Wolf-Ferrari(1876-1948)

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Concertante Works, Chamber Music, Piano Music -Italian Romantics Series (8CD)

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Item Details

Genre

Classical

Catalogue Number

BRL97738

Number of Discs

Label

Brilliant Classics *

Release Country

Holland

Format

Other

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Product Description

美旋律の宝庫！オペラ作曲家の器楽ボックス

ウォルフ＝フェラーリ：協奏曲、室内楽、ピアノ曲集（8CD）
トリオ・メッゼーナ、エオス四重奏団、グアダニーニ四重奏団、新フェルッチョ・ブゾーニ室内管弦楽団、他

20世紀前半に活躍した作曲家、ウォルフ＝フェラーリ(1876-1948)は、ドイツ人画家の父とイタリア人の母のあいだに北イタリアのヴェネツィアで生まれたドイツとイタリアの二重国籍者。イタリアよりもドイツで人気があったため、ドイツ語圏での暮らしが長かったのですが、第2次大戦後は故郷のヴェネツィアに戻り、1948年に同地で亡くなっています（高地ドイツ語圏であるバイエルンとオーストリア、およびイタリアの生活者なのでヴォルフではなくウォルフとしておきます）。

象徴的なチェロ・ソナタ
ローマとミュンヘンで音楽と絵画を勉強したウォルフ＝フェラーリの作風は、ドイツ・ロマン派のスタイルと、イタリア風の叙情性にも恵まれた美しく親しみやすいもので、たとえばチェロ・ソナタは、すでにドイツの敗色が濃厚だった1945年2月にザルツブルクで完成したこともあってか、シューベルト風な平明な曲調の中に、第1楽章では運命動機風の素材が頼りなく示され、第3楽章ではバッハの無伴奏パルティータ第3番プレリュード風の音楽が対位法によってなんとか元気を保って進んでいくといった内容が印象的です。

ヴァイオリン協奏曲とコーラングレ小協奏曲も収録
ウォルフ＝フェラーリは主にオペラ作曲家として活躍しましたが、協奏作品や室内管弦楽曲、室内楽、ピアノ曲など器楽分野にも魅力的な作品が多く遺されており、Brilliant Classicsではこれまでいくつものアルバムをリリース済み。今回の8枚組はそれらに加えてTactusレーベルの珍しい協奏曲音源も加えた便利なものとなっています。
　ブックレット（英語・20ページ）には、オリジナル発売時の解説を掲載。

Brilliant Classics ・ Piano Classics ・ Berlin Classics ・ Neue Meister

　収録概要

エルマンノ・ウォルフ＝フェラーリ (1876-1948)

CD1　協奏曲　I　

牧歌的コンチェルティーノイ長調 Op.15（オーボエ、弦楽と2つのホルンのための）(1933)　 21’04
弦楽のためのセレナータ　(1893)　 22’46
コンチェルティーノ組曲ヘ長調 Op.16（ファゴット、弦楽と2つのホルンのための） (1933)　 23'29

CD2　協奏曲 II　

コンチェルティーノ変イ長調 Op. 34（コーラングレ、弦楽と2つのホルンのための） (1947)　 28'05
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.26 (1944)　 38'10

CD3　ヴァイオリン・ソナタ　

ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 Op.1 (1895)　 26'44
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 Op.10 (1901)　 19'50
ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調 Op.27 (1943)　 26'39

CD4　ピアノ三重奏曲　

ピアノ三重奏曲第1番ニ長調 Op.5 (1898)　 39'27
ピアノ三重奏曲第2番嬰ヘ長調 Op.7 (1900)　 26'52

CD5　ピアノ五重奏曲、二重奏曲、チェロ・ソナタ　

ピアノ五重奏曲ニ長調 Op.6 (1900)　 34'10
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲ト短調 Op.33 (1946) 　 8'30
チェロ・ソナタト長調 Op.30 (1945)　 14'48

