お待ちどう様でした。5回目を迎えた世田谷系ノスタルジックヒxプホxプポxセWEEKEND企画!"WEEKEND'DISC'USSION"!!!
毎回、WEEKENDに影響を与えた90年代の名盤ジャケを、有りモノ、借りモノでコスプレ&完コピ!
撮影から対談、文字起こしまで全て自分らでやっちゃうDIYな予算ゼロ企画!
今回はサニーデイ・サービス、97年の名作『愛と笑いの夜』をディグ!
さぁさぁ、下記ホンモノと完コピ!
よーく見比べてみてくださーい。
なんと今回のディスカスはスペシャルなゲストが登場!
デザイナー / イラストレーター / まんが家の小田島等さんです!!!
『愛と笑いの夜』のデザイナーでもある、このお方と対談とは!!!
『WEEKEND“disc”ussion』ついにここまで来ました!
今回はコスプレするのはコレ!
サニーデイ・サービス『愛と笑いの夜』
 『愛と笑いの夜』サニーデイ・サービス高校時代、同級生でバンド仲間の森谷くんにもらったカセットテープ、A面が「忘れてしまおう/白い恋人/サマーソルジャー」、B面がホフディラン「恋はい つも幻のように/夢にでてきて/やよいさん」だったような。結果、「忘れてしまおう」をコピー……
ぜんぜんダメだった。当時は「忘れてしまおう」の灰色感や"愛"と"笑い"の夜ってなんのことだか分からなかったけれど、積み重なる景色の描写に、なんだか大人(高校生からするとだが)な雰囲気だけ分かったつもりでいた……その後、住んでた池尻大橋からひとり下北へ向かった夏の日に、偶然歩いた京王線沿いが個人的にサマーソルジャーでした。景色に感情が追いついた。成長するってこと。
(寺澤K太郎)
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WEEKEND企画 ディスカス #005 『愛と笑いの夜』サニーデイ・サービス
アノニマス【anonymous】とは
[形動]作者不詳の。匿名の。また、無名の。
恵比寿の駅から少し離れた裏通りにある某ビルは1階がアートブックなどを販売する本屋になっていて、2階はギャラリー。4階はカフェだった。けれど、3階は『何もない』ただの無名の白い部屋。実は WEEKEND の3人+1人にとってはこの3階の無名の白い部屋は、非常に深い縁がある場所なのだけれど、それは別の話。そんなことはつゆ知れずな小田島さんに誘われるがままに案内された場所が、たまたま、誰も意図せずに、ここだっただけで、この3階の何もない、白い空間で、WEEKEND の3人+1人は、ゆっくりゆっくり静かに、でもたしかに熱い息を荒げて、話したのでした。
やっぱりこうツルツルなものに対しての反作用反応みたいなのはあったよ。(小田島)
小田島 「すごいねー。よくやったよねー。」
全員 「ありがとうございます。」
小田島 「わりと加藤くんの田中くんが似てるよねー。」
加藤 「これ目線とかすごい大変だったんすよね。ずっと斜め見てなきゃいけなかったんで。」
寺澤 「丸山さんはモニカさんと骨格が似てないからあまり似てないけど、泉水くんは雰囲気でたねー。」
加藤 「シャツとかこのタートルネックのセーターとかどーすんの!?って感じでしたね。今回はホント。」
モニカ 「タートルネックに関しては下北中の古着屋を回ってやっと1件。」
小田島 「そうなんだー。あ、あとこれ『ウィーク・エンド』にちゃんと『・』入れてんだー。」
寺澤 「そうなんですよ!昨日の夜作業しててハッと気づいて、サニーデイ・サービスに『・』入ってる!って思って急遽入れたんです。」
小田島 「そうなんだー。こういうの嬉しいねー。ここ書いた方が良いよ、WEEKEND ちゃんと『・』入れてます!って。」
寺澤 「むしろ作業するまで全然気づかなかった作業をしてるのが凄いなって。」
小田島 「(『愛と笑いの夜』の)ロゴとかもちゃんとシュミレートしてるよねー。」
 『愛と笑いの夜』ロゴ・オリジナル
 WEEKENDが完コピした『愛と笑いの夜』ロゴ
寺澤 「そうなんですよ。改めてちゃんと細かく見てハッとしたんですけど、ロゴがギザギザというか、若干ノイズが入ってるじゃないですか。」
