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Riko 女神の永遠

Yoshiki Shibata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784043428014
ISBN 10 : 4043428014
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1997
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mariya926

    柴田よしきさんは「観覧車」や「回転木馬」がよかったので、読友さんにお勧め頂いたRIKOも読んでみました。柴田よしきさんは主婦になってからこの本でデビューされましたが、デビュー作としてはアダルトチックでハードな内容ですが、構成はとても面白かったです。1995年に出版されているので、さすがに死語がたくさん出てきますが(ポリとか)内容は今の時代でも楽しめるミステリーです。ただ女性警官でこんなに性に奔放な本って今まで読んだことがありません。それにしても慎二が可哀想ですね。もっと緑子とのペアーが見たかったです。

  • 納間田 圭

    主人公は女刑事リコ。”女”を使った〇〇と…あからさまに言われた。しかし…”新宿”が彼女を救った。新宿という都内最大級の無法地域が彼女に合致した形。彼女には”切り札”があった。被害者がどうしても告訴を嫌がり泣き寝入りをしようとしている時に…彼女はその切り札を使かう。若い男達の連続レイプ事件。被害者達は…次から次へと自殺や行方不明に…。そして犯人を追い詰めるために…彼女またその”切り札”を使うことに…。同僚の5歳年下の男性刑事と2歳年下の交通課の婦人警官との〇〇関係も…精神的な大きな武器となったのだが

  • タックン

    再読。横溝正史賞受賞作。リコシリーズ第一弾。女性警察物であり性愛・恋愛小説とも言われた作品。男性優位主義の警察組織の中で女であることを主張し放埓に生きる女性刑事リコに対し賛否両論はあるもののリコや事件・犯人も含めて男性警察官の悪さの方がはるかに悪い印象がある。それにしても性描写や事件がグロ過ぎる。でもなぜかリコが気になって読んでしまう。 このリコシリーズがなかったら誉田哲也さんの姫川シリーズはなかったかもなあ? 読んでみてください。2・3作目も再読したいな。

  • ずっきん

    警察小説の姿を借りたジェンダー小説。「聖黒」と対をなす作品だと思う。というか本作の性を男に変えて昇華させたんだなあ。読みごたえ、リーダビリティともに文句なし。特にリコの人物造形が秀逸すぎて惚れこんだ。またしても徹夜。壮絶な過去、絶ち切ろうともがく姿、これは練の女性版だ。強烈なミソジニーのなか、トラウマから自分を解放していくリコの姿は爽快感さえある。実はリコに批判的なレビューが多いのに驚いた。練や韮崎ならいいのになんでリコじゃダメなんだろう。性が変わると印象も変わってしまうということか。これもミソジニーか→

  • drago @冬支度中。

    女性刑事・村上緑子(りこ)が主人公。 ◆期待薄で読み始めた分、存外の面白さに引き込まれる。 ◆緑子が心身共に痛めつけられながらも警察組織から逃げ出さず、仇討ちのために立ち上がる姿に魅せられた。 ◆それにしても、(実態を確かめようがないが)警察の縄張り意識や男尊女卑の考え方が、小説通りならほんとに怖いと思ったし、男性警官の緑子に対する酷い仕打ちにはとても腹が立った。 ☆☆☆☆

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