Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• こも　旧柏バカ一代

  読了日：2023/10/14

  道楷を暗殺してまた動乱か、、足利幕府が力が無い。自社仏閣も荘園を持って暗躍する。それに汲々とする幕臣達。そこに覆い被さる不作。さらに御所内での刃傷沙汰、、結婚した新九郎はいつ今川家の方に赴くのだろうか？

• venturingbeyond

  読了日：2023/10/17

  めでたく妻帯者となったものの、幕府の中は将軍の精神的幼さから、相変わらず落ち着かぬ状況…。そして、近隣の領地も応仁の乱が完全に収束しないぐだぐだの余波で、一時占領される始末。さらに、遠く関東では才気溢れる巨星・太田道灌が、その自信過剰が仇となり、志半ばで落命。堀越公方家にも不穏な兆候が見え始め、舞台の重心が少しずつ東国に動き始める14巻でした。

• sin

  読了日：2024/01/24

  権力…今も昔も変わらない。行政と言いながら己の利権が第一番で、その上に地位という選民意識に目を眩ませて本質を見失ってしまう。野蛮な中世に比べて武力行使に変化はあっただろうか？否、国の存続という後ろ盾を持って、自国の反対勢力を鎮圧、果ては他国に侵略戦争を仕掛けるという行為はいまだなくなってはいない。人は歴史に学べない。新九郎が生きた時代は、戦国時代を目前に各地で小競り合いが繰り広げられて火種が燻っている。将軍は幕府というシステムのお飾りに成り果てて、そのシステムの崩壊の予兆にすら気がついてはいない。

• mahiro

  読了日：2023/10/16

  新九郎結婚するお相手はやっぱりね、なぬいさん。この作品のお陰で室町時代が少し身近に感じられるようになったかな。大御所から実権を奪って名実ともに支配者だらんとする義尚の危うさから又波乱の起こりそうな都、関東ではいつでも自信満々に見えた太田道灌討たれる。

• くさてる

  読了日：2023/11/04

  新九郎に嫁が来た。相変わらずのややこしくこみいった政治の話（合戦とかで白黒つけるとかではないのですね）を流れるように読ませてしまうゆうき先生の漫画力を楽しみました。みんな言ってることだと思いますが、完結後には三谷幸喜さんの脚本で、大河ドラマ初の漫画原作となりますように。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します