小田島 「うんうん。」
泉水 「パソコン上でわざとギザギザにしたんですか?」
小田島 「いや、これは違いますね。コピー機ですね。」
寺澤 「パソコンでノイズ付けるとこうはならないですよね。」
小田島 「そうですそうです。じゃあこれコピー取ってみたの?」
寺澤 「コピーを取ってみたんですけど全く同じにはならないから、これ、再現してたらキリないなぁと思って。あとはパソコン上で修正しましたね。だから逆に手間がかかっちゃってる。」
小田島 「そうなんだよねー。いま、コピー機も性能が良くなっちゃってて。なかなか、荒れないんだよね、あんまり。当時はあんなハイパーなのなかったから。ガチャガチャ鳴ってたから。」
モニカ 「あんまり綺麗なのはイヤだ、とかあったんですか?」
小田島 「そうですねー。やっぱりこうツルツルなものに対しての反作用反応みたいなのはあったよ。」
加藤 「ロゴだけでいろいろやってるんですねー。」
やっぱりそれで白と黒が反転しちゃったよね。(小田島)
小田島 「えーっと、このアルバムが97年でしょ?」
泉水 「そうですね。」
小田島 「そうそう、この時ね、Mac(Macintosh)でのデザインってまだ普及しきってないんですよ。ギリギリこのアルバムがフルで Mac で作業が出来たくらいかも。だからこの写真をグニャンて引き伸ばしたりとか、オペレーターの友達にやってもらったんだけど、すげー時間がかかったー。」
寺澤 「そうですよね。とにかくこの時のスペックって時間かかってましたよね。今とは比べものにならない。」
小田島 「これさ、裏のところを見てもらうとわかるんだけどさ、これが大変だったんだよ。こんなんで大変だったんだよ?13年前くらいは。」
寺澤 「そうですよねー。わかります。めちゃくちゃ待ちますよね。」
小田島 「そうそう。オペレーターの横でずーっと待つんだよね。」
泉水 「じゃあもうパソコン黎明期ってことだ。」
小田島 「あ、でもこの文字組のところは版下で入れてるなー。」
※ 版下…印刷工程において刷版の直接の原稿となるもので、文字や画像などが構成(レイアウト)案に基づき台紙(版下台紙)に配置されて校正を行う。
小田島 「あ、だと次のアルバムの『サニーデイ・サービス』から全部 Mac だ。あーそうだ。いま思い出した。この頃はまだ版下だ。全部紙に貼ってんだった。」
寺澤 「そうなんすねー。」
小田島 「これさ、いまでも曽我部君に言われるけどね、1曲だけ、文字の大きさがほんの少し違うんだよね…。あ、でも今見たらわからないわ。そのくらい、ちょっとだけ違うんだよね。」
一同笑
泉水 「当時ってどんな感じだったんですか?ずっとサニーデイのみなさんと遊んだりしてた感じですか?」
小田島 「曽我部くんとやたら遊んでたかな。当時みんなは15歳とかでしょ?」
寺澤 「そうですね。」
小田島 「ちゃんと見てくれてるヒトがいたんだね。うちらホント自分らくらいの年齢の人にしか伝わってないと思ってたフシあるし。」
加藤 「圭太郎は当時リアルタイムで『愛と笑いの夜』買ってるしょ?」
寺澤 「そうそう。そもそも中学の時にシングルで『青春狂騒曲』は買ってて、で、友達に『サマーソルジャー』と『白い恋人』と『忘れてしまおう』の3曲入りのテープもらったんですよね。ダビングしてもらって。で、すごいイイって思って買った覚えがありますね。」
小田島 「凄いねー。」
泉水 「でも、良さを全部わかってはいなかったと思うんですけどね。なんか『イイんだろうな』ってのはわかった気がした。」
モニカ 「この良さがわからないオレがダメなんだなって思ってた。」
泉水 「圭太郎君なんかずっとその時に良いと思った感覚のまま今デザイナーになってるもんね(笑)。」
寺澤 「そうそう、高校の時に、これ、買ってますからね。」
バッグから『無 FOR SALE』の初版を取り出す。
加藤 「当時、コレに出会っちゃってるわけだよね。」
小田島 「すごいね(笑)どこで買ったの!」
寺澤 「地元の名古屋で買いました。」
加藤 「今日は憧れのヒトへの感動のご対面なわけだよね。」
泉水 「高校の時のオレ見てるか!的なね。」
加藤 「しかもまさかの対談だからね。」