CD6　弦楽四重奏曲、弦楽五重奏曲　

弦楽四重奏曲ホ短調 Op.23　 29'59
弦楽四重奏曲イ短調 (1894)　 22'33
弦楽五重奏曲ハ長調 Op.24 (1942)　 27'49

CD7　弦楽三重奏曲　

弦楽三重奏曲ロ短調 (1894)　 21'08
弦楽三重奏曲ハ短調　08'21
弦楽三重奏曲イ短調 Op.32 (1945)　 17'42

CD8　ピアノ曲　

6つのバガテル 18'54
ヴェルディ「ファルスタッフ」のメヌエットによる11の変奏曲 (1896)　 9'41
ショパン幻想曲ロ短調 (1896)　 9'22
スケルツィーノ (1920)　 5'18
即興曲 Op.13. IEW7 (1904)　 10'18
3つのピアノ小品 Op.14. IEW10 (1905)　 10'46

　作曲者情報

エルマンノ・ウォルフ＝フェラーリ (1876-1948)

　ヴェネツィアに誕生

◆1876年1月12日、北イタリアのヴェネツィアにヘルマン・フリードリヒ・ウォルフとして誕生。
◆幼少期からピアノを勉強。

父はドイツ人画家のアウグスト・ウォルフ[1842-1915]で、ミュンヘンのアドルフ・フリードリヒ・フォン・シャック伯爵(1815-1894)の依頼により、15～16世紀のイタリア絵画を模写するためにイタリアに長期滞在。母はイタリア人のエミーリア・フェラーリ。

　学業

◆1891年、ローマの美術アカデミーに入学し、翌年、音楽を勉強するために退学。
◆1892年、ミュンヘンのバイエルン王立音楽アカデミーに入学。ヨーゼフ・ラインベルガーらに師事して1895年まで在学。
◆1893年、弦楽のためのセレナータ、作曲。
◆1894年、弦楽四重奏曲イ短調、作曲。
◆1894年、弦楽三重奏曲ロ短調、作曲。

　イタリア語に改名

◆1895年、ヴェネツィアに戻り、「エルマンノ・ウォルフ＝フェラーリ」と改名。 ◆1895年、ヴァイオリン・ソナタ第1番、作曲。

父の雇用主のシャック伯爵がローマで1894年に亡くなったことをきっかけに、ウォルフ家が「ウォルフ＝フェラーリ」と改姓したことから、ヘルマンもエルマンノとイタリア名に改名。

　合唱指揮者

◆1896年、北イタリアのミラノで、ドイツ合唱団の指揮者として契約。
◆1896年、ヴェルディ「ファルスタッフ」のメヌエットによる11の変奏曲、作曲。
◆1896年、ショパン幻想曲、作曲。
◆1896年、歌劇「イレーネ」作曲。
◆1897年、歌手のクララ・キリアンと結婚。
◆1898年、ピアノ三重奏曲第1番、作曲。
◆1900年、ピアノ三重奏曲第2番、作曲。
◆1900年、ピアノ五重奏曲、作曲。
◆1900年、歌劇「チェネレントラ」ヴェネツィアで初演。失敗。

　ミュンヘン

◆1900年、ミュンヘンに滞在開始。
◆1901年、ヴァイオリン・ソナタ第2番、作曲。
◆1901年、巨大なカンタータ「新生」がミュンヘンで成功。
◆1902年、歌劇「チェネレントラ」、ミュンヘンで成功。

　ベネデット・マルチェッロ音楽院院長

◆1902年、ヴェネツィアのベネデット・マルチェッロ音楽院の院長に26歳で就任。
◆1903年、歌劇「金の鳥かご」、ミュンヘンで初演。成功。
◆1904年、即興曲、作曲。
◆1905年、3つのピアノ小品、作曲。
◆1906年、歌劇「詮索好きな女たち」、歌劇「4人の田舎者」、ミュンヘンで初演。成功。
◆1909年、音楽院を退職。

