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パ-ル真論 ゴ-マニズム宣言special

Yoshinori Kobayashi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093890595
ISBN 10 : 4093890595
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2008
Japan

Product Description

『戦争論』に続く国家・歴史シリーズ最新刊

 今年は日本の戦争が裁かれた東京裁判の判決60周年の年です。1948年、東京裁判によって、いわゆるA級戦犯への処刑が言い渡されましたが、この際、国際法の権威だったインドのパール判事は「日本無罪論」をただ一人主張し、1235枚に及ぶ「反対意見書」を書きました。東京裁判60周年の節目に、このパール判決に歴史論争の焦点が集まっております。日本は有罪か、無罪か。法の真理と裁きは国家にとっていかなる意味を持つか。パール判決のデマを流しているのは誰か……本書は小林よしのり氏の「もうひとつの戦争論」です。『戦争論』『台湾論』『靖国論』『いわゆるA級戦犯』と話題と波紋を呼んできた小林氏の国家・歴史論シリーズ、待望の最新刊です。

Content Description

東京裁判で唯一「日本無罪」を主張した判事による「真理の裁き」。1235枚に及ぶ東京裁判への「反対意見書」に心血を注いだパール判事の「法廷の闘い」とは。

目次 : 「憲法9条」と「ガンジー主義」は全く違う!/ パール判事は「憲法9条」を「ガンジー主義」と言ったのか/ パールは日本無罪論者を信頼した/ 不当に歪められたパール像を正す/ 「パール判決の真意」って何だ?/ 西部邁氏の誤謬を正す/ 護憲論者が「平和憲法」を修正するか?/ 国際法は歴史の蓄積で成り立つ/ パールは東京裁判を「一部肯定」したという珍説/ パールは「道義的責任」など指摘していない/ ヤスパースの「戦争の罪」の分類/ 「戦争責任ありき」の戦後脳でテキストは読めない/ 「パール判決書」は偽善を憎む恐るべき書なり/ 「パール判決書」の最重点は何か?/ パールは「反共主義者」だったのか?/ パールは「南京事件」をどう見たのか?/ パール判決書はこうして歪められた/ 田中正明氏の「改竄問題」とは何だったのか/ パールに申し訳ない被占領日本人の体たらく/ 「日本無罪論」はミスリーディングか?:解題 パール判決書内/ パールの遺言

【著者紹介】
小林よしのり : 昭和28年福岡生まれ。昭和51年、大学在学中に描いたデビュー作『東大一直線』が大ヒット。以降『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』(昭和63年、小学館漫画賞受賞)などギャグ漫画に新風を巻き起こす。平成4年、『SPA!』(扶桑社)にて世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』(幻冬舎文庫(1)〜(9))を連載開始、その後、平成7年から『SAPIO』(小学館)に戦いの場を移し『新・ゴーマニズム宣言』を大反響連載、平成18年に完結した(単行本は小学館から(1)〜(15))。現在は『SAPIO』にて、再び『ゴーマニズム宣言』を強力連載中のほか『ビッグコミック』(小学館)に『遅咲きじじい』を連載、季刊誌『わしズム』(小学館)の責任編集長を務めるなど、さらに新しい挑戦を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    東京裁判で唯一全員無罪を主張したパール判事について書かれた1冊。丁寧に取材、調査されていて勉強になった。

  • むーむーさん

    読みでがあった。いつかパル判決書も手にとってみよう。

  • がんぞ

    パール判決は猿芝居裁判に対し、少数意見にとどまらず唯一人専門家としてA級戦犯を私刑に等しい有罪にしたのを叱っている。その声は’67年に亡くなった80歳生涯の何十倍も後世まで届くであろう。亡くなる前年にでた朝日新聞社『共同研究パル判決』は長大な解説で、《無罪論証》を打ち消そうと努めているが、論説は「事後法だから無効」にとどまらない。侵略を是とする《共同謀議》は既に議会主義の日本にありえないし、戦争犯罪は連合国側がむしろ多かった…。一方的に日本を断罪したことによりスターリンや李承晩、毛沢東が増長し大悲惨な事態

  • しろくまZ

    中島との間の「パール判決論争」について詳述。小林によると、中島は資料とした物から自分の主張に都合の良い部分のみを採用・切り貼りして「パール判事」を書いたと言う。もし科学者などが自分の主張に都合の良い実験結果を恣意的に取捨選択して論文を書けば、それは間違いなく「実験データの捏造」であり、以後、その人物の論文は一切信用されなくなる。それと同様の事を行ったと言われたのに、なぜ中島が自身の主張の正当性を小林に対して徹底的に提示・反論しなかったのか全く理解できない。彼から学者としての誠実さが感じられない。

  • nobody

    小林よしのり詭弁の秘訣@アクロバティック対置法。例〈当事者の会の「疑惑」をスルーするのはジャニー喜多川の疑惑をスルーするのと同じ〉A自分側の悪材料と敵側の好材料は小さく(似顔絵なら墨塗りに。p.139天皇、p.356ネール、マッカーサー)、できる限り言及は避け(例∶対華21か条要求)、後の方でこっそりと(田中手記の「平和主義」も要約、パールの日本再軍備反対他)、自分側の好材料と敵側の悪材料は誇大に。B〈〜(して)ないこと〉を根拠にする。例∶p.85・99・150・177・208他。同じくパールp.272・

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