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『アニメロサマーライブ2010』ライブレポ!(二日目〜8月29日公演〜)

Friday, September 3rd 2010

Animelo Summer Live 2010 -evolution- ライブレポート!

Animelo Summer Live 2010 -evolution- ライブレポート!(二日目〜8月29日公演〜)

アニメソング界のトップアーティストが一堂に会する真夏のビッグ・イベント『Animelo Summer Live』が今年も開催!
誕生より6年目を迎えた2010年は、「-evolution-」をテーマに掲げ、30組のアーティストが夢の競演!
さいたまスーパーアリーナを舞台に、2日間にわたって開催された熱いライブの模様を、HMVアニメ!特派員四名が僭越ながらレポートさせていただきます!!

※画像はクリックすると別ウィンドウで拡大表示されます。



茅原実里

一日目よりも更に熱いテンションに包まれた二日目のトップバッターは茅原実里さん!May'nさんとの奇跡のコラボ実現で歌う『創聖のアクエリオン』にのっけから会場騒然。早くもウルトラオレンジサイリウムの海が形成されてました。そのテンションを引き継いで茅原さん一人で歌うは…『Pradaise Lost』!!みのりん最強の必殺曲に、観客一丸の轟音が響き渡ります。続いて二曲目は『優しい忘却』。前曲の熱狂を心地良くクールダウン、会場中を優しく包みこむブルーサイリウムの光が幻想的でした。茅原実里、今年の夏の思い出を語るMCの後、ラスト曲『Freedom Dreamer』。一体感が楽しいこの曲で、来場者全員、笑顔でジャンプ! [ゲル]

milktub

茅原さん退場から間髪入れずにスカロック風のイントロが鳴り響き、ツタンカーメンな被り物をしたmilktubさん登場!「ブッ飛んでいこうぜ!」の煽りから『バカ・ゴー・ホーム』!ライブ映え抜群のこの曲で会場のハートを一気に掴み、半ば合唱状態で駆け抜けます。歌い終わりに被り物を脱いで、MCパート。『バカテス』OVAにED曲担当になったことを報告すると、会場をコールアンドレスポンスで温め。『学園天国』や『いますぐKiss me』、『survival dAnce』のフレーズを投げかけるも、完璧に対応する会場の大群集がスゴイ。次曲『Happy Go!!』でも「1.2.イヤホイ!」のコールアンドレスポンスを面白いように決めて会場を支配していました。 [ゲル]

サイキックラバー

「珍しいナンバー、彼らと共に歌いたいと思います!」milktubさんの呼びこみとともに流れる『Get Wild』のイントロ。そしてサイキックラバーが登場し、コラボで歌いあげます。会場からは「Get Wild and Tough!!」の大合唱。バトンタッチしたサイキックラバーは『超!最強!ウォリアーズ』を挨拶代わりにお見舞い。一気に盛り上がったところで…「まだまだ皆には熱くなってもらうぜ!一年間待たせたこの曲を炸裂させる前に、皆の叫びを聞かせてくれ!!」そしてお馴染みのフレーズを「さいたま」や「アニサマ」に置き換えたコールアンドレスポンスから…『侍戦隊シンケンジャー』!!誰もが待ってたこの曲に会場大揺れ!!あっぱれ!!! [ゲル]

Crush Tears

「行くぞ!アニサマーー!!」YUの絶叫ともにCrush Tearsが登場し、『Astro Rider』を披露。歌終わりのMCでは奇声を張り上げまくるYUに、会場から「画伯〜」の温かいコールが。そして話は昨年のアニサマに“大槻ケンヂと絶望少女達”の一員で出場した時のことに。「ヘッドバンギングをしすぎて、袖に行ってから失神しましたー!」「ということで“要注意人物”の肩書きをいただいたので、今回まさか出れるとは夢にも思っていなかったーー!!」個性全開の自虐MCに会場大盛り上がり!暖まったところで『Communication Brakdown』を歌い、颯爽と去っていくYU氏。ボーイッシュな衣装も相俟ってイケメンすぎました! [ゲル]

