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ゴーマニズム宣言special 日本人論

Yoshinori Kobayashi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594097141
ISBN 10 : 4594097146
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

イギリス公共放送BBCが制作したドキュメンタリー番組『J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル』をきっかけに動き出した故・ジャニー喜多川氏による過去の性加害問題。長年、日本のメディアにおいて「最大のタブー」とされてきたこの問題は、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」をはじめとする“被害者”の告発も相次ぎ、ついには国連人権理事会が聞き取り調査に乗り出すまでに発展した。

【著者紹介】
小林よしのり : 1953年、福岡県生まれ。漫画家。大学在学中に『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて『東大一直線』でデビュー。以降、数々のヒット作を世に送り出す。新しい試みとして、ニコニコ動画にてメルマガ『小林よしのりライジング』(まぐまぐ大賞2022)を配信。身を修め、現場で戦う覚悟をつくる公論の場として「ゴー宣道場」も主催する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Carlyuke

    改めて読んだ。小林よしのりは面白い。人が言わない真実を描くのがとても上手で本質を捉えていると感じる。 日本人は日本人の価値観があって, そこを言っているのだが, ジャニーズの件では山本七平が言うような「空気」が醸成されていることを指摘している。小林がそれに「水」をさしているのにそこは届かないようだ。 過去の出来事と価値観を外圧的な価値観で断罪していることを上手く表現している。 ワシントンやジェファーソンの例も優れていて説得力がある。

  • belalugosi6997改めベラ・ルゴシ

    のっけから度肝を抜かれた。世俗的には平成の名著「日本人のタブー」以来の衝撃である。ただ「男色系」はちょっと遠慮願いたい。維新以前は混浴が主流なのは聴いていたが、ここまでOPENなの?と疑った。自分が世界標準に毒されているのを恥じた。そして言われてみればジャニーさんは刑事告訴は一度もされてないにも関わらず毛沢東やスターリン等の史上最悪の指導者として扱われている。外圧に弱い日本世論の典型例として後世に語り継がれるだろう。

  • Carlyuke

    以前読んだようだが登録していなかったよう。

  • カツ

    ジャニーズ騒動を軸にキャンセルカルチャーから見た日本人の本質に迫る。そもそも男色文化の土壌のある日本と男色を罪とするキリスト教文化圏では人権に対する考え方が違うのだ。出世や金銭の見返りがある場合は被害者と言えるのか?この本によって「被害者の会」の化けの皮が剥がれた以上、本当の被害者などいるのかと思ってしまう。何の検証もせずに発言を垂れ流しにするマスコミも酷い。いろいろと勉強になる本でした。やっぱりよしりんは凄い。

  • えすてい

    確かに日本には独自に発展してきた男色の文化があったし、歌舞伎や日本舞踊といった芸能での女形・寺や神社の祭の稚児などもあるのは紛れもない話である。一方でそういう文化があるからジャニーズ抹殺イコールキリスト教文化に毒されたキャンセルカルチャーと断じるのには違和感でもある。長年メディアが大した事ないと黙殺し、スポンサーやお偉方に忖度し公然の秘密であり触れることはタブーとされてきたが、だからといって一方的にキリスト教文化イコール悪・日本伝統文化無謬だから「無罪」のような論調には、終始違和感を禁じ得なかった。

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