Books

鐘よ鳴り響け 古関裕而自伝 集英社文庫

Yuji Koseki

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087440591
ISBN 10 : 4087440591
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「栄冠は君に輝く」「六甲おろし」そして、「オリンピック・マーチ」…誰もが知るあのメロディー。古関裕而は生涯、約5000曲の作曲を手掛けた。自然豊かな福島に生まれ、作曲の面白さに目覚めた小学生時代や、憧れの山田耕筰に見いだされ作曲家としてデビュー、そしてあの名曲たちの誕生秘話まで。今もそのメロディーは人々の心に響き続けている。昭和史に燦然と輝く伝説の作曲家の唯一無二の自伝。

目次 : 出会い(少年のころ/ 作曲と編曲の日々 ほか)/ 一歩目の記(第一回発売レコード―「福島行進曲」と「福島夜曲」/ 早稲田大学応援歌「紺碧の空」 ほか)/ 万感を胸に(「露営の歌」とその反響/ 「愛国の花」 ほか)/ 鐘よ なお鳴り響け(連続ラジオ・ドラマ「山から来た男」/ 「白鳥の歌」と「夢淡き東京」 ほか)/ 舞台は回る(東宝ミュージカル/ 芸術座公演―菊田氏念願の花開く ほか)

【著者紹介】
古関裕而 : 1909年、福島県福島市生まれ。30年に日本コロムビアに作曲家として入社。作曲作品総数は5000曲にもおよび、スポーツ・ラジオドラマ・歌謡曲・演劇・校歌・社歌など、ジャンルは多岐にわたる。69年に紫綬褒章、また79年に勲三等瑞宝章を受章。88年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
作曲家、古関裕而の唯一の自伝。 元は主婦...

投稿日:2020/10/10 (土)

作曲家、古関裕而の唯一の自伝。 元は主婦の友から発売された古い本で作曲家が亡くなる10年程前に出版されたもの。 それを今年の朝ドラに合わせて別の出版社が復刊した物らしい。 作曲家の少年時代から執筆年70歳までの人生を自作を振り返って綴った内容。 時代背景や登場人物をある程度把握しておかないと、理解が難しい所もあるが、作品を作曲した時の想いを交えつつ、当時のエピソードが綴れた内容となっている。 基本的に歌物に対するエピソードが殆どだが、作品毎に割かれる割合はわりと少なめ。 その分サクッと読めるが物足りないと感じる人もいるだろう。 また、必ずしも有名な曲のエピソードがあるわけでもなく、例えば、大阪タイガースの歌(六甲おろし)の様なプロ野球関係の歌は影も形もなく、そのかわりマイナーな作品のエピソードが2、3頁とられていたりする。 また最初はクラシックの作曲家を目指していたというのは知っていたが、この本を読んでオペラを書いたというのは初めて知った。 その割には初期に書いたという交響曲や協奏曲などといった管弦楽曲に記載はなく、また戦後に書かれた、オリンピック・マーチやスケーターズ・ワルツと言った機会音楽系の器楽曲についてもわずか数行触れられているだけである。 この本は歌謡曲作曲家、古関裕而の自伝として読むのが正しいスタンスだと思う。

レインボー さん | 不明 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

    古関裕而(古関勇治)昭和を代表した作曲家。音楽ひとつだけで生きたというのが凄いです。少年期から学生・・戦争前後に書きつずけた。いつも音楽があったのが羨ましいです。 昭和という時代を私は知らないからラジオ・ドラマやハモンドオルガンが新鮮でした。中支従軍はつらく読みましたがその後の菊田さんとのやりとりには感動しました。

  • naotan

    いつ買ったのか覚えてないけど家にあった。こういうのは歌を知ってる世代が読めば面白いと思うけど、知らない人にとってはどうなんだろう。いろいろ聴いてみたくなった。

  • スプリント

    栄冠は君に輝く、六甲おろし、オリンピックマーチなどなど。 名曲は永久に残り、古関裕而氏の業績も永久に語りつがれる。

  • breguet4194q

    自伝だと、自分の思い出に残った大きいイベントを、深く掘り下げるようです。結局、そうではないありきたりなイベントなどは除外されてしまうので、嘘はないにしても、どうもバランスが悪い感は否めないと思います。ただ、本人以外のライターには書けない深い思いが読めるというのは、自伝ならではの醍醐味だと思います。

  • ettyan えっちゃん

    朝ドラが、面白かったので読んでみた。 音楽の天才は、文章も上手。 平易だけど、読みやすい。 ドラマとの違いを楽しみながら、昭和の音楽史としても面白い。 もちろん、足りない部分も多い。自伝だし、詳しく知りたければ、もっと他の本の方がいいかも。個人的には、古関裕而先生の飄々ドラクエした雰囲気と戦前戦後のリアルな空気感がよく伝わると名作自伝だと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items