飛蘭

『劇場版 ブレイク ブレイド』エンディング主題歌『SERIOUS-AGE』とともにステージに現れた飛蘭さん。抜群の歌唱力で会場をねじ伏せる迫力満点のステージを展開。MCではちょっと涙ぐみながら、ステージに立てることに対する感謝、ファンへの感謝を吐露。「みんなの笑顔を守りたい。」続いて『白騎士物語』オープニング『戦場に咲いた一輪の花』を歌って、とどめはアニメ『聖痕のクェイサー』第一期オープニング、『Errand』!真っ赤なサイリウム一色に染まった会場の圧倒的な熱気は、多くの紳士の心を震わせたことでしょう! [ゲル]

ミルキィホームズ

「はじめまして〜ミルキィホームズで〜すっ!!」ヌイグルミみたいなロリロリフリフリカラフルな衣装に身を包んだ四人組がセンターステージに突如出現!インパクト抜群の電波ソングに、可愛らしすぎる振付と声優ボイス。男子ならふにゃけざるを得ない破壊力で、一曲ながら強烈なインパクトを残した、PSPゲーム『探偵オペラ ミルキィホームズ』オープニング曲、『雨上がりのミライ』。ここまでファンタジックなアイドルは昨今珍しい!これは10月からのテレビアニメもちょっと楽しみになりました。 [ゲル]

奥井雅美

アニサマの女番長、奥井雅美見参!!『真・恋姫†無双〜乙女大乱〜』オープニングテーマ、『恋華大乱』は会場モニターにアニメのオープニング映像がそのまま映し出されるナイスな演出。権利が難しいアニメ作品の映像を流すこの演出が今回のアニサマでは何度も見られ、お客さんにとっては嬉しい“進化”を見て取れました。次曲は本人も「アニサマでスローな曲を歌うのは初めて」と語った『Flower』。素晴らしい歌唱力でしっとりと、情感を込めて歌い上げられるミディアムテンポ曲に、観客もしばし聞き惚れていました。 [ゲル]

彩音

彩音さんが去年に引き続きアニサマのステージに。TVアニメ『11eyes』オープニングテーマ『Arrival of Tears』を、衣装のジャケットを脱ぎ捨てながら熱唱。短いMCを挟んでニンテンドーDS『ひぐらしのなく頃に絆』主題歌『Angelic Bright』。ハスキーな声質と打ち込みのアッパーなサウンドのマッチングがすごくカッコいい曲ですね。そしてここでコラボ企画、飛蘭さんを招聘してアニメ『シャーマンキング』のオープニング『Northern lights』を披露。会場人口の多そうな20代にはド真ん中、堪らない選曲だったと思います。 [ゲル]

桃井はるこ

毎年全力全開のパフォーマンスで観客の心を打つモモーイこと桃井はるこさんがここで登場!宇宙人のようなロボットのような、インパクト満点の衣装で現れ、中毒性高いのアニメ声で『トンドルベイビー』を歌い切ります。MCをしながらショルダーキーボードを装備し『21世紀』を激しくアクションしながら歌った後は、『勝利の女神☆』で会場皆でタオルパフォーマンス。衣装の袖の形状が特殊で、うまくタオルが振れないながらも懸命に手を振って会場の応援に応える桃井さん。今年も妥協なき心意気を存分に見せつけたワンシーンでした、が…最後の会場全体で締め!のタイミングを失敗!いい意味で見事なドジっ子ぶりも健在でした! [ゲル]

遠藤正明

昨日はJAM Projectとして、そして本日はソロで登場の遠藤正明さん。大人の余裕の歌唱力&佇まいで歌い上げる『BELIEVE IN NEXUS』で貫禄たっぷりのステージングを熱く展開します。そして、2曲目は珍しいバラード曲『Carry On』を披露。熱さ溢れる歌詞&泣き要素の強い曲調…古き良き男のロマンの世界を想起させる、心に響く曲でした。情念たっぷりのクライマックスから演奏が止み、遠藤さんの「Foever」の歌声だけが響き渡る部分では、思わず鳥肌が立たんばかりに心が震えました。 [ゲル]

