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迷路館の殺人

Yukito Ayatsuji

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061813816
ISBN 10 : 4061813811
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1970
Japan

Customer Reviews

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館シリーズ第三弾の「迷路館の殺人」。「十...

投稿日:2012/02/07 (火)

館シリーズ第三弾の「迷路館の殺人」。「十角館の殺人」で衝撃を受け、シリーズを順に読んでいますが、第二段の「水車館」よりもこちらがおすすめ。四人の作家たちが亡き師から提示された賞金を争い、閉じられた迷路館の中で推理小説を競作します。 個人的にはトリックにはやや不満が残ったところがありますが、この設定だけでも十分魅力的でしたので評価しています。

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 雪紫

    再読。事件も良いんだけど(隠し通路も毎回扱い変えてるし)それ差し引いても、迷路の雰囲気の静けさや怖さが良く書かれてるし、まだ著作を重ねてない若い時代だからこそ描けるミステリ論と情熱熱いよね。あのエピローグ・・・やっぱり、あれはギリギリの綱渡りなのでは。読み返すとこれも映像化描き方次第でイケる・・・のではな気が(いや、迷路とかどう表現を?)。

  • 銀河

    おおー!おもしろかった!作中作自体の出来もよくて、それだけで終わったとしても、そんなに不満はなかった。でも、その後に仕掛けられたという二つの罠。はい、二つともに嵌まってしまいました。こういうあっと驚く仕掛け、大好きです!これも伏線だったのか〜ってびっくり。迷路館の構造もストーリーにしっかり絡んでたし、さすが、うまい。館シリーズまだ3つ目だけど一番よかった。真犯人の動機にも納得できたし。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    「館シリーズ」第三巻。「迷路館の殺人」。あまりにトリッキーで面白過ぎて、88年に初版を読んで以来、40年近く時が流れているのに覚えています。こういう叙述トリック大好きですし!ノベルの表紙絵も、奥付の遊びも、凝ってますよね……と素直に感動します。当時綾辻氏の新作を首を長くして待っていたことが思い出されます。東野さんの作品にも同じ叙述トリックのものありますが、甲乙付け難いですよね。トリックに特許権はないから、あとは作者様の力量。こんな風に色々な展開が読めてとっても幸せです。

  • ちゃちゃ

    いやー。安心して騙されますね。(変な日本語)それにしても,次から次へと新しい手だてを講じていますね!さずがです。この調子で,「館」を制覇!

  • とも

    ★★★★密室、ダイイングメッセージ、焼失、誤認、作中作、少々の叙述と、推理小説のトリックオンパレードの作品。途中で犯人はほぼ絞れたが、そこからのどんでん返しが半端なく、特に後半は怒涛の展開で驚きの連続。さすが代表作だけあるが、少々の難とすれば、トリック重視でストーリーが薄っぺらくなっている感が。もう少しページ数を増やしてでも、背景に力が入っていればよりよいかもしれない。

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