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かもめ食堂

Yoko Mure

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344010970
ISBN 10 : 4344010973
Format
Books
Release Date
January/2006
Japan

Content Description

ヘルシンキの町角にある「かもめ食堂」。日本人女性のサチエが店主を務め、看板メニューはおにぎり。だが、お客は日本おたくの青年トンミだけ。そんなかもめ食堂に、ミドリとマサコという日本人女性がやってきて…。

【著者紹介】
群ようこ : 1954年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。84年、「午前零時の玄米パン」(本の雑誌社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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映画はあまりハマらなかったのですが、群よ...

投稿日:2021/04/25 (日)

映画はあまりハマらなかったのですが、群ようこさんの原作はピタっとハマりました。ヘルシンキに行ったことがあったので情景が目に浮かんだのもよかったのかも…。20代、30代のちょっと人生に疲れた方におすすめ。

luna さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おしゃべりメガネ

    意外と読んでる群さん作品です。『パンとスープ』シリーズのノンビリとしたアットホームな作風にすっかりハマり、今作もそんな読感を期待しましたが、期待をしっかり裏切らないステキな作品でした。これまでの人生に踏ん切りをつけて、それなりの軍資金を手に遥か遠いフィンランドの地でおにぎりを中心にした食堂をはじめた「サチコ」。店に現れた片言の日本語を話す、なぜかガッチャマンかぶれの青年「トンミ」、フィンランドで出会った大柄な「ミドリ」、ちょっと不思議な雰囲気の「マサコ」と個性豊かなキャラによって、ゆったりと楽しめました。

  • 財布にジャック

    映画もDVDも観たのに、原作を読んでいなかったことに気づき遅ればせながら読んでみました。映画も原作もどちらもとっても癒されました。普通映画が良いと原作がダメで、原作が良いけど映画はイマイチな作品が多い中、これはどちらも良く出来てます。日常に疲れちゃった方に是非読んでもらいたいです。北欧のフィンランドでの新たな暮らしや出会いが素敵で、心温まること間違いなしです。

  • ゆみねこ

    異国フィンランドで38歳の女性サチエが開いた「かもめ食堂」。宣伝もしないで来る人を待つと言うその場所に引き寄せられるようにやって来たミドリとマサコ。子供がお店を営むなんてと遠巻きに見ていた現地の人々。サチエのこだわりのおにぎりは、受け入れてもらうまではまだまだ時間がかかるかな?ふわりとした雰囲気であっという間に読了しました。

  • 七色一味

    借りてきた──と思ったら、あっという間の読破。私の脳内イメージによりますと、小林聡美+パスコの「超熟」=『かもめ食堂』という図式が頭の中で成り立っていたんですが、その脳内イメージを裏切らない作品でした。──っていうか、私の脳内イメージ、順番が逆じゃん! と今更ながら気がついた(゜o゜;  優しくて柔らかなんだけど、その中に絶対曲げられない「固い芯」が一本、まっすぐ目指すべき場所に向かって刺さっている感じがして、清々しく潔い読了感です。

  • ゆきち

    面白かった。サラサラと読めるので、元気がなくて軽い小説読みたいなって時にお勧め!舞台はフィンランド。『人生は修行だ』と武道家の父に育てられたサチエは、38歳にして得意の料理を片手に、人生の修行とフィンランドへ渡りかもめ食堂をひらく。そこに、なんとなく変な人がへんな問題をもって集まり、少しずつ癒やされていく。プッと笑ってしまったりジワンと温かくなったりあっという間に終わってしまった。登場人物それぞれ個性が面白くて好きだなぁ。

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