オペラでの成功により、マーラーやフェリックス・モットル、トスカニーニ、エルンスト・フォン・シューフらの支持も獲得。

　専業作曲家

◆1909年、歌劇「スザンナの秘密」初演。
◆1911年、歌劇「マドンナの宝石」初演。
◆1913年、歌劇「恋する医者」初演。

ドイツ、オーストリアを中心に大きな成功が続きます。

　第1次大戦

◆1915年、イタリア王国が、ドイツ帝国とオーストリア＝ハンガリー帝国との同盟を一方的に破棄して両国に宣戦布告。
◆1915年、ウォルフ＝フェラーリは困難な立場に置かれるようになり、チューリヒに移住。作曲を諦め、画家に転身すべく多くの絵画を描いたりもしていました。

　戦間期

◆1920年、スケルツィーノ、作曲。
◆1921年、ヴィルヘルミーネ・クリスティーネ・フンクと結婚。
◆1927年、歌劇「空模様」初演。
◆1927年、歌劇「天の衣」初演。
◆1927年、歌劇「スライ」初演。
◆1931年、歌劇「利口な後家」初演。
◆1931年、歌劇「イル・カンピエッロ」初演。
◆1933年、牧歌的コンチェルティーノ、コンチェルティーノ組曲、作曲。
◆1936年、歌劇「愚かな女」初演。

第1次大戦が終わると、ウォルフ＝フェラーリは再びドイツとイタリアでの二重生活に戻り、フリッツ・ブッシュやクナッパーツブッシュ、クレメンス・クラウスらにも支持されますが、祖国イタリアによる一方的な同盟破棄と宣戦布告、そしてドイツ・オーストリアの敗戦の影響は大きく、かつてのような大衆人気は戻りませんでした。

　第2次大戦

◆1939年、モーツァルテウム大学の作曲科教授に就任（1945年まで）。
◆1942年、弦楽五重奏曲、作曲。
◆1943年、歌劇「テーベの神々」初演。
◆1943年、ヴァイオリン・ソナタ第3番、作曲。
◆1943年10月、イタリア王国は、ローマ以北の「イタリア社会共和国（ドイツ側）」と、南部の「イタリア王国（連合国側）」に分裂して内戦となり、南部はドイツに宣戦布告。
◆1944年、ヴァイオリン協奏曲、作曲。
◆1945年、チェロ・ソナタ、作曲。
◆1945年、弦楽三重奏曲イ短調、作曲。

　戦後

◆1945年、ヴェネツィアに帰還。
◆1946年、ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲、作曲。
◆1947年、コンチェルティーノ変イ長調、作曲。
◆1948年、ヴェネツィアのマリピエロ宮殿で死去。

　トラックリスト（収録作品と演奏者）

エルマンノ・ウォルフ＝フェラーリ (1876-1948)

CD1　協奏曲　I　 67'27

牧歌的コンチェルティーノイ長調 Op.15（オーボエ、弦楽と2つのホルンのための）(1933)　 21’04
1. 第1楽章プレアンボーラ　 3'07
2. 第2楽章スケルツォ - プレスト　 3'38
3. 第3楽章アダージョ　 8'05
4. 第4楽章ロンド～アレグロ・ノン・トロッポ　 6'14

弦楽のためのセレナータ　(1893)　 22’46
5. 第1楽章アレグロ　 5'58
6. 第2楽章アンダンテ　 7'52
7. 第3楽章スケルツォ - プレスト　 3'03
8. 第4楽章フィナーレ - プレスト　 5'53

コンチェルティーノ組曲ヘ長調 Op.16（ファゴット、弦楽と2つのホルンのための） (1933)　 23'29
9. 第1楽章ノットゥルノ - アンダンテ・ウン・ポコ・モッソ　 10'20
10. 第2楽章ストリンペッラータ - プレスト　 2'25
11. 第3楽章カンツォーネ - アンダンテ・カンタービレ　 4'20
12. 第4楽章フィナーレ - アンダンテ・コン・モート　 6'24

