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ブリューゲルと季節画の世界

Yoko Mori

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000611602
ISBN 10 : 4000611607
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“バベルの塔”“ネーデルラントの諺”など、今もなお多くの人びとを魅了する作品を遺したピーテル・ブリューゲル。風景表現の頂点とも評される連作「季節画」はどのように醸成されたのか。先例となる彩飾写本や版画などに描かれた人びとの季節の営みや月暦図像を半世紀以上にわたり渉猟してきた研究者が、その連環を丹念に解き明かす。

目次 : 第1章 北ヨーロッパの彩飾写本(聖務日課書と時〓書)の月暦行事と農事/ 第2章 一六世紀ドイツの月暦版画/ 第3章 一六世紀の都市の市民生活を語る月暦画/ 第4章 諺に“読む”一六世紀北ヨーロッパの月暦図像/ 第5章 ブリューゲルの二素描“春”“夏”とフランドルの月暦図像の伝統/ 第6章 ブリューゲルの連作「季節画」/ 第7章 ポスト・ブリューゲルの月暦画の世界/ 補遺 最新のブリューゲル研究状況

【著者紹介】
森洋子 : 明治大学名誉教授、ベルギー王立考古学アカデミー外国人会員。西洋美術史(16世紀ネーデルラント美術)。お茶の水女子大学卒、独ミュンヘン大学、米ブリンマー・カレジ(修士)。ベルギー政府給費留学、学術博士。ウジェーヌ・ベ国際賞(ベルギー)、ベルギー王冠勲章シュヴァリエ章、紫綬褒章。著作『ブリューゲルの「子供の遊戯」:遊びの図像学』(未來社、1989年、サントリー学芸賞他)、『ブリューゲルの諺の世界:民衆文化を語る』(白凰社、1992年、芸術選奨文部大臣賞)、『シャボン玉の図像学』(未來社、1999年、茗水クラブ学術奨励賞)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    森洋子さんご専門のブリューゲルの絵画についての評論集です。私は昔からブリューゲルの絵が好きで、美術館などでよく見ていました。そのつてで森さんが以前からブリューゲルの作品の評論集を出されていたので、今回も異なる観点からの本なので読んでみました。1月から12月までの農民などの生活を描いている作品を分析されています。本当によく人物をうまく描いていて私はレンブラント同様に工房があったのではないかと思っています。

  • takao

    ふむ

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