ALI PROJECT

ALI PROJECT アリカ様は盛りに盛られた花魁衣装で登場『ローゼンメイデン・オーベルテューレ』のOP『薔薇獄乙女』を荘厳なストリングスアレンジで聴かせ、まだオンエアされたばかりの『刀語』新OP『刀と鞘』を披露。そして花道、中央ステージでの殺陣パフォーマンス!そしてMCで沸かす沸かす。「妖怪花魁百鬼夜行 ALI PROJECTです。今年もまたみなさんにお会いできて嬉しいでありんす。何せカツラが重すぎる。」等々妖しいトークでグイグイ引き込みます。そしてゲーム『フェイト/エクストラ』の主題歌『亂世エロイカ』をなぜか「皆さんゲームばかりしてはいけません!」と一括してから妖艶に歌い上げ、観客をアリプロの世界観に見事に引きずりこむ事に成功しました。  [エコ]

May'n

オープニングで『アクエリオン』を歌い上げ会場のテンションをいきなりMAXに引き上げたMay’nがここで満を持しての登場!『劇場版マクロスF』から『ユニバーサル・バニー』を披露。ガラッとシェリル・ノームにチェンジするMay’n。安定した低音と伸びのある高音を駆使し、超絶難曲を、ダンサーを従え切れのいいダンスをしながら、見事に歌い上げる姿はまさに「銀河の妖精」。続くはゆったりしながらも壮大な曲、現在放送中『最強武将伝・三国演義』のEDテーマ『愛は降る星のごとく』。これはもっと多くの人に知ってほしい名曲です。そして落ち着いたところをこれまた現在放送中の『オオカミさんと七人の仲間たち』のOPテーマ『Ready Go!』で爆上げ!  [エコ]

田村ゆかり

『B型H系』の主題歌『おしえてAtoZ』のイントロが流れた瞬間、地鳴りのような歓声と共にさいたまスーパーアリーナがピンクのサイリウム一色に染まった。遂にゆかりんこと田村ゆかりの登場。アニサマに三度、大天使様が降臨されたのです。ここまでで最大クラスの大合唱から続く2曲目へ突入、『魔法少女リリカルなのは』関連曲から『Tiny Rainbow』をしっとりと歌い上げます。その後、魅力爆発のMCへ。ゆかりんの一挙手一投足一発言に目が耳が神経が奪われます。会場中を虜にした後(文字通り心を鷲掴み)、「隣の人がポカンとしていても「かわいいよ!」って言ってほしいです!」の掛け声から『fancy baby doll』へ。誰もが参加できる選曲に歓喜の絶叫!もちろん「世界一かわいいよ!」の大コール!間髪いれずに4曲目『You & Me』!ここでゲストのmotsuさん登場。ここまでで最高潮だと思われた会場のテンションが更に上がりレッドメーターを振り切りました。前回ツアー、テレビ出演時ともはや伝説と化したゆかりんwith ゆかり王国民の超絶パフォーマンスは参加型エンターテインメントの一種の完成形と言っても過言ではないでしょう。最後に「ゆかりん世界一かわいいよ!」  [エコ]

KOTOKO

とめどなく続くクライマックスの終着点が見えてきた中、ここにきて登場したのはここまで参戦がトップシークレット扱いされてきたKOTOKO!場内に流れるインストからアニメ『おねがい☆ティーチャー』OP『Shooting Star』のイントロに繋がるとまさかの登場に場内騒然。そして「前日の青森公演から駆けつけてきました!」に大歓声。そして秋アニメ『もっとTo LOVEる』のOPに決定した『Loop-the-Loop』を惜しげもなく披露。そしてMC中から専属バンドに奏でられていたインストから『神無月の巫女』OP『Re-sublimity』に雪崩れ込む演出はさすがに完成度が高い。アニサマならではの選曲はシークレットゲストとしての役割を充分すぎるほどに果たしていたと思います。  [エコ]

水樹奈々

さいたまスーパーアリーナは次の出演者が最後の一人だという事を分かっている・・・。登場前から異様な期待感がビリビリ伝わります。そして二日間に渡る『Animelo Summer Live 2010 -evolution-』の大トリ水樹奈々の登場に歓声とウルトラオレンジが大爆発!1曲目は『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』の挿入歌『Don’t be long』!映画での使用シーンを思い出すだけで目頭が熱くなります。そのまま最新アルバムから『NEXT ARCADIA』を炎巻き上がる中、熱唱。ここでMC。真っ赤なドレスで背中レース、へそ出し姿の奈々様に「回ってー」の大合唱。奈々様「私、堪忍袋の緒が・・・切れません!」と、それでも食い下がる観客に「私、堪忍袋の緒が・・・切れました!」とついにキュアブロッサムやってくれました!切れたとは言いつつもちゃんとくるっと回ってくれた奈々様本当にお優しくセクシー。そしてまたしても「劇場版なのは」から主題歌『PHANTOM MINDS』で渦巻く熱気の中、震えと鳥肌が。そしてラストは『UNCHAIN∞WORLD』をこの曲なら奥井雅美さんしかいないという絶妙なコラボで!そして大団円へ・・・。  [エコ]

