Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• starbro

  読了日：2024/06/25

  真梨 幸子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者がカルト宗教を書いて面白くないはずがありません。パラノイア的なスマッシュカルトヒットでした。 本書には悍ましい狂気の愛がありました❤ このレヴューは、村下孝蔵「初恋」を聴きながら書きました♪ https://www.youtube.com/watch?v=uSNJoxcQ_9Y https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344042766/

• いつでも母さん

  読了日：2024/07/08

  くぅ・・まともな人間はいないのか〜！時系列に翻弄され、誰こいつ？何これ！とついて行かれない真梨ワールドは私の天敵（笑）宗教法人にバラバラ事件、臓器売買・・怖い怖い。同窓会も怖いわね。誰が見てるかわからないのは他人事じゃない。ってそこ？（汗）途中で何度も、もう無理！って思いつつ字面を追っていた。でもページは戻れず頭も整理できない情けなさ。はぁ。

• nonpono

  読了日：2024/08/07

  戦後の混乱期には宗教法人が設立しやすかったというのは盲点だった。五木寛之の「青春の門」で知った売血も出てきた。同窓会から全てが壊れていく物語。オカルト雑誌の投稿、やはりオウムを思い出す。そしてバラバラ殺人が絡んでいく。信じるって本質はなんでしょうね。宗教にどっぷり浸るのは自由。ある種、依存もあるんでしょうね。オウムなんてバラエティー番組や朝生に出演し、世間が広めた感じは否めない。そして家族のお話でもあります。また戦争を体験してきた世代の胆力の強さも良くも悪くも感じ、不動産、金融と起業した祖父を思い出す。

• machi☺︎︎゛

  読了日：2024/08/13

  久々の真梨幸子作品。今回も登場人物が絡み合い現在と過去が混ざり合いでややこしかった。引きこもりの息子は人気のゲーム実況ユーチューバー。だけど税金が未納になって約1000万。それを払えない両親は藁をもすがる思いで同級生が持ちかける怪しい話に飛びついてしまう。と、過去に起こったバラバラ殺人事件の繋がり方が上手くて最後は難しいクイズを解いた感覚で放心だった。

• 雪紫

  読了日：2024/06/14

  「ばふー（息の漏れる音）。」湊は「立花美樹の反逆」でこう言った「……どうして新興宗教団体に潜入する前に高田崇史か京極夏彦を読まないんだ！」と。全力で同意するけど真梨さんの場合相手が違う！宗教、同窓会の過ち、推し活、動画配信者と真梨さん特有の負けず嫌いの女性達。事件以外は繋がらないテーマのようで、根元が似ている。宗教と推しは確かに似ていた。推すことは進化していく。こいつ怪しいなと思っても、え、そっちに行くの！？など、どんでん返しとやばい内面が明らかに・・・のコンパクトに、スマートにな連続どんでん返しに翻弄。

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