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チョコレートの手引

Yusuke Kabuki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784844136750
ISBN 10 : 4844136755
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2016
Japan

Content Description

カカオからチョコレートへ。熱帯の果実はどのような工程を経て魅惑の嗜好品になるのでしょう。カカオの品種・加工、チョコレートの製造から、歴史、生産国のことまで。数々の生産地を巡る筆者による、チョコレートの愉しみ方も紹介。奥深いチョコレートの世界を知るための一冊です。

目次 : 1章 カカオとは(植物としてのカカオ/ 栽培と収穫 ほか)/ 2章 チョコレートができるまで(精選(クリーニング)/ 焙煎(ロースト) ほか)/ 3章 カカオの伝播とチョコレートの歴史(チョコラトル(〜十六世紀)/ ホットチョコレート(十六世紀〜) ほか)/ 4章 カカオの生産国(ベネズエラ/ エクアドル ほか)/ 5章 チョコレートの愉しみ方(無垢チョコレートを愉しむ/ 飲み物と合わせて ほか)

【著者紹介】
蕪木祐介 : 福島県生まれ。チョコレート技師、珈琲焙煎師。珈琲専門店に勤務し、珈琲の技術指導を受けたのち、株式会社ロッテに入社。技術者としてカカオ・チョコレートに関する研究、製品開発、チョコレートセミナー講師などの仕事を手掛ける。退社後、チョコレートのレシピ開発、カカオ・チョコレートに関する講義、カカオ栽培地での指導、品種・発酵研究などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    娘が3歳の時に、カカオの豆と砂糖だけで板チョコを作る、という楽しいワークショップに参加させてもらったことがありました。清澄白河の楽しいチョコレート屋さんに先日行って、もっとこういうチョコの世界が知りたいなあ…と思ってこの本を読んでみました。巻末のレシピも楽しいけれど、国ごとの豆の特徴が面白かったです。

  • ひろ

    期待していた数倍面白かった。チョコレートに関する基礎知識を、専門的な内容も触れつつも全体としてはわかりやすくまとめた良著。原料のカカオ豆の発酵、乾燥の工程から始まり、焙煎、精錬、調温を経て、ベースとなるチョコレートが生まれる。原産地の土壌で得られた成分に、各種工程での化学反応が積み重なって、生み出される個性。どこでも手軽に買えるチョコレートの裏には壮大な物語がある。ただカカオ豆の製造工程がよく知られていないのは、生産国と消費国が異なるためという国際的な課題も絡む。あらゆる視点で興味深い一冊だった。

  • kokekko

    いい本だった! カカオの実の形状について、栽培について、品種について、『チョコレート』の歴史について、その受容について、飲み物だったチョコが食べ物になってゆく過程について、とにかくチョコレートについて何かが知りたいと思ったらこれを読んでおけば間違いないという一冊にぶつかってしまった。中高生の調べ学習にも強い味方になってくれそう。個人的に一番おもしろかったのは冒頭部のカカオ栽培の部分(作者は本当に買い付けにいっていた立場の人だったらしい)だったが、国別カカオ事情も面白かった。良書。

  • menocchio

    数年前のこと、カカオ豆からチョコレートを作ってみた。複雑な工程とデリケートな取扱いに四苦八苦しながら、文字通り三日三晩かけて作ったチョコレートは、食べ慣れたものとちがって野趣あふれる味で、神秘的な力を宿していた。その不思議な魅力に惹かれた。 チョコレート技師によるチョコレートのEncyclopediaたる本書は、さまざまな角度からチョコレートの奥深さに迫る。カカオ栽培の章では、まだ見ぬ熱帯の農場に思いを馳せ、製造過程の章ではかつての苦労を懐かしく思い出しながら読んだ。また作ってみようかな。装本が美しい。

  • だだだ

    解りやすいけど稚拙なわけではなく、チョコレートへの深い愛情が溢れていた。 著者のコーヒーがあまりにも美味しくて読んでみた本。 チョコレートを身近に感じているのに知らないことだらけでした。蕪木さんのチョコレート食べたいなぁ。

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