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イエロー・サブマリン 東京バンドワゴン

Yukiya Shoji

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087754537
ISBN 10 : 4087754537
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan

Content Description

堀田家は令和に突入してますますパワーアップ。
大人気“東京バンドワゴン”シリーズ待望の第十五弾!

●夏 絵も言われぬ縁結び
建築会社を経営する篠原新一郎が堀田家に相談を持ち掛けてくる。変わった家の解体を依頼されたが、本当に壊していいものか悩んでいるという。どうやら小説家か画家のアトリエに使われていたらしい。調べに入ったところ、屋内から血の付いた本が見つかり……。

●秋 元のあなたの空遠く
増谷裕太と会沢夏樹が今の借家を取り壊し、来年着工予定で家を新築する準備に入る。一方、小説家として名の知れてきた紺の元に盗作を訴える手紙が届く。戸惑いの隠せない堀田家だったが、それに加えて青の妻、すずみの子宮筋腫摘出手術の日取りが決まり……。

●冬 線が一本あったとさ
かずみが堀田家の面々の米寿の祝いや成人式の祝いにやってくる。久しぶりに堀田家を訪れるかずみは、自身がいるホームの入居者の中に地方の古本屋がいて蔵書の引き取り手を探しているという話をする。その傍ら、古本を店に買い置きする中学生の女の子が現われ……。

●春 イエロー・サブマリン
我南人のバンド「LOVE TIMER」がドラムス担当・ボンの死を乗り越え活動を再開する。研人は高校を卒業したら進学はせずにプロのミュージシャンになることを表明。幼馴染で彼女の芽莉依は東京大学の入学試験を間近に控え……。

【著者略歴】
小路幸也(しょうじ・ゆきや)
北海道旭川市出身。広告会社に14年間勤務。2002年、『空を見上げる古い歌を口ずさむ』でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー。代表作「東京バンドワゴン」シリーズをはじめ、『東京公園』『スタンダップダブル!』シリーズ、『旅者の歌』シリーズ、『花咲小路』シリーズなど著書多数。


【著者紹介】
小路幸也 : 北海道生まれ。広告制作会社退社後、執筆活動へ。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第二九回メフィスト賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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この小説の登場人物=大家族は、普通の人と...

投稿日:2021/04/10 (土)

この小説の登場人物=大家族は、普通の人と考え方が相当異なっています。 私の場合、親戚付き合いや近所付き合いは面倒でなりません。しかし、 この小説の場合、全員がそれをなければならないこと、というよりか は空気のようなものと感じていることです。ですので、お話の過程も 結末も意外ですが、このシリーズにはまると、読者もそれが当たり前のこと ととらえるようになる=すっかり大家族の一員になってしまうところに おもしろさがあります。 第15弾になる今回は、藍子や花陽が久しぶりに活躍したのがよかったです。

WM-102 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    新型コロナウィルス対策購入シリーズ第23弾、5月の第一作♡東京バンドワゴンシリーズ完読プロジェクト! https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11307678?sort=book_count&order=desc 1年ぶりに東京バンドワゴンの世界に浸りました。オススメはお目出度満載の『春 イエロー・サブマリン』です♪ https://youtu.be/m2uTFF_3MaA♡ シリーズ継続決定、安心して来春の新刊(第16巻)を待ちます♡(^_-)-☆

  • ウッディ

    サチさんの優しい語り口と大勢が好き勝手なことを口走る朝食の喧騒、そうそうこの感じ、シリーズ15弾になると、1年に1回の帰省で、大家族が住む親戚の家を訪れたように思える。解体直前の家屋での幽霊騒動、紺の盗作疑惑、古本を買い置きする少女、そしてカフェに現れた怪しい男、今回も東京バンドワゴンには小さな事件が起こり、一糸乱れぬチームプレイとLOVEで解決する堀田家の面々の活躍に癒されます。結婚ラッシュで登場人物は増えそうな予感もありますが、この下町の大家族の物語がコロナ禍でも続きますように・・。

  • Makoto Yamamoto

    久しぶりの「東京バンドワゴン」。前回はまだ青も高校生だったか、大学生だったか。。。 今回は一児の父のなっている。 四話からなっており、最後の一話に悪人が登場するだけで他の編には登場しないのがいい。お互いを思いやる 大家族が同じ家、近所に住む素晴らしさと暖かさを久しぶりに味わった。一年に一度は「東京バンドワゴン」シリーズを読むことにしたい。

  • はにこ

    前作でも出入りがあった堀田家。それでも皆でお正月を迎えられて良かった。勘一も長生きして欲しい。花陽が医大に芽莉衣が東大ってどんだけ優秀だよって思うところもあるけど、とりあえずめでたい!もはや堀田家を見守る近所のおばちゃんと化しているけど、これからも見守っていきたい。

  • 待って待ってようやく手元に。読み終えるのがもったいなくて少しづつ少しづつと思っても、堀田家のみんながそうはさせてくれない。そして一抹の寂しさを感じながら読了。勘一じいちゃん、元気でいてと何故か心の中で祈るように読んでいた。今回は堀田家の長男紺が中々にいい男振りを発揮してくれていたなぁ。「あなたがどこにいても、僕はこの万年筆一本であなたを殺せる」藤島さんのパートナー美登里を強請る金崎に笑顔で迫る紺、カッコ良かったです。来年の再会を心待ちにページを閉じた。

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