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ジャズの歴史100年を100枚で辿る 講談社+α新書

Yasuki Nakayama

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062728737
ISBN 10 : 4062728737
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2014
Japan

Product Description

意外な盤続出

スコット・ジョプリンから始まり、ウェイン・ショーターのはずが結果的にパット・メセニーで終わる、100枚で辿るジャズ100年の歴史。著者はこれまでも同じコンセプトの雑誌記事を担当したことがあり、それが正統的なものなのに対し、今回はそれとは違うもの(=非正統派なもの)にしたいという意思があったそうだ。従って意外な盤続出。読み進むうちに笑みがこぼれる。(CDジャーナル Book Review)

(CDジャーナル 2014年 12月号より)

Content Description

元ジャズ雑誌「スイングジャーナル」編集長で、音楽評論家として活躍し、多くのファン読者をもつ中山康樹氏が、挑む「ジャズ100年史」。ジャズの歴史は、誰でも知っているマイルス・デイビスやサッチモの「名盤」ばかりで作られているわけではなく、日本では必ずしも有名ではない、しかし歴史に名を刻むべき意義のある、隠れた作品もたくさん存在している。この本では、100枚の有名無名の作品と、歴史に名を留めるべきミュージシャンたちを紹介していきながら、それらが持つ歴史的価値を位置づけ、ディスク紹介という「点」が、読み進めていくとやがて歴史の「線」となっていく仕掛けで、ジャズ100年の「本当の」歴史を辿る。

著者について
1952年大阪府生まれ。音楽評論家。主な著書に『ロックの歴史』(講談社現代新書)、『マイルス・デイヴィスとジミ・ヘンドリックス 風に消えたメアリー』(イースト・プレス)、『現代ジャズ解体新書 村上春樹とウィントン・マルサリス』(廣済堂新書)、『ジャズ・ヒップホップ・マイルス』(NTT 出版)、『超ブルーノート入門』(集英社新書)、訳書に『マイルス・デイビス自叙伝』(宝島社文庫)等がある。

【著者紹介】
中山康樹 : 1952年、大阪府生まれ。音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ユーカ

    これはいい! 発売の時系列に著者が選んだディスクが並ぶ。マイルスなどの例外を覗き、1アーティスト/グループで1枚という縛りがあって、1年が見開き1ページ分、そこに1枚だけ紹介。ディスク紹介だけじゃなくて、アーティストやバンドの解説もしっかりあって、しかも感傷的でなくサッパリしているのが性に合った。ディスクそれぞれに対する褒め言葉が全くちがっていて、それを楽しむという、もうひとつの面白い読み方もみつけてしまった(笑)。それと、「批評」ということはこの域まで達しないと出来ないことだとつくづく感じた。

  • moonanddai

    いわゆる名盤ではなく、その時代を表すような作品でたどるものになっています。筆者曰く(「ジャズの歴史」と言われるものの)「主流とみなされたもの以外は隅に置かれるか排除される傾向にあ」り、「近年はジャズ正史と無関係の場所にあったジャズをルーツとする動きが活発化しつつある」と…。確かに60年代はフリージャズしかなかった風にも言われますが、そうじゃないジャズだってきちんとあったと言えます。又曰く、それらは「事象」であり、「歴史」への積み上げが薄かったとも…。これはジャズ史というより歴史そのものを考えさせられます。

  • とりぞう

    サブスク時代、取り上げられるアルバムが直ちに聞けるのはスゴイこと。名盤ガイドがより一層楽しめる時代になったか。ただし、本書についてはレビューも短い分ありきたり。満足できる本ではなかった。

  • 訪問者

    これを読んで思うのは90年代以降のジャズをほとんど知らないということ。ウィントン・マルサリスあたりから聴いてみることにするか。

  • UPWOODS

    中山康樹の本はどれもそうだけど、著者独自の史観によるセレクトと解説で、普通の名盤ガイドとは一線を画する。この本はその特色がとくに顕著。聴きなれたアルバムを違う視点で聴き返せるのがとても良い。

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