ジャズ定盤入門 =第十三回=
for Bronze / Gold / Platinum Stage.
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今回の主役の「定盤」その2
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Live At The Village Vanguard
Michel Petrucciani
Price (tax incl.):
¥2,200
Member Price
(tax incl.):
¥1,914
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Deleted
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今回の主役の「定盤」その3
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3 Am / Cocktails For Three
Georges Arvanitas
Price (tax incl.):
¥2,090
Member Price
(tax incl.):
¥1,818
Multi Buy Price
(tax incl.):
¥1,818
Arrival Pending
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このアルバムが最高傑作だと思います
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`...Nothing Like The Sun`
Sting
Price (tax incl.): ¥2,075
Member Price
(tax incl.): ¥1,910Release Date:07/March/2007
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Deleted
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ジャズ担当者が選んでくれた「おすすめのピアノ定盤」のリストには、まだまだ大物の名前が残っているのだが、全く見知らぬ名前もいくつかあった。担当者に訊いてみると、それらは全てヨーロッパのアーティストとのこと。考えてみれば、ヨーロッパのジャズ・ミュージシャンのアルバムはまだ聴いたことがなかったので、今回はそれらをまとめて聴いてみることにした。
まず1枚目は、
リストに「現代最高のコンポーザー・ピアニスト」との注釈が付いていた、エンリコ・ピエラヌンチ(トリオ)の95年作『シーワード』。
以下は担当者のコメント
「こちらはイタリアのコンポーザー&ピアニスト。ヨーロピアンの気品と風格が漂うオリジナル・ナンバーで異彩を放つ巨匠です。クオリティの高い作品を驚異的なペースで出し続けていますが、その中でも最高傑作といえるのがコレ。冒頭の一音から圧倒的にダークで、ロマンチシズムを滲ませたコンポジションは、この人ならではの世界観です。」
2枚目は、少し時代を遡り、「強烈なタッチのピアニスト」という注釈が付いていた、ミシェル・ペトルチアーニ(トリオ)の85年作『ライブ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード』。
「フランス最高とも評されるピアニスト。とにかくタッチが明瞭で、音の粒立ちがはっきりしているテクニシャンです。その独特のピアニズムが冴えるビル・エヴァンス作の1曲目やセロニアス・モンク作の8曲目、ドライヴ感あふれるソニー・ロリンズ作の2曲目など、ライヴならではの、ハイテンションな演奏。」
実は、この人は生まれつき骨形成不全症という障害を背負っており、
身長は1メートルほどで、普段の移動にも難儀するほど骨がもろかったという話なのだが、そんなことは微塵も感じさせない力強い演奏がぎっしり詰まっている。
ちょっと話が反れるが、身体の成長に障害を持ちながらも天賦の才能を発揮した偉大な芸術家と言えば、セザンヌやゴッホ、ルノワール、モネ、マネ、ドガなどとともに19世紀フランスの印象派全盛期を生きた画家、トゥールーズ=ロートレックを思い起こす。身体的障害の有無と作品の評価は別次元のものであるべきだとは思うが、それでもこの二人の作品から溢れるエネルギーには、驚嘆せざるを得ない。奇しくも二人とも36歳でこの世を去っているが、その短い人生で遺したものはあまりにも大きい。
以下は担当者のコメント
「こちらもフランスを代表する名手。バックは当時ブルーノートなどで大車輪の活躍をしていた黒人ジャズメンの二人。バド・パウエルを根底にしながらも、オーソドックスで洒脱な演奏は、この時代の雰囲気と、アルヴァニタの持ち味が良く出ています。細部のディティールにまでこだわった90年代の澤野工房のLP復刻は、大変話題となりました。」
担当者のコメントに出てきた“バド・パウエル”は、私はまだ作品未聴のアーティストであるが、「モダン・ジャズピアノの祖」と称され、ピアノ、ベース、ドラムスによるいわゆる「ピアノ・トリオ」と言われる形式を創った人なのだそうだ。全盛期は40〜50年代だったらしい。
ヨーロッパには、アメリカでは稀有な存在だったビル・エヴァンスのような、クラシックの素養をもともと下地に持っているアーティストが多く、ヨーロッパならではの気品が滲み出ている作品が多いようだ。以前『ジャズと言ったらもっぱら「ピアノ・トリオ」しか聴かない、という方もいらっしゃる』と書いたことがあるが、そんな方の多くはヨーロッパ産がお好みらしい。