ファビアン・トゥアン（オーボエ）
ヴァレンティーノ・ズッキアッティ（ファゴット）
新フェルッチョ・ブゾーニ室内管弦楽団
マッシモ・ベッリ（指揮）

録音：2017年1月16日、2017年3月20日、イタリア、トリエステ、サン・ミケーレ教会

ファビアン・トゥアン　（オーボエ）

ヴァレンティーノ・ズッキアッティ　（ファゴット）

マッシモ・ベッリ　（指揮）

1948年、ローマ近郊の古都ヴィテールボに誕生。最初、父アルド・ベッリからヴァイオリンを学び、その後ブルーノ・ポーリに師事。ヴェネツィアのベネデット・マルチェッロ音楽院卒業後、クレモナのシュタウファー高等教育アカデミーで2年間、サルヴァトーレアッカルドに師事。以後、ソロ、室内楽、オーケストラ楽員、指揮者として活動し、現在は新フェルッチョ・ブゾーニ室内管弦楽団の音楽監督を務め、トリエステ音楽院でも教えています。
　CDは、Brilliant Classics、Concerto Classics、Amadeus、Sipario Dischiなどから発売。

新フェルッチョ・ブゾーニ室内管弦楽団

1965年にアルド・ベッリ[1927-2006]によって「フェルッチョ・ブゾーニ室内管弦楽団」としてトリエステで設立。
　CDは、Brilliant Classics、Velut Luna、Concerto Classics、Movimento Classical、Bongiovanni、Suonare News、Amadeusなどから発売。

CD2　協奏曲 II　 66'21

コンチェルティーノ変イ長調 Op. 34（コーラングレ、弦楽と2つのホルンのための） (1947)　 28'05
1. 第1楽章プレルーディオ　 6'19
2. 第2楽章カプリッチョ　 8'07
3. 第3楽章アダージョ　 7'15
4. 第4楽章フィナーレ　 6'21

アレッサンドロ・バッチーニ（コーラングレ）
アドリア市フィルハーモニー管弦楽団
ジョルジョ・ファブリ（指揮）

録音：2004年2月、イタリア（Tactusレーベル音源）

ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.26 (1944)　 38'10
5. 第1楽章ファンタジア　 11'57
6. 第2楽章ロマンツァ　 7'48
7. 第3楽章インプロヴィーゾ　 4'30
8. 第4楽章フィナーレ：ロンド　 13'55

ラウラ・マルツァドーリ（ヴァイオリン）
フェラーラ市管弦楽団　
マルコ・ズッカリーニ（指揮）

録音： 2012年4月14日、イタリア、テアトロ・コムナーレ・フェラーラ（ライヴ／Tactusレーベル音源）

ラウラ・マルツァドーリ　（ヴァイオリン）

マルコ・ズッカリーニ　（指揮）

CD3　ヴァイオリン・ソナタ　 73'18

ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 Op.1 (1895)　 26'44
1. 第1楽章ソステヌート - アレグロ・アパッショナート・クワジ・プレスト　 11'26
2. 第2楽章レント・センツァ・テンポ　 6'22
3. 第3楽章ソステヌート - アレグロ・マ・ノン・トロッポ・エ・コン・スピリト　 8'54

ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 Op.10 (1901)　 19'50
4. 第1楽章アパッショナート　 10'00
5. 第2楽章レチタティーヴォ - アダージョ　 9'50

ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調 Op.27 (1943)　 26'39
6. 第1楽章アレグロ・モデラート　 6'34
7. 第2楽章アンダンティーノ・コン・イノチェンツァ　 4'07
8. 第3楽章アジタート・コン・パッショーネ　 7'37
9. 第4楽章アレグロ・モルト・コン・フオコ　 8'21

