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ISBN 10 : 4062919036
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四世紀、倭王権=ヤマトはカラ(半島)と出会う。列島の君主は、朝鮮半島・大陸との関係を持つことで、鉄や先進技術・威信財を独占し、その再分配で地方の首長と互酬関係を築く。緊迫する半島情勢、渡来人の定住、王位継承争い、仏教伝来、大化改新、クーデター…。度重なる試練が支配体制を強化し、神の代理人=「治天下大王」が、「現神」=天皇になった時、「日本」が誕生する。
目次 : 第1章 列島と半島と大陸―東アジア世界の中の倭国(「ヤマト」と「カラ」をつなぐ道/ 半島の動乱と倭王権の発展/ 渡来人の来住と列島の技術革新/ 倭の五王―冊封体制への参入と離脱)/ 第2章 「治天下大王」の登場(倭王権の拠点/ 倭王権と地域社会/ 初の「治天下大王」―ワカタケル大王)/ 第3章 自立する倭王権(継体・欽明の王権/ 半島政策の挫折/ 国造と氏/ “前方後円墳の時代”の終焉)/ 第4章 王権の転機(仏教の伝来と蘇我氏/ 女帝と太子/ 大陸ルートの復活と内政の改革)/ 第5章 律令国家への歩み(乙巳のクーデターへの道/ 大化改新/ 改新政治からの逸脱と敗戦―斉明朝と白村江の戦い/ 厳戒体制下の国政改革―天智期/ 神への飛躍の戦い―壬申の乱)
【著者紹介】
熊谷公男 : 1949年生まれ。東北大学文学部卒。同大学院、宮内庁正倉院事務所をへて、現在、東北学院大学文学部教授。専門は日本古代史。古代氏族、古代蝦夷、政務・儀礼などから古代王権の問題に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2017/03/11
翔亀
読了日:2017/03/05
南北
読了日:2025/03/07
まえぞう
読了日:2025/06/04
Emkay
読了日:2020/07/31
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