Books

フェルメ-ルの世界 17世紀オランダ風俗画家の軌跡

Yoriko Kobayashi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140018705
ISBN 10 : 4140018704
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1999
Japan

Content Description

「謎の画家」「孤高の天才画家」と称されるフェルメール。静寂に支配された光と陰の綾なす作品の絶大な人気はどこから生まれるのか。神秘のヴェールを剥ぎ取り創作の秘密を浮かび上がらせ、謎に挑む野心作。〈受賞情報〉吉田秀和賞(第10回)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ひこうきぐも

    図書館で借りる。著者の小林頼子は「私はフェルメール」の訳者。とにかく徹底して資料を駆使して謎の画家フェルメールに迫る。17世紀のオランダの政治経済産業から地形からフェルメールの実家の大きさを測定。家族構成から遺産相続など実に理詰めで推理していく。フェルメールの師匠は誰か。なぜ宗教画から風俗画に転向したのか。フェルメールの現存する真作と贋作。贋作画家メールヘンの章もありなぜプロ評論家達がだまされたか。それ以後フェルメールの真偽にどう対処したのかなど。著者は現存するフェルメールは32作品とする。

  • 中島直人

    フェルメールの魅力が伝わってくる。最後の贋作エピソードが付け足しに感じられるほど、十分に面白い。

  • うみ

    フェルメールの知らなかった面が次々に現れる。暮らしぶり、家の中、修業期間。謎めいた画家は、少しずつ姿を見せてくれる。それにつけても、かの贋作事件はひどい。何回見ても、とてもフェルメールの作品とは思えないあれを、どうして判定しちゃったのか。そのわけを教えられた今も、やっぱり納得できないなあ。今もって、真作か非真作か論議の別れる絵もある。フェルメールをおおう霧は、なかなか晴れてくれない。

  • 窓辺のクロッカス

    フェルメールの作品にどうして惹かれるのか、その訳を知りたくて手にとった1冊です。技術的な考察は難しかったけれど、寡作な画家の思考を辿る道筋が見えたように思います。先日、ようやく上野で二人の真珠を身につけた美しい少女達に会えました。

  • ロバーツ

    持っている本の中では最も様式を重視しているフェルメール論。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items