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異分子の彼女 腕貫探偵オンライン

Yasuhiko Nishizawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408538242
ISBN 10 : 4408538248
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

61歳の男が介護問題で揉めて妻を殺害―ニュースを聞いたおれは驚愕した。被害者も加害者も学生時代の旧友。しかも妻の方は34年前、挙式当日に新郎を殺され、犯人も見つからずじまい。そして再婚した夫に殺されたというわけだ。おれは不安な気持ちを吐露したくなり、「リモート相談窓口」に向かうが…(「異分子の彼女」)。コロナ禍の櫃洗市で発生する奇怪な事件の謎を、公務員探偵がオンラインで解決するミステリ作品集。

【著者紹介】
西沢保彦 : 1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。95年に『解体諸因』でデビュー。本格ミステリとSF的手法を融合させた作品で人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 遥かなる想い

    公務員探偵がオンラインで事件を解決するミステリー短編集である。 軽快な筆致がリズム良く、読みやすい。 殺人に至る動機や 殺害方法がやや安易な 感じもするが、 ひどく事務的に事件を片付けていく公務員探偵の存在感が抜群の作品集だった。

  • aquamarine

    腕貫探偵の相談窓口は、今回は世相を反映してリモートで。ラジオで旧友が妻を殺害したと知ったタクシー運転手が、34年前の殺人事件を思い出し、リモート相談窓口に向かう表題作をはじめとする三つの中編。腕貫さんはいつも通り、相談者の話だけから雑談のような小さな伏線まできちんと拾って見事に真相(と思われるもの)を導き出す。それぞれが相談者の一人称で展開するということもあって、相談によって何かに思い当たる彼らの心の動きも楽しい。リモートという形では仕方ないが、ユリエさん達が登場できなかったのがファンとしては寂しかった。

  • 真理そら

    コロナ禍のせいで腕貫さんはリモート対応になったけれど、なんだか相談しにくそうな設定ですね。リモートなので腕貫さんの活躍はあったけれどほかのメンバーは登場できないという問題も。表題作が好みかな。

  • さっちゃん

    シリーズ最新作。櫃洗市役所のよろず相談窓口はコロナ禍でリモート相談に。安楽椅子探偵スタイルはこれまで同様だけど、密かな楽しみだった美味しそうな料理屋探訪や、ユリエさんとの掛け合いがないのは寂しい限り。こんなご時世なのだから仕方がないけれど…。リモートでの相談ながら、事件関係者である相談者の話からジワジワと核心に迫りつつ、思いがけない方向から真相をそっと差し出す腕貫さん。これまで以上に腕貫さんのキレが光るスタイルだった。うちの市にもこんな市民サーヴィスが欲しいなぁ。

  • したっぱ店員

    腕貫シリーズ久しぶり。座って話せばピタリと正解を出す腕貫さん。今回はオンラインだから?腕貫さんの出番が遅くて、そこにたどり着くまでの話が長く感じてちょっと疲れてしまった。こちらのコンディションが悪かったように思うので、また続きでたら読みたい。

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