ダヴィデ・アローニャ（ヴァイオリン）
コンスタンティーノ・カテーナ（ピアノ）

録音：2019年11月4～6日、イタリア、アリッチャ、パラッツォ・キージ

ダヴィデ・アローニャ　（ヴァイオリン）

コスタンティーノ・カテーナ　（ピアノ）

1969年、イタリア南部サレルノ県ポッラに誕生。サレルノのジュゼッペ・マルトゥッチ音楽院でピアノと作曲を専攻したのち、サレルノ大学哲学科、ナポリ第2大学心理学科でも学んでいます。ソロと室内楽の両方で活動するほか、アヴェッリーノのドメニコ・チマローザ音楽院で教えてもいます。CDは、Brilliant Classics、Camerata Tokyo、Phoenix Classics、Aulicus Classics、Suonare Records、Da Vinci Classics、Nuova Era、PLAY & Oracle Recordsなどから発売。

CD4　ピアノ三重奏曲　 66'22

ピアノ三重奏曲第1番ニ長調 Op.5 (1898)　 39'27
1. 第1楽章アレグロ・モルト・モデラート　 13'15
2. 第2楽章プレスト　 6'32
3. 第3楽章ラルゲット　 9'36
4. 第4楽章アレグロ・ヴィヴァーチェ・アッサイ　 9'59

ピアノ三重奏曲第2番嬰ヘ長調 Op.7 (1900)　 26'52
5. 第1楽章ソステヌート　 17'03
6. 第2楽章ラルゴ　 5'06
7. 第3楽章リエヴェメンテ・モッソ、エ・トランクイロ・センプレ　 4'43

メッゼーナ・トリオ
└ フランコ・メッゼーナ（ヴァイオリン）
└ セルジオ・パートリア（チェロ）
└ エレナ・バラリオ（ピアノ）

録音：2017年10月19～22日、イタリア、ペルージャ、ピアノ・エ・フォルテ

メッゼーナ・トリオ

チェロのセルジオ・パトリアとピアノのエレナ・バッラーリオは1988年から夫婦で演奏しており、そこに世界的なヴァイオリニストのフランコ・メッゼーナが加わって2016年に結成。

CD5　ピアノ五重奏曲、二重奏曲、チェロ・ソナタ　 57'36

ピアノ五重奏曲ニ長調 Op.6 (1900)　 34'10
1. 第1楽章トランクイロ・エド・エスプレッシーヴォ　 9'54
2. 第2楽章カンツォーネ：アダージョ　 5'51
3. 第3楽章カプリッチョ　 8'30
4. 第4楽章フィナーレ：ソステヌート・モルト　 9'44.

ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲ト短調 Op.33 (1946)
5. 　 8'30

チェロ・ソナタト長調 Op.30 (1945)　 14'48
6. 第1楽章アレグロ・トランクイロ　 7'25
7. 第2楽章ラルゴ　 3'36
8. 第3楽章アレグロ　 3'41

コンスタンティーノ・カテーナ（ピアノ）
アメデオ・チッケーゼ（チェロ／チェロ・ソナタ）
グアダニーニ四重奏団　
└ ファブリツィオ・ゾッフォリ（第1ヴァイオリン／二重奏曲）
└ クリスティーナ・パピーニ（第2ヴァイオリン）
└ マッテオ・ロッキ（ヴィオラ）
└ アレッサンドラ・チェファリエッロ（チェロ／二重奏曲）

録音：2021年9月27～30日、イタリア、アリッチャ、パラッツォ・キージ

グアダニーニ四重奏団

CD6　弦楽四重奏曲、弦楽五重奏曲　 80'31

弦楽四重奏曲ホ短調 Op.23　 29'59
1. 第1楽章アレグロ～アンダンテ・トランクイロ　 9'01
2. 第2楽章アンダンテ・カンタービレ　 7'01
3. 第3楽章カプリッチョ：アレグロ・ペザンテ　 5'38
4. 第4楽章アレグロ 8'19

