたくて、収録することに決めました。

デビュー作『チューブラーベルズ』が映画「エクソシスト」(1973年)に起用されて一躍有名となったプログレッシブ系マルチ・ミュージシャン:マイク・オールドフィールド。1983年発表、初のボーカル入り大ヒット曲のカヴァーは、KOKIAの2002年発表シングル「人間ってそんなものね」 のみ収録のレアトラックで、アルバム初収録。ギタリスト西川進によるヒリヒリとした感受性豊かなアレンジと、KOKIAのボーカルの妙味は、10年近くを経た今でも新鮮。
9. 「Scarborough Fair」(サイモン&ガーファンクル他)
今回このカバーアルバムの為に新録した5曲のうちの1曲で、アイルランドでレコーディングされたものです。アイルランド特有のフェアリーチューニングの響きがこの曲の持つ、美しく切ない旋律によくあっています。

「Love Me Tender」 と同じアイルランド・セッションによる新録テイク。“詠唱(Canticle)”と名づけられたオリジナル歌詞との輪唱パートがアレンジされ、映画「卒業」(1967年)サウンドトラックに起用されたS&Gのバージョンが最も有名な、トラッドナンバー。KOKIAは伝統的な歌詞に得意の重層的コーラスワークを加えて料理した。特殊なオープンチューニングを施したアイリッシュギター、ケルトの代表的リズムパターンに乗った美しくスリリングな展開は、“妖精の国”アイルランドの森の中に迷い込むかのような幽玄なイメージをたたえている。
10. 「Bye Bye Blackbird」(スタンダード)
今回、どうしても私がカバーしたかった曲です。
最近では映画「パブリックオブエナミー」の中でも流れていましたけど、なんとも品があり、格好の良い曲です。ベースとボーカルの掛け合いが印象的なアレンジにしてみました。

1926年に作られ、同年ジーン・オースティンによって初めて吹き込まれたとされるジャズ・スタンダード。巣へと帰るツグミになぞらえ、黒人解放の祈りを込めたとされる。KOKIAの歌とウッドベースの珍しいデュエット・スタイル。新録セッションの東京編の最後にレコーディング。
11. 「The Long And Winding Road」(ザ・ビートルズ)
今回カバーをするのに、どの曲も原曲の雰囲気をそのままに残したアレンジになっている中で、唯一少しコードや雰囲気を変わった感じにしました。そうすることで歌詞の世界を少し演出してみました。

1970年発表のラスト・アルバム『レット・イット・ビー』収録。日米のみでシングル・カットされ、ビルボードNO.1を獲得した。ビートルズ終幕期の心境を吐露した歌詞に合わせてシンプルなバンド演奏を望んだポールと、豪華なオーケストラを演出したフィル・スペクターとの食い違いのエピソードが有名。鍵盤と弦が印象深い原曲をギターで解釈したKOKIAバージョンは、よりポールの意図に近いニュアンス。
12. 「Bridge Over Troubled Water」(サイモン&ガーファンクル)
アルバムのコースのメインを飾る曲です。
3拍子にすることでゆったりと温かく包みこむようなおおらかさがでました。

東京セッションによって生まれたもう1曲の新録。S&Gの代表曲は全世界で1,000万枚以上のセールスを上げ、グラミー最優秀アルバム賞を獲得した1970年発表の同名アルバムに収録。4拍子の原曲を3拍子で解釈し、より大きなタイム感でアレンジ。歌の難易度としては本アルバム中ナンバーワンの難曲といっても過言ではなく、KOKIAの技術・表現力の真価が発揮されたカヴァーだ。
13. 「Smile」(チャールズ・チャップリン/映画「モダンタイムス」主題歌)
大好きだったマイケルもカバーしていたチャップリンの名曲。
マイケルやチャップリンがたくさんの人に笑顔を届けたことを思い出しながら、録音しました。マイケルのカバーしたヴァージョンに敬愛の気持ちを込めてアレンジした作りになっています。

喜劇王チャップリンが名作「モダンタイムス」(1936年)の主題歌として自ら書下ろした名曲。故マイケル・ジャクソンが生前最も愛した曲としても知られている。マイケルはKOKIAのアイドルでもあり、今回のセレクトとなった。
14. 「Desperado」(イーグルス)
この曲を歌ったのは数年前、映画の中で使われるあるシーンの為の出来事でした。以来、たくさんの方が私の歌うヴァージョンを好きだと言って下さり、今回アルバムには収録されないはずだったのですけど、どうしても!の要望にデザートとして収録が決まったんです。男性ボーカリストがカバーをすることはあっても女性ボーカルでこの曲を聴く機会はなかなかないかもしれませんね。

KOKIAによる洋楽カヴァーのア・ラ・カルト料理の締めくくり。映画「ホテルビーナス」の挿入歌としてレコーディングされた人気テイクを、日本盤のみ収録した特別デザート(ボーナス・トラック)。「ホテル・カリフォルニア」 と共にイーグルス人気曲のツートップに位置する名曲。

KOKIA 近作をおさらい!