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小林一三(仮)

Yasutoshi Kita

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569818894
ISBN 10 : 4569818897
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
May/2014
Japan

Content Description

宝塚歌劇団をつくり上げた男の人生を通じて知る、夢を現実にできる、人間の無限の可能性。無から有を生み出した稀代の事業家の生涯。

目次 : 甲州商人の血/ 夢見る文学青年/ 警察が大騒ぎしたミステリー小説/ 小説家志望が一転して銀行マンに/ 財界の巨星・中上川彦次郎/ 落ちこぼれサラリーマン/ 波乱の末の再婚、仕事の挫折/ 三井銀行退職/ 最も有望なる電車/ 宝塚少女歌劇誕生/ 神戸線開通と阪急の飛躍/ 世の中に対して貸勘定をつくっていく/ 日本初のターミナルデパート・阪急百貨店/ 東京電燈再建/ 東宝設立/ 商工大臣就任/ 大臣落第で迎えた敗戦/ 敗戦後の日本に希望の光を/ 枯れ木に花を咲かせ続けて

【著者紹介】
北康利 : 昭和35年12月24日、名古屋市生まれ。大阪府立天王寺高校、東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家として富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末でみずほ証券を退職し、本格的に作家活動に入る。関西学院大学非常勤講師。“100年経営の会”顧問。著書に『白洲次郎 占領を背負った男』(第14回山本七平賞受賞)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あちゃくん

    小林一三翁のことは、阪急電鉄を率いて日本の私鉄経営のフォーマットを作った人だとか、宝塚歌劇団とか東宝を設立し日本のエンタメ界の基礎を築いた人だとかという認識はありましたが、これほどまでに様々な分野で活躍された方だということを初めて知りました。三井銀行のサラリーマンとして社会人生活をはじめたことであったり、阪神電鉄とのせめぎあいであったり、電力会社との関わりであったり、岸信介との確執であったり。小林翁の様々な一面を知り、もし今生きていたら、どんなビジネスを企画したんだろうかと想像しながら読み終えました。

  • KAZOO

    阪急電鉄と宝塚の創始者ということは知っていましたが、あまり詳しいことは知りませんでした。いわゆる優等生タイプでない一面を持って、若いときはやりたい放題という感じでしかも縁故は利用する、女にはだらしない、ということで面白く読めました。昔の組織の枠にははまらない人だったのでしょう。甲州商人の負けじ魂というのもあるようです。

  • ヨムヒト

    阪神電鉄よりも、JRよりも遅れをとっていた現阪急を押し上げた男、小林一三。沿線の都市開発により沿線利用者を増やした。券売の前で生演奏することで人を集めた。それは宝塚歌劇団となった。100歩先が見えると狂人とされ、50歩先は潰される。10歩先を進めるのが良い。 さぁ、読書を再開しよう

  • かりんとー

    阪急は最高の電車だと思うし、阪神間の人たちも素晴らしい。短い間だったけど阪急沿線に住めたのはとてもいい思い出になっている。小林一三大先生に感謝したい。あっぱれ堂々たる人生です。

  • Ken

    私は大阪で5年も勤務したのに、恥ずかしながら小林一三といえば宝塚・阪急の創始者だという程度の知識しかなく、こんな多くの来歴の方だとは存じ上げなかった。 小林一三は「花咲か爺」と呼ばれるほど数多くの事業の花を咲かせた。鉄道、歌劇、百貨店、映画の花。そして数多くの人材の花を咲かせた。 こんな大器晩成の方はあまり知らない。北さんの仰る復興に向けた元気につながる主人公であることは間違えない!

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