弦楽四重奏曲イ短調 (1894)　 22'33
5. 第1楽章アレグロ・モデラート　 6'01
6. 第2楽章アダージョ・ノン・トロッポ　 7'41
7. 第3楽章アレグロ・ヴィヴァチッシモ　 2'21
8. 第4楽章フィナーレ：アレグロ・アッサイ　 6'30

弦楽五重奏曲ハ長調 Op.24 (1942)　 27'49
9. 第1楽章アレグロ・アッサイ・クアージ・プレスト　 6'56
10. 第2楽章ラルゲット　 7'07
11. 第3楽章プレスティッシモ　 4'43
12. 第4楽章モルト・モッソ・アッラ・ブレーヴェ　 9'03

マッテオ・ロッキ（ヴィオラ）
エオス四重奏団（クァルテット・エオス）
└ エリア・キエーザ（ヴァイオリン）
└ ジャコモ・デル・パーパ（ヴァイオリン）
└ アレッサンドロ・アッキ（ヴィオラ）
└ マルゲリータ・スーチョ（チェロ）

録音：2023年4月23～30日、イタリア、アリッチャ、パラッツォ・キージ

エオス四重奏団（クァルテット・エオス）

2016年にローマ・サンタ・チェチーリア音楽院で結成。2020年にはスイスのヴィンタートゥールで開催されたオルフェウス・コンクールで優勝。以後、イタリアやフランス、スイスで演奏し、2022年7月には、パリのサンジェル＝ポリニャック財団から「アーティスト・イン・レジデンス」に任命。
　現在、彼らは元アルバン・ベルク四重奏団のチェロ奏者ヴァレンティン・エルベンが提供したペーター・グライナー製作による4台の楽器を使用。
　CDは、Brilliant Classics、Da Vinci Classics、Tactusなどから発売。

マルゲリータ・スーチョ（チェロ／画像中央）

2001年、北イタリアのジェノヴァに誕生。2020年に北イタリアのアレッサンドリア・ヴィヴァルディ音楽院で最優秀の成績で卒業した後、シエナのキジアーナ音楽院、クレモナのヴァルテル・スタウフェル音楽院、ベルン芸術大学で学び、2022年に「優秀」という最終評価を得て芸術学修士号を取得。また、14歳の時に出会ったアントーニオ・メネーゼス（メネセスとも）からは、以後、恩師として良き助言者として大きく影響を受けています。
　ソロと室内楽の両方で活動し、2022年には、ヴァイオリンのパオロ・アンドレオーリ、ピアノのチェーザレ・ペッツィとともにピアノ・トリオ・アンタレスを結成。

マッテオ・ロッキ（ヴィオラ／画像左端）

1990年、ローマに誕生。10歳でヴァイオリンを学び始め、14歳でローマ・サンタ・チェチーリア音楽院に入学し、2012年に最高点で卒業し、その年の最優秀卒業生に贈られるA.ジャンヌッツィ奨学金も獲得。その間、ヴァルテル・スタウフェル音楽院でも学んでいます。
　各種コンクールでの入賞を経て、ロッキはボローニャ・テアトロ・コムナーレ管弦楽団や、カリアリ・テアトロ・リリコ管弦楽団などで首席ヴィオラ奏者を務めたほか、現在は、グァダニーニ・クァルテット（グァダニーニ四重奏団）のヴィオラ奏者として世界各地で演奏。
　CDは、Brilliant Classics、Amadeus、On Classicalなどから発売。

CD7　弦楽三重奏曲　 47'31

弦楽三重奏曲ロ短調 (1894)　 21'08
1. 第1楽章アレグロ　 8'28
2. 第2楽章ラルゲット　 7'19
3. 第3楽章スケルツォ：アレグロ・ヴィヴァーチェ　 5'21

