CD

contemporanea

Yuasa Joji (1929-)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
3SCD0060
Number of Discs
:
1
Format
:
CD

Product Description


湯浅譲二:Expo70せんい館のための音楽

作曲家・湯浅譲二氏が所有保管していたマスターテープを発掘&高音質デジタル化! 「スペース・プロジェクション・アコ」のための2chマスターテープ発見&CD化!
 今回、CD化されるのは、せんい館の天井、床などを取り囲む25系統のスピーカー群で再生された多チャンネル音源ではなく、テープ加工・編集用の素材として収録された2chのオーケストラ曲のマスター音源です。
 しかし、それは「素材」といってしまうにはあまりに勿体ない、それだけでも鑑賞できる作品でした。これまで知られた音源より数段鮮度の高いサウンドも必聴です。これは大発見と言って良いでしょう。
 同じく湯浅譲二氏保管マスターテープには「スペース・プロジェクションのための音楽」も、これまで知られているものより音質の良いものが記録されていました。こちらも新発見です。
 今回は、純粋な管弦楽のみの版と、完成版の両方を収録して比較鑑賞が可能となりました。
 トールケース仕様・特殊A5判のジャケットは両面カラーで写真家・遠藤正による大阪万博せんい館のスチール写真を使用。附録冊子は2種類。
・川崎弘二「日本万国博覧会の電子音楽第1巻・せんい館」(40ページ)
・写真家・遠藤 正による「せんい館写真集」(8ページカラー)

● 収録された音楽について
【スペース・プロジェクション「アコ」の音楽】
湯浅作品でも最も先鋭的な音響の一角を担う作品。純粋に管弦楽曲の断片として作曲されたそのマスターを発見!

【ファッション・ショーの音楽】
「せんい館」で開催されたファッション・ショーのための音楽を発見!湯浅の職人的仕事を発見。

【回廊Aの音楽「パターンスライドの音楽」】
鳥の鳴き声や子供たちの遊ぶ声をミックスして超現実的な夢幻空間を演出したテープ音楽

【回廊Bの音楽「カラーゴーラウンドの音楽」】
特殊奏法を駆使したエレキギターによるアブストラクトサウンドが炸裂

【ルネ・マグリットの男の音楽「人形Aその1」「人形Aその2」】
湯浅譲二、武満徹、谷川俊太郎らの若き日の声も使用されたテープ作品「ヴォイセズカミング」の「インタビュー」に結実する別バージョンを収録。「あのー」「そのー」「やはりなんというか」「やっぱりどうしても」「ある意味で」・・・。

【スペース・プロジェクション「アコ」の音楽(完成版)】
「せんい館」内部で25系統のスピーカー群で再生された音をマイク収録したと推測される2chテープのマスターを発見! これまで音盤化されていたものよりリアルで鋭いサウンドが味わえます。

※マスターテープの劣化によるノイズなどございますことをご了承くださいませ
※湯浅譲二氏のご提供によるマスターテープを使用させて頂きました(「わたしはナイロン」を除く)
※再生デッキは、STUDER A812、ケーブルは、Acoustic Revive社のご協力による最高グレードのケーブルを使用してデジタル化を行いました。(メーカー資料より)

【収録情報】
湯浅譲二:
1-22.スペース・プロジェクション「アコ」の音楽
23-27.ファッション・ショーの音楽
28.回廊Aの音楽「パターンスライドの音楽」
29.回廊Bの音楽「カラーゴーラウンドの音楽」
30-33.回廊Bの音楽「カラーゴーラウンドの音楽素材1-4」
34.ルネ・マグリットの男の音楽「人形Aその1」
35.ルネ・マグリットの男の音楽「人形Aその2」
36.スペース・プロジェクション「アコ」の音楽(完成版)


 企画監修:川崎弘二、西 耕一/解説:阪本裕文/協力:湯浅譲二、湯浅玲奈


作曲家の湯浅譲二氏の協力、マスターテープ提供によるアーカイブ・シリーズのスタート!
スリーシェルズは、作曲家の湯浅譲二氏の協力、マスターテープ提供によるアーカイブ・シリーズをスタートします。
第1弾は、CD「湯浅譲二の映画音楽」とCD「EXPO’70「せんい館」のための音楽」を2月に同時発売決定します。限定プレスのためお早めにお買い求めくださいませ。
今回の2種類のCDは、いずれも映画監督で映像作家の松本俊夫[1932-2017]と作曲家の湯浅譲二による仕事の集成となります。「湯浅譲二の映画音楽」には、松本俊夫が監督した映画「薔薇の葬列」「母たち」「わたしはナイロン」の音楽を収録、初CD化となります。「EXPO’70「せんい館」のための音楽」にはA5判40頁解説、8頁写真集が付属します。
『日本の電子音楽』『武満徹の電子音楽』などで知られる川崎弘二とスリーシェルズの西 耕一の共同企画で作られた湯浅譲二CD完成です!(メーカー資料より)

【湯浅譲二(ゆあさ・じょうじ)】
福島県郡山市生まれ。少年期より音楽に興味をおぼえ独学で作曲を始める。1949年、慶応大学教養学部医学部進学コースに入学する。在学中より秋山邦晴、武満徹らと親交を結び、1951年「実験工房」に参加、作曲に専念する。以来、オーケストラ、室内楽、合唱、劇場用音楽、インターメディア、電子音楽、コンピュータ音楽など、幅広い作曲活動を行っており、国内はもとより、世界の主要オーケストラ、フェスティバルなどから多数の委嘱を受けている。1981年からカリフォルニア大学サン・ディエゴ校教授(現在名誉教授)を務め、日本大学芸術学部、東京音楽大学、桐朋学園大学等でも後進の指導にあたる。
1997年、「ヴァイオリン協奏曲―イン・メモリー・オブ 武満徹─」により第45回尾高賞および第28回サントリー音楽賞を受賞。1998年から2011年まで、「サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ」の監修を務めた。2010年、国際現代音楽協会(ISCM)名誉会員に、2014年、文化功労者に選ばれた。
受賞:ベルリン芸術祭審査員特別賞(1961)、イタリア賞(1966、67)、ヴェネチア国際記録映画祭サン・マルコ金獅子賞(1967)、尾高賞(1973、88、97、2003)、日本芸術祭賞(1973、83)、飛騨古川音楽賞大賞、京都音楽賞大賞(1995)、サントリー音楽賞(1996)、芸術選奨文部大臣賞(1997)、紫綬褒章(1997)、日本芸術院賞・恩賜賞(1999)、第23回日本アカデミー賞映画音楽優秀賞(2000)、文化功労者(2014)。(メーカー資料より)


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