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【第2回】SEBASTIAN X 「サファイア大百科」

ROCK NEXT STANDARD

Wednesday, July 21st 2010

Sebastian X

SEBASTIAN X 永原真夏の“サファイア大百科”コラム

皆さんこんにちわ!SEBASTIAN Xボーカルの、永原真夏です。
2回目のコラムで早速〆切にヒーヒー言っている私です。いや〜ほんと、今までの人生、〆切に助けられてここまできたようなものです。〆切のおかげで幾つのことをクリアできたことか!神様仏様〆切様であります。
もし〆切が無ければ人生どうなっていたことか…考えるだけで恐ろしい…。
ありがとう〆切さん!これからもよろしくね!

ということでさてさて皆さん、少女漫画は好きですか?私は大大大好きです!!!!
もはや生き甲斐と言ってもいいかもしれません。眠るように、食事をするように少女漫画を愛読し、時には母のように子のように友のように触れ合ってきた少女漫画たち。嗚呼、考えるだけで胸が苦しい。
そしてその耐えぬ情熱の始まりには、『美少女戦士セーラームーン』という作品がありました。
てことで今回はセーラームーンを中心に、数ある少女漫画の中でも、戦闘魔法少女についてをテーマにしようと思います。

小学校にあがる手前の私は、セーラームーンにその持ちうる情熱の全てを費やしました。
宇宙と宝石と歴史と友達と愛と正義…。好きなもの全てがここにあります。人生の教科書といってもいいかもしれません。
未だに腹の立つ人間がいると心の中で「ムーントワイライトフラーッシュ!」と叫んでシバいていますし、クリスタルの指輪等を見かけると「まっ、幻の銀水晶だわ!」と思って購入してしまいます。
二年前に髪型をおかっぱにした時は「うふふのふ…これで私も土萌ほたる…」と狂喜乱舞し、現在は月野うさぎ級のロングヘアーになろうと絶賛伸ばし中です。
一生を共にする相手も、できればタキシード仮面様のような、優しくて柔軟で賢く、頼り甲斐のある男性がいいです。例え「タキシード・ラ・スモーキング・ボンバー!」と、突然叫びだすようなことがあっても、その誠実さがあれば目を瞑れます。
ちなみにタキシード仮面様の誕生日は、SEBASTIAN Xのセカンドミニアルバムの発売日の前日、8月3日です。みんなで前祝いしましょうね!

大人になって思うのは、セーラームーンは何がいいって、やはり制作サイドの愛情を強く感じるというところじゃないでしょうか。
原作者の武内直子さんは、「セーラー戦士が大好きだ」「みんなが活躍してくれて嬉しい」と繰り返し語っていますし、セーラームーンがいわゆるオタク層だけでなく、しっかりと幼き少女たちに届いたのは、アニメの演出の丁寧さがあって、そして愛情があったからだと思います。
セーラームーンアニメの演出は、引きや客観の美学で構成されていると私は思っています。そしてその演出は愛情です。客観視できる演出が、セーラー ムーンが「セーラー服を着た美少女が短いスカートで戦うちょっと狙った漫画」になることを回避し、そして本来の「ナチュラルな少女漫画」として私たちの元 へ届いてくれたんだと思います。
作品に対する制作者側の愛情は、受け手が意識せずとも作品に表れるものだと、大人になってからセーラームーンを通して学びました。

セーラームーン後の戦闘魔法少女漫画遍歴は、CLAMPさんの『魔法戦士レイアース』、種村有菜さんの『神風怪盗ジャンヌ』等と続いていきます。
今ふと思ったのですが、戦う少女達に魅力を感じるのは、もしかしたら少年には無い母性的な強さを感じるからかもしれませんね。
守るためには戦わなければいけないということ、しかしそれぞれに生活があるというジレンマ。そしてそれらを全て受け止め、向かい歩むことのできるしなやかな強さは、どことなく母親像を思い出させます。

皆さん、少女漫画は好きですか?
しつこいようですが、私は大大大好きです。
例えば、恋や魔法や宝石などを一方に乗せ、法律や常識を他方に乗せた天秤があるとすると、その天秤はどちらにも傾くことなく平衡を保つ。
それが私の思う、戦闘魔法少女漫画であります。

 第1回目の“サファイア大百科”はコチラ
 “サファイア大百科”一覧はコチラ
 【インタビュー】 SEBASTIAN Xはコチラ

第2回目のオススメディスク

金延幸子
『み空』 / 金延幸子 ※現在廃盤
全編にわたって、とても綺麗で好きです。とくに歌詞が好き。このCDに入っている『青い魚』という曲を、SEBASTIAN Xの前前進バンドで、キーボードのありりとツインボーカルでコピーしました。フォーキーなこの1stとはうって変わって、SACHIKO&CULTURE SHOCK名義で出した2ndが激ニューウェーブなところにも注目して欲しいです。
(永原真夏)



SEBASTIAN X 新作出ます!

SEBASTIAN X
『僕らのファンタジー』 / SEBASTIAN X
前作からわずか9ヶ月で、早くも新作リリースが決定!2nd Mini Album『僕らのファンタジー』を8月4日にリリースする。すべて書き下ろしの新曲8曲に、CDのみボーナストラック1曲収録となる。Vo.永原真夏が寄せたメッセージからもその充実ぶりが垣間みれる新作、どのような出来になっているかも楽しみなところ。


1stも要チェック!



SEBASTIAN X profile

SEBASTIAN X ( L to R )
沖山良太 , 永原真夏 , 飯田裕 , 工藤歩里

08年2月結成の男女4人組。08年6月初ライブを行なう。その後ハイペースなライブ活動を展開。
08年8月に完全自主制作盤『LIFE VS LIFE』リリース。新世代的な独特の切り口と文学性が魅力のVo.永原真夏の歌詞と、ギターレスとは思えないどこか懐かしいけど新しい楽曲の世界観が話題に。なんだか凄いことになってるインパクト大のパフォーマンスも相俟って、ライブハウス・シーンでも一際目立ちまくっている存在に。
09年11月6日に初の全国流通盤となる『ワンダフル・ワールド』をリリース。
10年8月4日、早くも2nd Mini Album 『僕らのファンタジー』をリリース!!!

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