弦楽三重奏曲ハ短調　08'21
4. 第3楽章スケルツォ：アレグロ・モルト　 4'22
5. 第4楽章アダージョ・モルト～プレスト　 3'59

弦楽三重奏曲イ短調 Op.32 (1945)　 17'42
6. 第1楽章アレグロ・モデラート　 5'27
7. 第2楽章パストラーレ：アンダンテ・トランクイロ　 5'33
8. 第3楽章アレグロ　 6'42

ダーヴィド三重奏団（トリオ・ダーヴィド）
└ グローリア・サンタレッリ（ヴァイオリン）
└ キアラ・マッツォッキ（ヴィオラ）
└ トンマーゾ・カステッラーノ（チェロ）

録音：2023年4月23～30日、イタリア、アリッチャ、パラッツォ・キージ

ダーヴィド三重奏団（トリオ・ダーヴィド）

2020年に結成。メンバーは、室内楽の研究に情熱を傾け、弦楽三重奏曲のようなオリジナルなレパートリーを掘り下げ、発見しようという若手音楽家たち。イーモラ国際アカデミーおよびフィエーゾレ音楽学校で腕を磨いたほか、プロメテオ四重奏団の指導も受けています。
　彼らはイタリア各地のほか、クロアチアやトルコでも演奏。
　CDは、Brilliant Classicsなどから発売。

CD8　ピアノ曲　 64'43

6つのバガテル
1. 　 18'54

ヴェルディ「ファルスタッフ」のメヌエットによる11の変奏曲 (1896)
2. 　 9'41

ショパン幻想曲ロ短調 (1896)
3. 　 9'22

スケルツィーノ (1920)
4. 　 5'18

即興曲 Op.13. IEW7 (1904)　 10'18
5. 第1番アンダンテ　 4'24
6. 第2番トランクイロ、ルバート　 3'59
7. 第3番アパッショナート、カンタンド　 1'56

3つのピアノ小品 Op.14. IEW10 (1905)　 10'46
8. 第1曲メロディー　 5'09
9. 第2曲カプリッチョ　 1'58
10. 第3曲ロマンツェ　 3'40

コンスタンティーノ・カテーナ（ピアノ）

録音：2018年3月12～13日、イタリア、アリッチャ、パラッツォ・キージ

コスタンティーノ・カテーナ　（ピアノ）

　Track list

Ermanno Wolf-Ferrari
Concertante Works, Chamber Music, Piano Music (Italian Romantics)

CD1
Concertante Works I

Idillio - Concertino in A Op.15 for oboe, strings and two horns (1933)*
1. Preambolo　 3'07
2. Scherzo - Presto　 3'38
3. Adagio　 8'05
4. Rondò - Allegro non troppo　 6'14

Serenata for strings (1893)*
5. Allegro　 5'58
6. Andante　 7'52
7. Scherzo - Presto　 3'03
8. Finale - Presto　 5'53

Suite - Concertino in F Op.16 for bassoon, strings and two horns (1933)**
9. Notturno - Andante un poco mosso　 10'20
10. Strimpellata - Presto　 2'25
11. Canzone - Andante Cantabile　 4'20
12. Finale - Andante con moto　 6'24

Fabien Thouand oboe
Valentino Zucchiatti bassoon

Nuova Orchestra da camera ‘Ferruccio Busoni'
Massimo Belli conductor

Total time: 67'27
Recording: 16 January 2017*, 20 March 2017**, Church of San Michele, Trieste, Italy

CD2
Concertante Works II

Concertino Op.34 for English horn, strings and two horns (1947)
Cadenze: Alessandro Baccini
1. Preludio　 6'19
2. Capriccio　 8'07
3. Adagio　 7'15
4. Finale　 6'21

Alessandro Baccini English horn

Orchestra Filarmonica Città di Adria
Giorgio Fabbri conductor

Violin Concerto Op.26 in D (1944)
5. Fantasia　 11'57
6. Romanza　 7'48
7. Improvviso　 4'30
8. Rondò　 13'55

