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神武東征の謎 「出雲神話」の裏に隠された真相

Yuji Seki

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569660981
ISBN 10 : 4569660983
Format
Books
Release Date
December/2003
Japan

Content Description

日本神話の中でも、とりわけ謎めいているのが、神武東征である。南部九州・日向の高千穂峰に降臨した皇祖神が、なぜ山を下って辺境の地「野間岬」に行き着いたのか。その末裔である神武天皇は、なぜ「日向」の地からヤマトを目指したのか。本書は神武天皇の正体を検証しつつ、さらなる謎解きの鍵である出雲の国譲りの真相に迫る。天皇家の誕生とヤマト建国の謎が、いま解き明かされる。

目次 : 序章 神話と史実(神武天皇をめぐるいくつもの誤解/ 神武東征説話は壬申の乱の焼き直し? ほか)/ 第1章 神武東征の謎(神武東征の主役は神武天皇ではなかった!/ 神武東征後、なぜ宇摩志麻治尊は石見に逼塞したのか? ほか)/ 第2章 天孫降臨の真実(なぜ天孫降臨の舞台は南部九州だったのか?/ 「神=鬼」と呼ばれた者たちの活躍 ほか)/ 第3章 出雲の国譲りのカラクリ(天孫降臨と神武東征にまつわるもうひとつの謎/ 出雲の神宝を管理した物部氏の役割 ほか)/ 第4章 神武東征の真実(神武天皇を助けた目に見えない大きな力/ 神武天皇の祟る人脈 ほか)

【著者紹介】
関裕二 : 1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。古代をテーマにした書籍を意欲的に執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 紅花

    神武東征の謎にたどり着くまでの道のりが長い!話が卑弥呼、トヨの話、出雲ヤマトと関係、血縁関係、同一人物と見られる人等々色々興味深いことが沢山書いてあったけど、材料が多すぎて結局混乱に陥ってしまった。前々作「天孫降臨の謎」前作「呪いと祟りの日本古代史」を読んでから読むか、あるいはあまり深く考えずさらっと読む方が、良かったかも。

  • 海辻

    強引な推論もあるけれど概ね面白く読めました。神功皇后が北部九州の卑弥呼を滅ぼしトヨとして後継となった、という推論は興味深い。でも古代血族関係をきちんと理解するには、手製の神族皇祖系図を作る必要があるかもしれないですね。(図)

  • たかむら

    「神武東征」と言う割には、それについての記述がほとんどなく、神功皇后の話がメイン。前作を読んでいなかったためか、いま一つ腹に落ちてこない。逆に卑弥呼の謎が深まった感じがして、ストンと落ち着くところに落ち着いていない。 元々著者の推論は面白く、興味があったので、そういう意味では楽しめる部分も多い。 本書を読んで、これが真実だ!と思うような人には向かない。あくまでも一つの仮説として、読者が自分自身で考察するための一材料とすべき。

  • 和邇

    「建国記念日」などで現在も日本人に馴染みの深い神武天皇の足取りを追う。神話と史実が入り乱れて大変面白い。ただ、著者の推論が割合多く含まれているので鵜呑みにするのは危険かもしれない。

  • Toshi KYM

    祟る出雲 相変わらず難解

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