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ISBN 10 : 4569854907
Content Description
中国人と日本人の価値観は、なぜこんなに違うのか。縄文人も弥生人も大陸から渡った人々であり、民族形質的には近い。縄文時代に大陸では青銅器が造られていたほど、文明も発達していた。しかし古代日本人は、中国の文明化に恐怖を抱いていたようだ。実は、殷代には象もいた豊かな森が鉄器生産と農耕を推進した結果、秦代にはなくなり遊牧民が馬で侵入できる平原になった。これを見て日本は森を守り、強力な権力を持たない天皇を推戴した。現在、中国の覇権主義によって東アジアは緊張に覆われている。今こそ古代外交史からこの隣国との付き合い方を学ぶべき時だろう。
目次 : 序章 アジアは一つか?/ 第1章 中国文明の本質/ 第2章 日本の神話時代と古代外交/ 第3章 中国の影響力と朝鮮・日本の連動/ 第4章 日本は中国と対等に渡り合おうとしたのか/ 第5章 中国の正体と日本の宿命
【著者紹介】
関裕二 : 1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。文献史学・考古学・民俗学など、学問の枠にとらわれない広い視野から日本古代史、そして日本史全般にわたる研究・執筆活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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パトラッシュ
読了日:2024/05/12
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nori
読了日:2024/03/28
fseigojp
読了日:2023/07/01
Yoshihiro Yamamoto
読了日:2023/08/11
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