寺澤 「まさに悲願ですよ。」
小田島 「これ作った時ってさ、ロンドン行くんだよね。97年〜99年。この頃、海外へ何度か行くんだよ。みんな借金もないし、まだお金の苦労知らないからね。はじめてお金を手にしてね、うかれてね。で、この時にラフをロンドン行きの飛行機の中で回し読みしたんだよね。」
加藤 「すげー良い話だなー。」
寺澤 「衝撃でしたからね。どんだけイルマティックなんだよって。」
小田島 「まわりもびっくりしてた。『こんな凄いのオダッチが描いちゃったの!?』って。」
寺澤 「『愛と笑いの夜』が出た 90年代後半 のムードがここに詰まってる感じがするんですよね。いま思い返すと。」
泉水 「そうそう『愛と笑いの夜』が出たこの年って、世間的には『エヴァンゲリオン』とか映画で上映されてたりするんですよね。だから全体的にイルマティックな感じが世間にあったかも。」
小田島 「オウムのサリン事件が95年だから、もう当時、あの事件、過剰な報道含め辛くてねー。わりと我々って穏やかなことをやろうとしていたじゃない?だから、参ったなぁって。社会全体を覆う『影』に対して自分たちはどういう対処してったらいいのかなって…。とか言ってたら『9.11』が起こっちゃって。 やっぱりそれで白と黒が反転しちゃったよね。心境も辺境もどっちも、ね。」
寺澤 「2000年代は悪い感じというか、過剰な事象が目立ってましたよね。」
小田島 「そう。過剰。でも2010年代は良くなると思うよ。Twitter とかね。」
泉水 「確かに2010年から空気変わりましたよね。去年まで殺伐としてたのに。」
小田島 「でもそれ、みんな言うよね。そういうのもなんか理由があるんだと思うよ。」
泉水 「でもそんな2010年代の良い流れの時にジャストに小田島さんが作品集『ANONYMOUS POP』を出すという。」
2010年のこのタイミングで出たのがすごい良いと思うなー(泉水)
加藤 「泉水くん流れ作るのうまいねー(笑)。」
小田島 「いやぁこれも本当たまたまなんですよ。2年くらい前から話はあったんですよ。だけどなんかノロノロしてて。」
寺澤 「この『アノニマスポップ』っていう言葉は小田島さんが考えたんですか?」
小田島 「いや、えっとね、楠見 清さん(元『美術手帖』編集長)って方なんです。僕わりと若い頃に楠見さんにファンレター的なオブジェを送ったりしていたんですよ。いま大学の教授をなさってたり、評論文筆を書いていらっしゃる方なんですけど。で、僕、友達(細野しんいち)とBEST MUSIC 名義で『MUSIC FOR SUPERMARKET』っていうスーパー・マーケット音楽のCDを出してるんですよ。スーパーの音楽を模造してる作品なのね。このアルバムのライナーノーツで楠見さんが、このアルバムは『アノニマス・ポップ=名も無きポップ』だと評していただいて。それですね。」
寺澤 「僕も何年か前から『アノニマス』ってフレーズが気になってて、ほら、それで俺は最近、木彫りの熊とか買ってるんだよね。」
一同笑
小田島 「いやね、いまね、ホントそこだよね。僕もね、去年ね、別の取材でも何度もコレ話したんだけど、大阪が大好き過ぎて3ヶ月住んだの。そしたら近所にね、住んでる友達の家の近くにね、弁当屋があって、そこのキャラクターが牛だったんですよ。しかも見たことがない感じの牛で。でもね、それはね、『牛』のキャラクターの歴史の全『牛感』を総合したかのような『牛』だったんだよ。」
一同笑
寺澤 「牛キャラの集大成!」
小田島 「とにかく知らない牛なんだよね!ディズニーっぽくもないし、ヤングジャンプの松下進さん系でもないし、なんでもない牛なんだよね。でもそれがもの凄い好きになっちゃって。写メール撮っちゃってね。でも、その時に楠見さんが言ってた『アノニマス・ポップ』ってのが頭から離れなくなってね。その牛を見ててね、ある日ね、『永遠』と『刹那』を見たねー。あと『笑い』と『叙情』ね。あとさ、自炊するのイヤだしさ、大阪ってちょっと弁当が安いんですよ。だからさ、毎日見ててさ。で、弁当屋ってちょっと待たされるじゃん。その時にずーっと。」
泉水 「お前はなんなんだ!っていう(笑)」
