Books

ビル・エヴァンスについてのいくつかの事柄

Yasuki Nakayama

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309272221
ISBN 10 : 4309272223
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan

Content Description

ビルの音楽とスタイルは、ジャズの世界やピアニストだけでなく、楽器を演奏するすべての人にとっての指標となった。愛すべき素顔と創造の源泉を、エピソードや回想により浮き彫りにする。待望の改訂版。

【著者紹介】
中山康樹 : 1952年大阪府生まれ。音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
伝記、ではありません。中山康樹によるビル...

投稿日:2021/06/16 (水)

伝記、ではありません。中山康樹によるビル・エヴァンスに関するエッセイ、と言うと御本人は草葉の陰でお怒りになるでしょうか。でも、実際そういう本なので。無論、様々な事柄を調べ上げて書かれているので、漫然と書かれたようなものではないのですけれども。でも、まぁ、中山氏の著作はそういうものが多くて、それをつい読んでしまうのは、氏の対象に対する、この場合は勿論ビル・エヴァンスに対する愛情が見えているからでしょう。だから、ビル・エヴァンスを好むこちらも読んでいて納得出来るのだと思います。

Verdi さん | 神奈川県 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • J.T.

    ビル・エヴァンズの知名度(当時はそこまで有名ではないものの)でヴィレッジ・ヴァンガードでの当時のギャラが一晩10ドル。マイルス・デイビスのアルバムに参加したギャラも似たような金額でやっていたわけだから、ジャズメンはレコーディングやステージの数をこなさないと生活出来なかったのだ。おかげで技術も上達するし、新しいものも生まれたんだなと思った。

  • Look

    素直に面白かった。ビル・エヴァンスの人柄がよく伝わった。神経質で危うげな、それでいて繊細な演奏の裏側を知れた気がする。年賦や索引があるとなお使いやすかったな。あと、全作解説とか。本書を読んで、よりエヴァンスを聞こうという気になった。

  • さっちも

    もっと理知的でクールな人を想像してた、、、、晩年のヨーロッパツアー中の話。ドラック起因の合併症でパンパンに膨らんだ手と指。隣の鍵盤押してしまうような状態で24会場を周っている時にこう話したらしい。「マークやジョーと演奏するのが楽しみでしょうがない。どうか私からその楽しみを奪わないでほしい。いつも最後の曲を演奏するころには、もっともっと演奏したくなって困ってしまう」。私はジャズについて、あまり良くは知らないが、結構世界にはいりこめた。エヴァンスをより好きに、より楽しむことができそう。

  • かず(・∀・)ノ

    ブログにも書きましたが、想像していたライフスタイルとかけ離れていてジャズマンは誰でもクスリとお酒に溺れやすいんだと知りました そして、残したレコードも絵画と一緒でスグには評価されないのが多いと言うことを

  • imagine

    サウンドもビジュアルも非常に整然としたイメージのビル・エヴァンス。その彼がユーモアにあふれ、ドラッグに溺れていたという意外さ。これだけで十分読む価値はあるのだけど、本書はディスコグラフィーやメンバー変遷まできっちりと押さえてくれる。ただ、読み物としての面白さよりも資料的価値にウエイトが置かれたようで、読後はお役立ち感を満喫。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

HMV&BOOKS online Recommend