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束縛の呪文

Yakouka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784199005893
ISBN 10 : 4199005897
Format
Books
Release Date
September/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

フランスを拠点に活動するカメラマンの的場喬一。撮影のため一年ぶりの帰国で偶然再会したのは、人気上昇中の新人俳優・高瀬義隆。高校時代から付き合っている遠距離恋愛中の恋人なのに、喬一はわざと帰国を知らせない。そのつれない態度に翻弄される義隆は、苛立ちつつも執着を募らせる。思いつめた義隆は、「俺はお前がいなきゃ駄目なんだ!」と思い通りにならない喬一を監禁してしまい!?―。

【著者紹介】
夜光花 : 6月2日生まれ。埼玉県出身・在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • de sang-froid

    BL。一年ぶりに日本に帰国したカメラマン・喬一(左・26歳)は、付き合って十年になる恋人で俳優・義隆(右)と撮影現場で再会する。喬一は飽きっぽい義隆の気を繋ぎ止める為、嘘をつき、敢えて離れて暮らす関係を選ぶ。受の暗い劣情に振り回される義隆が哀れ。しかしまあ、最後は納得いきました。

  • ちるる

    これ面白かった!飽きっぽい恋人との関係を続けていくために受がとった手段が思いがけないものだったので目からウロコでした。こういう受を初めて見た…なんか真新しくてびっくりしました。確かに義隆哀れだけれども、喬一の考えは的を射てる気がする。喬一のこれまでの言動によって、義隆は喬一にのめり込んだんだという考えに納得した。そして、この先ふたりの関係が大きく変化することはないんじゃないかなあとも思う…。お互いにお互いのことを顔以外は最低と思ってるとこ、面白かった。

  • きっと夜光作品には「恋愛は本能の狂気」という信念があるんだろう。人間とは異なる種族に生まれて本能に駆り立てられても、相手への異常な執着に我を忘れても、霊が見えて好きになっても、そこのところの根源的な自己への疑問はないので、主人公のぐるぐるに付き合わなくていい、という痛快さがある。走り出したら止まらない彼らは普通の作品なら終着点があくまで通過点。その狂気が行き着く先までとことん突っ走る。ぐるぐるの先を追求する、本作も終わりのない狂気の秀作。

  • 天使を愛するアカウント

    俳優・義隆×アシスタントカメラマン・喬一。さすが、夜光さん、どろどろw 執着攻のようで、もうがっつり執着受な話。飽きっぽい性格の義隆にずっと愛されるためにと、喬一がしたことはわからないでもないな〜。でも義隆もあわれw 義隆からしてみたら自分の気持ちが全く届いてなかったってことだもんなぁ。この2人はもうこういうスタンスでずっと行くしかないように思えてすっきりおめでとう!とは行かなかったけど、これも1つの愛だよな、という納得はありました。最後死ぬ時にでもお互いの気持ちを信じられてるといいなぁ

  • 胡蝶

    受けに信用されてない攻めが憐れだった。受けの思い込みの激しさと深読みしすぎる性格が可愛くない。夜光さん作品の中ではいまいちだなぁ。スッキリしないし、そこで終わりなの?って突っ込みたい。2015年のスタートがこの作品で残念。

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