小田島 「そうそう、それは大きかったね。」
寺澤 「でも、まさに『アノニマス』な感じがあって良かったですよ。その話聞いてまさにそうだなって。」
泉水 「しかもそれがこの2010年のこのタイミングで出たのがすごい良いと思うなー。去年出てたらまた違ったと思う。」
小田島 「ホント?でもね、本当にたまたまだったんだよね。これね、出た理由がね、ムーンライダーズの事務所の方に『ムーンライダーズ30周年の関連本を出したいから小田島君どこか出版社に電話して!』って言われて。その時にいくつか出版社に電話したの。で、『僕普段こういう営業とかしないんで、非常に申し上げづらいんですが…』ってブルース(ブルースインターアクションズ)の稲葉さんという方にかけたら、『とうとうですか…』って言われて。ライダースの話をどこかで聞いてるのかなって思って『え?もう話聞いてるんですか?』って聞いたら『いや、とうとう小田島さん、作品集出すんですか?』って言われて。『じゃあ出してくれるんですね!!』って。それで決まったの。」
一同笑
オレ個人的に、このブックレットの中の青の感じが好きなんですよね。(モニカ)
小田島 「というか、ジャケットの話、しなくてイイの?」
加藤 「あ、そうですね。企画の話に戻らないとですね(笑)。」
小田島 「ちなみにこの企画は本物の部分をコピーしたりはしないんだね。」
加藤 「そうですね、既成のものは使わないようにしてます。素材の合成はアリにしてるんですけどその素材は自分たちで撮ってますね。」
泉水 「今回も背景と人物は同じ場所ですけど別で撮ってます。」
小田島 「あ、本当だ。」
加藤 「似た場所がなかなかなかったんで、僕らが良くみんなで集まって呑んでるお店がある下北沢の『スズナリ横町』って場所で撮りました。撮る向きだけ変えて影とか光の感じの印象だけ同じにしてます。」
泉水 「ちなみに、僕らは『スズナリ』で撮ったけど、これって香港ですよね?なんで突然香港で写真を撮ろうと思ったんですか?」
小田島 「あ、これね。ウォン・カーウァイの映画をね当時、曽我部くんと良く観たのね。それでね、かぶれちゃってたんだと思う。」
※ ウォン・カーウァイ…香港の映画監督、脚本家。主な作品に『恋する惑星』『天使の涙』『ブエノスアイレス』など
小田島 「結構、衝撃的だったんですよ。わりと『出た!』って感じで。映画館の一番後ろの席に座ってね、相当センチメンタルな気分になってね。それで、あれだ!って話になって…。」
加藤「それで香港に行けるっていま考えるとヤバいですね(笑)」
モニカ 「ということはこのジャケットの写真って実際にこの背景の前に立って撮ってるんですよね?」
小田島 「んー。これ言うのはアレなんだけど…、予算の都合でオレだけ香港に連れてってもらえなかったんですよ。」
一同笑
小田島 「そうそう、それで、このアルバムがわりと売れるんですよ。」
寺澤 「そうですよね。普通に買いましたもん。」
小田島 「そうでしょ?だからこの次のアルバムはみんなでロンドンで撮ろう!ってなって…。ロンドン行きたいっていうのはみんなあるじゃないですか。僕含めとてもUKかぶれな人たちでしたし。だから、こんなこと言っちゃアレですけど、会社のお金で、みんなでイギリスに行きたい!とかってなりまして(笑)」
加藤 「『愛と笑いの夜』でもロンドンのこと歌ってますもんね。」
小田島 「そうそう。で、小田島君も行けるよ、ってことになったんだけど、でもちょうどその頃、オレの仕事が忙しくなっちゃって、そのせいでロンドンも行けなかったんだよねー。みんなさ、ビートルズのオリジナルUK盤とか買って来てさ、『ロンドン行って来た!ロンドン行って来た!』とか言っててさー。」
一同笑
小田島 「でもその年だったかな?プライベートでみんなでロンドンには旅行しに行くんだ。結局ジャケット仕事では両方とも行けてないんだよね。ってまぁ、だからウォン・カーウァイだよね。話を戻すと。」
加藤 「それ『無 FOR SALE』の話にも戻りますねー。いやー面白い。」
モニカ 「じゃあ香港で撮って来てもらった写真の中からこれが良い、あれが良いとかって選んだ感じですか?」
