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戦後日本経済史

Yukio Noguchi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492371374
ISBN 10 : 4492371370
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

誰がいまの姿を予想できたか?戦後80年をリアルタイムで生きた経済学者が日本経済の栄光と没落の歴史を辿る。

目次 : 第1章 焼け跡からの復興/ 第2章 奇跡の高度成長/ 第3章 「世界一の日本」とバブル。そして崩壊/ 第4章 1995年:日本病の始まり/ 第5章 中国工業化とデジタル敗戦/ 第6章 外需依存成長からリーマンショックへ/ 第7章 日本の製造業は、垂直統合と官主導で衰退した/ 第8章 大規模金融緩和で、日本の劣化が進んだ/ 第9章 賃金が、30年間も上がらなかった/ 第10章 老いる日本が負う過去の成功の重み/ 第11章 世界トップだった日本の競争力は、いま世界最低に近い/ 第12章 終わりが始まりである

【著者紹介】
野口悠紀雄 : 1940年、東京に生まれる。1963年、東京大学工学部卒業。1964年、大蔵省入省。1972年、イェール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、一橋大学名誉教授。専門は日本経済論。著書に『情報の経済理論』(日経・経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(サントリー学芸賞)(以上、東洋経済新報社)、『バブルの経済学』(吉野作造賞、日本経済新聞社)、『ブロックチェーン革命』(大川出版賞、日本経済新聞出版社)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • もりの

    バブルまでは良かったけどバブル期から日本人は勤勉さが失われてしまった。中国の工業化、アメリカのIT革命に対応しきれずに、間違った道を突き進んでしまった結果が今である。今後は、生産性向上や人口減少の歯止めに向けて国民が一丸となって努力していかないと未来は暗いまま。のんびり推し活なんてやってる場合じゃないと思う!

  • さぼてん

    大学生の時にバブルが崩壊し、就職氷河期でした。日本の高度成長の頃は子供でよくわからず、かといって社会人になってからも日本の不況の原因など理解できす…。この本で日本の経済がどんな原因で衰退したのかがよく分かりました。日本独特の組織、価値観によって成長し、それによって衰退したのは、時代の流れとしか言いようがありません。作者が、原因が分かっているなら変革をし、再び日本が世界のトップに行くための探求を続けようという心意気を持っていることに勇気づけられました。他人まかせではなく、自分に出来ることを考えてたいです。

  • ご〜ちゃん

    1995年、企業の売上・付加価値が頭打ちになった。バブル崩壊ではなく、世界経済の大きな変化(中国の工業化、IT化革命)に対応できなかったことが主要な原因だということがよく理解できた。自分が働きはじめた頃とほぼ重なる30年間の停滞に対して、虚しさを感じた。

  • オガワ

    面白かったので2日で読みました。

  • nbk

    たまたま、図書館で昭和特集で手に取った本。 野口氏の本は高校生の時に1冊読んだ以来。 日本経済の構造は戦中の体制が戦後も続き、バブルを持ってその限界が頂点に来たというような話。 内容の根拠は自分には判断できないが、氏の文章は論理的かつ明確でわかりやすい。 技術が経済制度を決めるという観点は面白かった。

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