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世界最悪の鉄道旅行 朝日文庫

Yuji Shimokawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022620231
ISBN 10 : 4022620234
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan

Content Description

国境を越えるたびに、空気が変わる。
切符獲得戦争、爆弾テロ、ビザ切れ……数々のトラブルに天を仰ぐ。
シベリアからポルトガルまで、苦行列車だったけど、
「なんだかいい旅だったかも」

時速35キロの遅すぎる列車に耐え、中国では切符獲得戦争に奮闘。
紛争地帯であわや爆弾テロ、ビザ切れピンチ……そして潜伏。
言葉を失う数々のトラブルに遭遇する列車旅。
シベリアからポルトガルまで、26夜も寝台列車に揺られた、旅を超えた「冒険」物語。
変化する旅事情をコラムに収録。


【目次より】
第一章 サハリンから間宮海峡を渡る 
第二章 シベリアのおばさん車掌 
第三章 中国は甘くない 
第四章 ダフ屋切符で中国横断 
第五章 中央アジアの炎熱列車 
第六章 アストラハンの特別ビザ 
第七章 憂鬱なコーカサス 
第八章 ヨーロッパ特急


【著者紹介】
下川裕治 : 1954年長野県生まれ。旅行作家。慶應義塾大学を卒業後、新聞社勤務を経て独立。90年、『12万円で世界を歩く』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • syota

    極東ロシアからポルトガルまで、ユーラシア大陸をひたすら列車に揺られて横断する。わざわざ中国の西域から中央アジア、コーカサスといったローカルで政情不安定な地域を選ぶのが、いかにも下川さんらしい。普段情報に接することのほとんどないカザフスタン、ウズベキスタン、アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアといった国々の鉄道事情を知ることができたのも収穫だった。しかし50歳を過ぎてこれだけ過酷な旅をこなす体力と精神力はすごい。淡々と書かれているが、並の人間にできることではない。→

  • 森林・米・畑

    樺太から間宮海峡を渡り、ユーラシア大陸東端ロシアの駅から鉄道で西端のポルトガルの駅まで20962kmの旅。単なる鉄道乗り継ぎ旅が異国だとこんなにも大変なのかと思った。社会主義国だと入出国が大変だったり、出発時刻がかなりずれたりかなり面倒くさそうだ。読みながらこんなストレスかかる旅は嫌だなと(笑)カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、グルジア、トルコなど分かりにくい場所が理解できた。社会主義国は大変そうなんで真似は出来ないが、トルコからポルトガルくらいは将来鉄道旅してみたい。

  • 雲をみるひと

    2010年前後に新潮文庫でシリーズ化されていた大陸横断旅行記の鉄道編の再版。当時から現在の変化に関するコラムが追加されているが、基本的に新潮版から内容の変更はない。発売時、何度も読んだ記憶があるバス編ほどの衝撃は受けない鉄道編だが、それでもロシアからアゼルバイジャンへの移動などハプニングを筆力の高い作者が面白く表現している。初読なら楽しめたと思う。

  • かんがく

    中央アジアのイミグレーションなど、題材は興味深かったが、あまり惹き込まれなかった。著者が50代で旅慣れしているため、海外旅に求めているワクワク感が足りないのかもしれない。

  • TALOS

    旅行に飢えてて思わずジャケ買いした作品でしたが、想像以上にハードな旅行内容に唖然としながらもいい作者を見つめたとにんまりしてしまいました。この方の作品は今後また読んでみたいと思います。

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