小田島 「そうだね。みんなで精査して。これはでもね、結構集中した仕事ですよね。わりとブックレットの中もね、ウォン・カーウァイっぽくない?」
泉水 「言われてみるとそうですよね。」
加藤 「ロードムービーっぽいですよね。ドキュメンタリー感があって。」
寺澤 「たしかに、色の感じとかもそうですね。」
小田島 「サニーデイの写真って全部、坂本正郁さんって方が撮ってるのね、最近のも全部。坂本さんがね王道の良い感じにしてくれてるんですよ、毎度。」
寺澤 「写真ホント良いですよねー。なんかわからないけど、なんかカッコいいなって思ってた。カッコいいに違いないんだろうなっていう感じですね。当時は。」
加藤 「たしかに当時の僕らにはそこまでわからなかったから改めてこれを機にハッとしたけどね。」
泉水 「むしろあの頃は香港だとすらも思ってなかったよね。」
加藤 「なんとなくネオンとか夜の感じだけ印象で捉えてて。」
泉水 「それこそ下北沢とかだと思ってた。下北沢のイメージ強かったし。みんなで遊んでて、呑んだりとかしてその流れでパシャって撮ったって感じがしてましたね。」
寺澤 「この看板とかも『つぼ八』なんじゃないかって言うくらい(笑)。」
加藤 「下北の駅前に確かこういうのあったよね?とか言って場所探してましたね。」
小田島 「香港って朽ち果てた感じあるでしょう。なんかねー。だから、新大久保とかね、そのあたりがイメージですよね。」
加藤 「そうそう。新大久保とかも撮影場所の候補に入れてたんですよ。でもライブの後に撮影したもんだからみんな疲れちゃって、新大久保まで行く体力がなかった(笑)。」
モニカ 「オレ個人的に、このブックレットの中の青の感じが好きなんですよね。この青、良いですよね。サマーオブラブっぽい。」
小田島 「この青いいよねー。」
モニカ 「確か くるり の『TEAM ROCK』もこの青ですよね?」
小田島 「そうかも。確かね、岸田君(くるり)と話しててもこの青のことを言ってるんだなって思った記憶ある。「とにかく深く青い感じで」と、この時言ってたから。」
泉水 「北野ブルーならぬ『小田島ブルー』ですね!」
一同笑
『お前も意外と大丈夫だぞ』(寺澤)
泉水 「最近 CD もブックレットの中までカラーってなかなか贅沢ですからねー。CD 作るのにもちゃんとお金出てたんだなーって改めて実感ですね。」
小田島 「そうそう。そういえばこれって初回盤は箱に入ってるんだよね。」
モニカ 「箱の中にもプリントされてましたよね。」
小田島 「あったかも。」
寺澤 「そういうのホント減りましたよね。」
加藤 「ちなみにこういうのって曲聞いてインスパイアでこういうデザインにしてたんですか?」
小田島 「もうね、必死。23とか24歳とかそこらでしょ?なにもわかってないよねー。」
全員 「わけー!!!!」
寺澤 「若いっすね!それは天才の集まりですよ!!」
加藤 「その年でお金もらって香港とかロンドンとか行けてるんだから凄いっすねー。」
寺澤 「中学生高校生のウチらからしたらすごい大人な感じしたよね。いまとなってはサニーデイも年下かぁ…。」
小田島 「子供のわりには頑張っててね、この深層レイヤーというか、さらなる奥側のレイヤーを感じさせるものが渋いんだって思ってたからね。歴史主義的というか。」
寺澤 「いやー最高に格好良かったですけどねー。ロックでもないし、フォークでもないっていうか、ポップスでもないし。なんだかよくわからないけどカッコいいっていう。」
※ ここからちょっと書けない話が続くので中略
泉水 「なるほどー、ポップかぁ…。言われてみるとそうですよね。」
小田島 「まぁポップって後出しですよね。」
泉水 「そうですよね!」
小田島 「マドンナがそうだと思う。」
泉水 「うわ!わかる!マドンナってモロですよね。2タイミングくらい遅れてる。そこをなんとかエロでカバーしてる。」
小田島 「あとは『マドンナ力』だよね。」
寺澤 「たしかに!」
小田島 「マドンナ遅い!遅いこと誰も気がつかない!ダフトパンク出てから2年くらいしてダフトパンクみたいなの出したでしょ?」
泉水 「そのくらいがわかりやすいんでしょうねー。」
