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新編・日本幻想文学集成 第7巻

Yukio Mishima

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336060327
ISBN 10 : 4336060320
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

優雅の化身とあがめられる美貌の御息所と高徳の老僧の恋の物語「志賀寺上人の恋」。死後の霊とのかかわりを描く「死者の書」。妖しいラヴレターが次々と波瀾を巻き起す恐怖小説「人生恐怖図」。金魚と老作家の会話でできた超現実的な小説「蜜のあはれ」。他全31編。

目次 : 三島由紀夫・橋本治編(中世に於ける一殺人常用者の遺せる哲学的日記の抜萃/ 志賀寺上人の恋 ほか)/ 川端康成・橋本治編(十六歳の日記/ 篝火 ほか)/ 正宗白鳥・松山俊太郎編(妖怪画/ 冷涙 ほか)/ 室生犀星・矢川澄子編(蜜のあはれ/ 愛魚詩篇 ほか)

【著者紹介】
橋本治 : 1948年生れ。作家

松山俊太郎 : 1930年生れ。2014年没。インド学研究家

矢川澄子 : 1930年生れ。2002年没。詩人・作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう

    日本の小説家にとって幻想文学とは、基本的に「死」をめぐる物語になるのだろう。「死」という現象、行為、あるいは「死」への考察や想いですら、幻想を想起させる。それは、「死」が現実的な問題であることを逆説的に照らしてもいるのだ。編者である橋本治の解説によれば、川端康成は若くして「生」を捨てたことで、「死」の世界に属すことができ、だからこそ数々の幻想文学を書くことができた。と同時に、川端にとって「死」は現実そのものであり、晩年の彼の自害は、橋本によると「遂に出会えた最も懐かしいもの」となるが、(つづく)

  • ハルト

    読了:◎

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