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その時までサヨナラ

Yusuke Yamada

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784286000107
ISBN 10 : 4286000109
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2008
Japan

Product Description

【あらすじ】
森悟は大手出版社に勤める敏腕編集者。ところが、すべてを犠牲にして仕事に打ち込んできた結果、妻・亜紀と4歳になる息子・裕太とは決定的な溝ができてしまう。2ヶ月前、亜紀は裕太を連れて実家に帰り、離婚を待つばかりだった。
そこに舞い込んだ福島での列車事故の知らせ――。亜紀は亡くなり、裕太は奇跡的に無傷ではあったが、心に大きな傷を負ってしまう。悟は、自分にはまったくなつこうとせず、仕事をする上で邪魔としか思えない裕太を、義理の両親に引き取らせるつもりだった。
そんな時、亜紀の親友・宮前晴子が自宅にやってくる。悟と裕太がしっかりと暮らしていけるように助けてほしいと、死の直前に偶然亜紀から頼まれていたため、その約束を果たしに来たのだという。
怒り、戸惑い、そして徐々に晴子を受け入れていく悟。家事・育児などまったくできなかった男が、ゆっくりと成長していくのだが……。
列車事故の詳細が判明してゆくうちに、謎が謎を呼び、事態は思いがけない方向へ動き出す。悟は失いかけた“絆”を取り戻すことができるのか!? 


【著者紹介】
2001年、文芸社より『リアル鬼ごっこ』でデビュー。その後『@ベイビーメール』『あそこの席』(ともに弊社刊)で10万部を超えるヒットを続ける。ついで『親指さがし』(幻冬舎)や『パズル』(角川書店)を発表し、いずれも驚異的な反響を得る。
メディアミックスも進み、映画「リアル鬼ごっこ」は現在大好評公開中。V6三宅さん主演による映画「親指さがし」や成宮寛貴さん主演のドラマ「スイッチを押すとき」、その他舞台など多数。

Content Description

旅先で妻子が遭遇した列車事故…。仕事のことしか頭にない悟は、遺された息子を義理の両親に引き取らせるつもりだった。ところが、事態は思いもかけない展開をみせはじめる。ホラーの鬼才が切り拓く感動ストーリー。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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なんか彼の作品にしては珍しく切なくなって...

投稿日:2012/02/04 (土)

なんか彼の作品にしては珍しく切なくなってしまった。 疲れた人にお勧め。 心に染みると思いますよ。

くりなおん さん | 埼玉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おしゃべりメガネ

    とにかく色んな作品を書かれているマルチな作家さんですが、意外?にも初読み作品がこのタイトルでした。賛否両論あるようですが、個人的には決してキラいな作品ではありませんでした。しかし自分も男の子の父親なので、感情的にわかる部分もあるのですが、どこか少し押しつけがましい?感が否めなくて・・・。あらゆる育児もしくは教育のスタイルがあると思うので、ソコはなんとも言えないのでしょうが、「親子の感動」を求めるよりは、一人の自堕落な男の「再生」物語として、読むべきなんだと感じましたが、読む年齢層は限定されてしまうかなと。

  • 紫綺

    ホラー作家とは知らずに読んだのだが、いつもの作風とは異なる感動もの。主人公の変貌落差を大きくして、ラストの感動へ繋げようとしたのだろうが、あまりに落差が大きすぎて、最後に感動大泣きとまではいかなかった。惜しい・・・。

  • taiko

    別居中だった妻が、震災による列車事故で、突然この世を去った。残された息子と暮らし始めた悟の元に、妻の親友を名乗る女が現れ、2人の暮らしの手助けをし始める。新聞広告で見つけ、手に取った本。読みやすく、スラスラ読み進めましたが、う〜ん、イマイチだったかも。主人公の悟が、最後まで好きになれませんでした。子供への薄い感情とか、すぐに物に当たるところとか、ダメですね、私には。綺麗にまとまった話ではあったけど、感動はなかったです。残念でした。

  • しろいるか

    日本語がかなり残念、とか文章拙い、などあちこちで酷評されていたので敢えて避けてた山田悠介。この作品を読んだ限りでは私が思っていたより文章は酷くなかった気がする。ただ、ストーリーも登場人物も類型的だし、先が読めてしまう。ラノベっぽい?昔流行ったハリウッド映画にこんなような話なかったっけ?悪くはないのだけど全体的に薄っぺらい印象だった。

  • 舞※しばらく平常通りではないかも泣

    中学生の頃に。山田悠介の割にはとてもいい本だった。

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