小田島 「そういうのどうなんだろう。この問題解決したくて『ANONYMOUS POP』を出したのかも。っていうかこんな内容で良いの?もっとジャケットの話しなくて良かった?」
泉水 「いや、もーバッチリです!」
加藤 「アノニマスな感じで、OKです。」
寺澤 「後は最後に小田島さんにサインをいただいて…。」
一同笑
 そしてサイン会
寺澤 「嬉しい…。意外と嬉しいもんだね、サインって。」
泉水 「10年越しの思いだからね。」
加藤 「当時、愛知で一番アンテナの感度が高かった男だからね。」
寺澤 「高校の時の俺に言いたいよね。『お前も意外と大丈夫だぞ』って。」
拍手で終了〜
小田島等さん、本当にありがとうございました。
おしまい
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「ディスカス」構成員
 | | イーグル加藤 a.k.a 転校生(文中:加藤)
WEEKEND の MC で、WEEKEND が所属するクルーTOKYOHELLOZ 代表。転校ばっかしてる。1982年生まれ。
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http://tokyohelloz.com/
http://twitter.com/tenkousei
http://tokyohelloz.com/beatniktv/nutty/
 | | 泉水マサチェリー(文中:泉水)
WEEKEND のトラックメーカー兼MC。フィッシュマンズのベーシスト 柏原譲 氏のバンド OTOUTA や、自身がギ
ターボーカルを務めるバンド・EQ のメンバーでもある。1980年生まれ。
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http://tokyohelloz.com/eq.html
http://www.myspace.com/otouta
http://twitter.com/masacherry
http://tokyohelloz.com/beatniktv/sensui/
 | | MC モニカ(文中:モニカ)
WEEKEND の MC 兼 パフォーマー。自身がギターボーカルを務めるバンド・VIDEO のメンバー。1982年生まれ。
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http://www.videotheband.com
http://tokyohelloz.com/beatniktv/video/
 | | 寺澤K太郎(文中:寺澤)
WEEKEND の専属デザイナー。その他、クイックジャパンでのエディトリアルデザインやシンガーソングライター前野健太や、owkmj(俺はこんなもんじゃない)などのアートワークを手がける。1981年生まれ。
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http://tokyohelloz.com/
スペシャルゲスト!!!
 | | 小田島等
1972年東京生まれ。
桑沢デザイン研究所デザイン科卒業。
デザイナー / イラストレーター / まんが家
95年よりフリー。
2010年5月。100点のデザインと38点のイラストレーションを掲載した初の作品集 「ANONYMOUS POP」 を発売。
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http://www.odajimahitoshi.com/
WEEKEND“disc”ussion Archive
#004 『Jr.』TOKYO No.1 SOUL SET
#003 『5th WHEEL 2 the COACH』スチャダラパー
#002 『Check Your Head』BEASTIE BOYS
#001 『空中キャンプ』FISHMANS
WEEKEND“disc”ussion 一覧を見る
WEEKEND"DISC"
WEEKEND がオススメする90年代名盤PICK UP!
