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ISBN 10 : 4862489672
Content Description
鎌倉仏教の宗教者たちは、意外にも経済活動と密接な関係にあった。貨幣の価値は、神仏が保証する「無縁」を原理とし、利子は神に捧げる供物でもあった。資本主義の原点に宗教者と神仏の存在を発見した網野史学の名著。
目次 : 序にかえて 絵師の心―一遍と「乞食非人」/ 1 境界(境界に生きる人びと―聖別から賎視へ/ 中世の商業と金融―「資本主義」の源流/ 補論 市の思想)/ 2 聖と賤(中世における聖と賤の関係について/ 中世における悪の意味について)/ 3 音と声(中世の音の世界―鐘・太鼓・音声)/ 4 宗教者(一遍聖絵―過渡期の様相)/ あとがきにかえて 宗教と経済活動の関係
【著者紹介】
網野善彦 : 1928年山梨県生まれ。東京大学文学部卒業。都立北園高校教諭、名古屋大学助教授、神奈川大学短期大学部教授、同大学経済学部特任教授を歴任。専攻は日本中世史・日本海民史。2004年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Toska
読了日:2023/04/19
白義
読了日:2012/10/02
うえ
読了日:2015/04/23
ひつまぶし
読了日:2021/06/23
たぬきち
読了日:2016/09/06
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