Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 雪紫

  読了日：2023/11/06

  中先代の乱、終幕。そして再起の間のインタールードが語られていく（貞宗来た！）。史実に描かれ、またそれゆえに守られた尊氏の・・・いや、前巻でツッコまれてたけど奇妙しいな史実。そしてネウロや殺せんせー枠だった頼重との別れ。悲しいはずなのに、あまり重くしないように描かれたのがむしろこの物語の頼重らしさを貫いたと言うべきか。歴史上一発屋（中学時代には習わなかった）であまりわからないからこそ、自由に描ける。この巻の作者のことばを踏まえて、最後までこの物語を見たいという気持ちが強くなる（アニメ何処までかな？）。

• ネギっ子gen

  読了日：2024/04/28

  【軍略家・楠木正成、帝への最後の進言：古来より、偉大な英雄ほど逃げ上手でした。誇りや意地に囚われて逃げる事を辞めた時、その英雄から天下は逃げていくのでござる。逃げて隠れて乾坤一擲の里帰りをした…ある幼子を御心の片隅にお留め下さい】頼重救出はできたが、天下の諏訪明神は敗戦の責任を負って自害。その後、「先代」の天下人の跡継ぎで、「当代」の天下人に慣れなかった悲運の王子・北条時行を想って、人々はこの戦のことを「中先代の乱」と呼んだ、と。伊豆に逃げた時行。帝に「降伏文書」を送り、歴史は南北朝時代へ――。凄い漫画❗

• わたー

  読了日：2023/12/07

  ★★★★★時行の起こした中先代の乱の顛末とその後の情勢について描かれる。ここまでその特異なキャラクター性で以って時行たちを導いてきた諏訪頼重が、最期まで時行のために死にゆく様が、心にこびりついて離れない。

• ミキ

  読了日：2024/01/04

  諏訪明神は感動的な最期でしたね。

• りー

  読了日：2023/11/05

  頼重様！！！半分くらい彼を見るのが楽しみで読んでいたので、中先代の乱がこういう終わりを迎えると知っていてもショックが大きい。しかし、この後の若君も描いてくれるのは嬉しい。てっきり乱が終わると同時に完結かと思っていた。…そして、尊氏、何なのこの人😱😰史実なのがとんでもなく怖い！負けたのに九州従わせて帰ってくるって、一体どうやって？！！作者じゃなくても「神力？！！」ってたまげる。

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