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文章力の鍛え方

Yuichi Higuchi

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806140375
ISBN 10 : 4806140376
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2011
Japan

Content Description

文章で自分の考えを伝えるには“物事を考える力”が必要不可欠となります。本書には、たとえば「討論番組にツッコミを入れる」「書き出しはワンパターンに」など、考える力を養い、書く技術を上達させるための樋口流ノウハウが満載。メールやブログ、ツイッターなどの“文章コミュニケーション”が空前の盛り上がりを見せる今、必読です。

目次 : 1 文章力とは何か?―それがわかれば文章や会話は組み立てられる(感じたことの根拠を明確にする/ 決めつけずに掘り下げて考える ほか)/ 2 「描写力」と「表現力」―日々の生活の中で鍛えるヒントをつかむ(目に見えたものを描写する/ 中づり広告に反論する ほか)/ 3 「意見」を考える―立場と矛盾から論理力を磨く(討論番組にツッコミを入れる/ ミステリーの矛盾を見つける ほか)/ 4 心に届く文章―頭で考えるのではなく実際に書いてみる(メールは箇条書きで伝える/ 手紙には思いっきり心を込める ほか)

【著者紹介】
樋口裕一 : 1951年、大分県生まれ。多摩大学教授。「白藍塾」塾長。早稲田大学第一文学部を卒業後、立教大学大学院博士課程修了。フランス・アフリカ文学翻訳のかたわら、1991年に小論文・作文の通信添削を行う「白藍塾」を設立、“小論文の神様”として、小学生から社会人までを対象とした文章の書き方の指導に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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なぜその言葉を使うのか、それを伝えるには...

投稿日:2018/05/12 (土)

なぜその言葉を使うのか、それを伝えるにはどうしたら良いのか、といった、文章を書く上での疑問を解決する「考え方」が養われる書籍です。 良くも悪くも具体的な表現は少ないので、国語の教科書のようなパターンを覚えるための本ではありません。あらゆるケースに応じた理想的な文章を生み出すための発想力を鍛えます。 また、文章全体が優しいので読んでいて気持ちが良いです。それでいて論理的なので理解もしやすく、スッと取り込める感覚があります。 内容はもちろん、書かれている文章自体も参考になる一冊です。

砦 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • masabi

    文章を良く見せるテクニックではなく、日頃からの鍛練が重要である。筆者が長年の経験から得た練習法の数々が載っているのだが、ただ文章力の向上を目的とするだけでなく思考力や会話力も合わせて伸ばそうとする。なぜならそれらの力は結び付いているからだそうだ。

  • masabi

    再読。何を話すか、書くかに迷わないように普段から様々なことに興味関心を抱く、つまり教養を深めることが肝心であり、文章力はその表現方法に過ぎない。

  • けいろー

    著者の本を読んだのは、おそらく8、9年ぶりになるんじゃないかと思う。当時読んだ『ホンモノの文章力』『ホンモノの思考力』の内容を踏襲しているだけかと思いきや、現代ならではの「ブログ」による文章発信、多角的な視点の養い方などにも言及されており、示唆に富んだ1冊。書名の“文章力の鍛え方”を知るべく実践的な方法論を求めて読み始めると面食らうかもしれませんが、文章力以前に必要となる「思考力」を深めるための考え方が数多く紹介されており、読者各々が異なった価値を見出だせる本なのではないかと思います。

  • はるびー

    前半は文章力というよりも論理的思考能力について、後半は前半を踏まえた経験の積み方について説明している印象でした。 文章力の本質みたいな部分は一度読んだだけでは吸収しきれていませんが、物事の新しい視点(情景を文章で表現してみるとか!)を発見することができたのは収穫です!

  • おむえむ

    誰かに向けてラブレターを書いてみるというユニークなものをはじめ、様々な文章の鍛錬方法が記されている。こうすれば文章が劇的に上手くなる!というコツのようなものは少なく、題名の通りどのような鍛え方をすれば文章が上手くなるのかという鍛錬方法を集めた本。中盤以降の内容はタメになるものだったが、ビジネス書の出来損ないのような一章は正直要らなかった気がする

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