アンコール

鳴り止まないアンコールの中、アニサマ2010Tシャツに身を包んだ全出演者が勢揃い。中央に水樹奈々さんと田村ゆかりさんの図は個人的にも胸が熱くなりすぎてメルトダウン寸前。そして懐かしの2007テーマソング『Generation-A』を披露!そして出演者からのコメントとステージを盛り立ててくれた立役者のサポートメンバー、アニサマバックバンドの紹介を経て、二日間に渡ったアニサマを締め括るのは2010テーマソング『evolution 〜for beloved one〜』。出演者全員で歌い上げ大感動のフィナーレ!そしてスクリーンには『Animelo Summer Live 2011』の開催決定のアナウンス!!本当にアニメやアニソンが好きな出演者、関係者、観客が集まった素敵なイベントでした。アニソンは世代を超え、進化を続け、ファンを増やし続けています。HMVアニメ部は終演後、前日に続きまたしても大宮に乗り込み、これからの「わたしたちにもできること」を改めて決意。アニメ最高!音楽最高!アニソン最高!出演者の皆様、観客の皆様ありがとうございました!  [エコ]

Animelo Summer Live 2010 -evolution- 8月28日公演 セットリスト


1 『創聖のアクエリオン』 / 茅原実里×May'n
2 『Paradise Lost』 / 茅原実里
3 『優しい忘却』 / 茅原実里
4 『Freedom Dreamer』 / 茅原実里
5 『バカ・ゴー・ホーム』 / milktub
6 『Happy Go!!』 / milktub
7 『Get Wild』 / サイキックラバー×milktub
8 『超!最強!ウォーリアーズ』 / サイキックラバー
9 『侍戦隊シンケンジャー』 / サイキックラバー
10 『Astro Rider』 / Crush Tears
11 『Communication Breakdown』 / Crush Tears
12 『SERIOUS-AGE』 / 飛蘭
13 『戦場に咲いた一輪の花』 / 飛蘭
14 『Errand』 / 飛蘭
15 『雨上がりのミライ』 / ミルキィホームズ
16 『恋華大乱』 / 奥井雅美
17 『Flower』 / 奥井雅美
18 『Arrival of Tears』 / 彩音
19 『Angelic bright』 / 彩音
20 『Northern lights』 / 彩音×飛蘭
21 『トンドルベイビー』 / 桃井はるこ
22 『21世紀』 / 桃井はるこ
23 『勝利の女ネ申』 / 桃井はるこ
24 『BELIEVE IN NEXUS』 / 遠藤正明
25 『Carry On』 / 遠藤正明
26 『薔薇獄乙女』 / ALI PROJECT
27 『刀と鞘』 / ALI PROJECT
28 『亂世エロイカ』 / ALI PROJECT
29 『ユニバーサル・バニー』 / May'n
30 『愛は降る星のごとく』 / May'n
31 『Ready Go!』 / May'n
32 『教えてA to Z』 / 田村ゆかり
33 『Tiny Rainbow』 / 田村ゆかり
34 『fancy baby doll』 / 田村ゆかり
35 『You & Me feat.motsu』 / 田村ゆかりfeat.motsu
36 『Shooting Star』 / KOTOKO
37 『Loop-the-Loop』 / KOTOKO
38 『Re-sublimity』 / KOTOKO
39 『Don't be long.』 / 水樹奈々
40 『NEXT ARCADIA』 / 水樹奈々
41 『PHANTOM MINDS』 / 水樹奈々
42 『UNCHAIN∞WORLD』 / 水樹奈々×奥井雅美
〜アンコール〜
EN-1 『Generation-A』 / アニサマ2007テーマソング
EN-2 『evolution 〜for beloved one〜』 / アニサマ2010テーマソング

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