Books

君の膵臓をたべたい

Yoru Sumino

User Review :4.5

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575239058
ISBN 10 : 4575239054
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ある日、高校生の僕は病院で1冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていた。こうして、偶然にも【ただのクラスメイト】から【秘密を知るクラスメイト】となった僕。まるで自分とは正反対の彼女に、僕は徐々にひかれていった。だが、世界は病を患った彼女にさえ、平等に残酷な現実をつきつける――。全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至!

【著者紹介】
住野よる : 高校時代より執筆活動を開始。『君の膵臓をたべたい』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
8
★
★
★
★
☆
 
4
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
タイトルは最初意味がわからなかったのです...

投稿日:2021/07/02 (金)

タイトルは最初意味がわからなかったのですが、最後まで読めば理解ができます。ラストが本当に衝撃的でした。是非手に取ってみてください。

&#50864&#50976* さん | 愛知県 | 不明

0
★
★
★
★
★
命の尊さに改めて気づかせてくれる作品です...

投稿日:2021/04/25 (日)

命の尊さに改めて気づかせてくれる作品です。主人公とさくらの距離感が非常に興味深く、こころが動かされます。

とどけ さん | 千葉県 | 不明

0
★
★
★
★
☆
膵臓の病気で余命わずかな少女と出会い、そ...

投稿日:2021/04/18 (日)

膵臓の病気で余命わずかな少女と出会い、それを知った少年が彼女のやりたいことに付き合って振り回されていくうちに、やがて二人は恋に落ちていく。最後の結末が私にとっては予想外以上の予想外という感じでした。

まめ さん | 群馬県 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro

    図書館の予約に超大幅に出遅れてようやく読めました!出版されて1年以上経過しているので、新作ハンターとしては失格です。「また、同じ夢を見ていた」に続いて住野よる二作目です。最初は単純な難病青春悲恋物語かなぁと思って読み進めましたが、上手く捻りが効いていて、最期の『共病文庫』にはやられました。ラブラブな恋人といちゃつきながら『真実か挑戦か?』をやったら楽しんだろうなぁ!サプライズで遠出してお泊りする場所として福岡・大宰府は良い街かも知れません。

  • 遥かなる想い

    目をひくタイトルと 落ちついた装丁に惹かれて 読了。 高校生の山内桜良と 僕の物語。膵臓の病の ために、あと1年も 生きれない桜良が健気に 明るいのが心に痛い。 人は死ぬとわかった時、 残りの人生をどう 生きるのか。17歳という 年齢設定がひどく残酷で …自分に訪れるはずの 将来の出来事に心を 残し、死んでいく… 『共病文庫』を読みながら 涙が止まらない、そんな お話だった。

  • seacalf

    ひねくれていた自分には少し身に覚えがある。一通りそつなくこなせるからと斜に構えて独りよがりに生きて、いざ踏み込んで人と交わると、これまで味わったことのないような喜びが奔流のように胸に込み上げて、まるで大発見をしたかのような気持ちになる。特に思春期とはそういうことの連続だ。誰もが通過するそんな経験を、内気な少年が快活な少女に出会うという典型的なボーイミーツガールという形に凝縮して読ませてくれる。ややライトな文体や語り口もなんのその。あのくすぐったいピュアな頃の喜びを、非常に上手く掬って表現してくれている。

  • 期待しすぎたのか、自分の年齢が行き過ぎたせいか、よくある設定のストーリーだなという感想です。さくらちゃんの死に方は思ってもいない展開ではありましたが。青春真っ只中の子が読むと泣けるのかな?個人的には、会話が多くて情景描写の文章がかなり少ないので進んでいくのは速いし読みやすいけど味気がなかった(笑)。ただ、自分の生きているこの時が、自分で選択した今であること、決して草舟に乗せられて流されているのではないということを主人公と一緒に気づけたと思います。

  • またおやぢ

    『私の心があるのは、皆がいるから、私の体があるのは、皆が触ってくれるから。そうして形成された私は、今、生きている』とは言い得て妙。この小説自体が、読者の感受性で多様に解釈できる構成となっており、色々な切り口で物語を読み進める事ができる。高校生の純愛を描いたライトノベルとも、主体的に「生きる」事の意義を見つけ出した少年の成長物語とも、この世の無常や理不尽さを描いているとも…テーマを盛り込み過ぎの感もあるが、これがこの作家のデビュー作とは新鮮な驚きを感じた一冊。ただ、一向に泣けなかったのは…僕が冷酷だからか?

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items