サニーデイ・サービス 「若者たち」
森口博子が司会のポップジャムで「青春狂走曲」を演奏していたのを見たのがサニーデイ・サービスとの出会い。演奏前のインタビューカットで2人がソファの端と端に座ってる&1人はソファの後ろに立ってた(誰だったかな?)のが印象的でした。今思えば、その距離感がひっかかった気がします。このアルバムの"若者たち"の中には、中高生はあんまり含まれていなかったわけで、ラスト「若者たち」は東京にでてきて初めてグッときた。 (寺澤K太郎)
ホフディラン 「多摩川レコード」※廃盤
当時近所のレコード屋サニーデイと一緒の棚に並んでました。両者に共通するのはどこか懐かしいメロディをキチンとアップデートした視点で聞かせてくれるところだろうか。サニーデイと違って地方
出身ならではのギラギラ感がないのが本作の特徴。その東京と地方の対比が聞き比べると面白い1枚です。東京で、のほほ〜んと暮らしていた僕にはジャストフィットな1枚だった。 (泉水マサチェリー)
BUTTER 08 「Butter」※廃盤
このザッツ・サイドプロジェクト!感がなんともヌケがよくカッチョイイ&オシャレだなあと思ってました。だってジョンスペのドラムにマイク・ミルズですよ。で、かっこいいんだけどメインバンドを超えていないあたり(あたりまえだ)がまたグー。みんなリラックスして遊んでるような余裕が。Butterfuckerはタイトルも含め最高だなあ。ところで、羽鳥美保(敬称略)はリズムに対するメロディに関するちょっと特異な才能はもっと評価されていいと思うのは僕だけでしょうか。 (寺澤K太郎)
川本真琴 「川本真琴」
小さな体にアコースティックギターをかき鳴らすその姿に驚いた。当時思春期を迎えていた文系男子の仮想恋人にピッタリな容姿。何より鳴らされる楽曲のみずみずしさは、アイドルのフレッシュさではなく、違和感のみを強く残した。そのフォーキーな違和感は、昔の彼女の思い出というよりは、成就しなかった恋の違和感という感じだろうか。 (泉水マサチェリー)
真心ブラザーズ 「GREAT ADVENTURE」
高校生の僕は、TSUTAYA でレンタルして来たこの CD
の全曲の『歌詞』を自分のノートに必死に映したね。僕の心からこぼれ落としてたまるかって。いまの君(オレ)にそんな真似ができるかい? (イーグル加藤)
PAVEMENT 「Brighten The Corners」
期間限定再結成でにわかに盛り上がりを見せるペイブメント。WoowieZoowieとTerror Twilightという名盤の間に発表されたアルバムで地味な印象があるが、いたってフツーに狂っているという名盤。様々な感覚から気付いたらズレてしまったやるせない感じが味わえます。当時、サウンド&レコーディングでサニーデイとの対談記事を読んだような…。 (泉水マサチェリー)
Cornershop 「Woman's Gotta Have it」
この人達は結果的にローファイバンドってことになっていますが、サンプリング感覚で曲作りをやり始めた世代のロックバンドでは第一人者だと思ってます。雰囲気がオリエンタルで、ワールドミュージック感があるのがにくいです。これを聴いてバンドやろうと思ったら、まずはサンプラーを購入しよう! (モニカ)
Super Furry Animals 「RADIATOR」
一聴して全曲良い。問題無し。ただなんか違和感が拭えない。また聴いてしまう。曲において、音において、強調されている部分が、他とはなんか違う。それってどういうことなんだ?これを聴いてのこの印象は、ほぼ全ての人に共感できうる感覚だと思う。そしてそれこそが、このアルバム(このバンド)の最大の特徴。あとは、何故こんなことになっているのかを、探るだけだ。聴き出してもう10年以上立ちますが、まだよくわかりません。 よって、あきないんだな。また聴いちゃうんだな。 (モニカ)
スティーナ・ノルデンスタム 「Memories of A Color」
スウェーデンの女性歌手による、1st Album。ウィスパーボイスといわれ、日本だとカヒミカリィなんかに近い印象。聴いていると、体の力が抜けていきます。ヘロヘロになり、目の前の景色が溶けてきます。もちろんノンドラッグです。けだるくなる名盤。 (モニカ)
WEEKENDのLIVE情報!
AFRICAEMO presents
“Night Squatters 2″
7/23(fri)@新宿Rolling Stone
OP/ST 18:00 END 23:00
Door \2000 (with 2 drink)
[[[ DJs ]]]
Body Fantasies(AFRICAEMO/NightSquatters)
Baroque(kidz rec.)
BARBAROI aka Idiot Pop
Kenta Hirano(Love Action/Ether)
神 啓文(FREETHROW/Getting Better)
星原喜一郎(New Action!/Alright!/Soultoday)
IMAnaka(AFRICAEMO/NightSquatters)
George(Mop Of Head)
NMJ x KTP(dry as dust)
[[[ Live ]]]
WEEKEND
※ AFRICAEND (WEEKEND/AFRICAEMO/etc)のライブもあるかも
YO!
[[[ MC ]]]
George(AFRICAEMO)
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