Yamada, Kosaku (1886-1965) Review List
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Posted Date:2019/10/31
これはとても価値ある素晴らしい録音だ。 日本人が西洋音楽に出会ってすぐに、これほど芸術性の高い作品を作曲していたとは。 はじめて聴いた時は近代フランスの作曲家の作品かと感じられたが、この控えめな響きは日本人ならではの感性なのかもしれない。 山田耕筰のピアノ作品がコンサートのプログラムに並ぶ日が来ることを期待したい。
ユローヂィヴィ .
Posted Date:2019/06/07
長唄交響曲とは面白いですね。さすが、日本音楽と西洋音楽、各々の価値をよく理解していた山田耕筰ならではの作品です。基本的には演目「鶴亀」に西洋的に和声づけを行っているものですが、原曲の渋みを損なわずに、華麗な対旋律を添えることにも成功しています。次の明治頌歌も、篳篥の絶妙な音高を巧みに利用し、雅楽を思わせる弦、金管の荘重な響きも印象的な作品です。日本作曲家選集でお馴染みの湯浅卓雄の指揮も冴えていて、とても質の高い1枚かと思います。
ブルノのおっさん .
Posted Date:2013/01/03
明治生まれ。戦前、戦後を苦労して生き抜きいた赤とんぼの作曲家というイメージは全くなく、ヨーロッパの作曲家の音楽といってもおかしくない。高い音楽技法が伺われる。感動はそれほど受けなかったが、時代背景と作品の内容のギャップに、ある意味大変に驚かされる曲集である。
顕 . |50year
Posted Date:2011/03/08
鶴亀がとても素晴らしい。オーケストラとよくマッチしていて、心に残る和やかな雰囲気に癒される思いです。ノベンバーステップスの厳しさと対極にある優しい音楽です。
テリーヌ .
Posted Date:2011/02/15
『マグダラのマリア』は、ワグナーやリヒャルト・シュトラウスの影響を受けているのが、曲を聴けば一発でわかる。 曲自体も面白いとは言えない。 『明治頌歌』は、中身は交響詩と言える作品で分かりやすく、後半に出てくる篳篥の音が面白い。 最も面白いのは、『鶴亀』。 同名の長唄にオーケストラ伴奏を付けた作品で、初め長唄なんて、退屈そうだと思っていたが、いざ聴いてみると耕筰の付けたメロディが良かったのだろう、とても楽しく聴けた。 前作の作品集では、アルスター管弦楽団&ニュージーランド交響楽団が演奏していたが、今回は東京都交響楽団が担当していて、共感豊かな演奏で、仕上がりは高水準。 解説書もいつもながら濃い。 音質も良い。 ちなみに発売国はインターナショナルとなっているが、CDは香港製のようだ。
レインボー .
Posted Date:2011/02/08
明治19年生まれの山田耕筰氏がとても現代的なピアノ曲も残していたことに驚きを感じます。管弦楽曲では西欧的な作品はいくつか聴いたことはあるのですが、ピアノ曲の作品は初めて聴きます。中田喜直さんの作品を彷彿させる唱歌や童謡に近い雰囲気をもったものから現代音楽の兆しを感じさせるものまで作風に意外さを覚えます。山田耕筰氏の評伝などを読んだことがありますが、その生き方にあこがれます。
テリーヌ .
Posted Date:2010/12/24
山田耕筰と言えば歌曲が有名で、ピアノ曲は一部は知っていた物の、これほど沢山の曲を作曲していたとは驚きです。 解説書によれば習作、ピアノ・スケッチ等を除き、演奏可能な曲を全て収録したとの事。 イリーナ・ニキティーナというピアニスト、初めて聴いたのですが、なかなかすばらしい演奏で良かった。 録音も音質も良好です。 何より価格が安い事が嬉しい。
レインボー .
Posted Date:2010/12/20
山田耕筰の管弦楽曲については、ここにも収められている「勝ちどきと平和」「曼荼羅の華」などをアナログ時代に持っていましたが、あまり好きではありませんでした。このCDで「序曲」を聴き、初期作品の魅力を感じました。ヨーロッパ音楽の模倣が色濃いとはいえ、1886年生まれの日本人音楽家にこれだけの曲が書けたのかと、山田耕筰氏を見直しました。
テリーヌ .
Posted Date:2010/11/22
「鶴亀」を一聴して思わず笑ってしまった。往年の大映映画のタイトルを思い出したのだ。長谷川一夫、勝新太郎、市川雷蔵など豪華な顔ぶれのスターたちが活動写真で輝いていた頃の劇伴を思い浮かべたのだ。彼らの出演シーンを、特に彼らがあでやかな姿で大見得を切る殺陣シーンを並べたクリップのBGMにこれが使えそう。但し、邦楽の演奏は見事。結局、東映でも東宝でも松竹でもなく、大映映画というところにこの曲の実験性が見えるのでは。
ねこ .
Posted Date:2008/12/15
他の方が述べているとうり、傷もあるものの、十分な内容だと思います。 序曲はこれが初録音だそうで、是非これから色々なオーケストラに取り上げて欲しい作品です。
レインボー .
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