Laura Marzadori violin

Orchestra Città di Ferrara
Marco Zuccarini conductor

Total time: 66'21
Recording: Op.34: 2006, Italy; Op.26: Live, 14 April 2012, Teatro Comunale Ferrara, Italy

CD3
Violin Sonatas

Sonata No.1 Op.1 in G minor (1895)
1. Sostenuto – Allegro appassionato quasi presto　 11'26
2. Lento senza tempo　 6'22
3. Sostenuto – Allegro ma non troppo e con spirito　 8'54

Sonata No.2 Op.10 in A minor (1901)
4. Appassionato　 10'00
5. Recitativo – Sostenuto con amore, semplicemente 9'50

Sonata No.3 Op.27 in E (1943)
6. Allegro moderato　 6'34
7. Andantino con innocenza　 4'07
8. Agitato con passione　 7'37
9. Allegro molto con fuoco piu allegro del primo tempo　 8'21

Davide Alogna violin
Violin: Carlo Testore “ex Wilhelmji", 1715

Costantino Catena piano
Piano: Steinway & Sons, mod. B, by Alfonsi Pianoforti (Roma)

Total time: 73'18
Recording: 4-6 November 2019, Palazzo Chigi, Ariccia, Italy

CD4
Piano Trios

Trio No.1 in D Op.5 for piano, violin and cello (1898)
1. I. Allegro molto moderato　 13'15
2. II. Presto, Vivace, Tempo I　 6'32
3. III. Larghetto　 9'36
4. IV. Allegro vivace assai　 9'59

Trio No.2 in F sharp Op.7 for piano, violin and cello (1900)
5. I. Sostenuto, Agitato, Tranquillo, più tranquillo, Sostenuto,
Tempo del principio, Più mosso, Largamente　 17'03
6. II. Largo 5'06
7. III. Lievemente mosso, e tranquillo sempre　 4'43

Trio Mezzena, Patria, Ballario
Franco Mezzena violin · Sergio Patria cello · Elena Ballario piano

Total time: 66'22
Recording: 19-22 October 2017, Piano et Forte Recording Room, Perugia, Italy

CD5
Piano Quintet · Cello Sonata · Duo

Piano Quintet Op.6 in D-flat (1900)
1. I. Tranquillo ed espressivo　 9'54
2. II. Canzone　 5'51
3. III. Capriccio　 8'30
4. IV. Finale　 9'44

5. Duo for Violin and Cello Op.33 in G minor (1946)*　 8'30

Sonata for Cello and Piano Op.30 in G (1945)
6. I. Allegro tranquillo　 7'25
7. II. Largo　 3'36
8. III. Allegro　 3'41

Costantino Catena piano
Amedeo Cicchese cello

Quartetto Guadagnini
Fabrizio Zoffoli*, Cristina Papini violin
Matteo Rocchi viola
Alessandra Cefaliello* cello

Total time: 57'36
Recording: 27-30 September 2021, Palazzo Chigi di Ariccia, Italy

CD6
String Quartets & Quintet

String Quartet Op.23 in E minor
1. I. Allegro – Andante tranquillo　 9'01
2. II. Andante cantabile　 7'01
3. III. Capriccio: Allegro pesante　 5'38
4. IV. Allegro　 8'19

String Quartet in A minor (unpublished, 1894)
5. I. Allegro moderato　 6'01
6. II. Adagio non troppo　 7'41
7. III. Allegro vivacissimo　 2'21
8. IV. Finale: Allegro assai　 6'30

String Quintet Op.24 in C (1942)
9. I. Allegro assai quasi presto　 6'56
10. II. Larghetto　 7'07
11. III. Prestissimo　 4'43
12. IV. Molto mosso alla breve　 9'03

Quartetto EOS
Elia Chiesa violin
Giacomo Del Papa violin
Alessandro Acqui viola
Margherita Succio cello (replacing Silvia Ancarani)
with Matteo Rocchi viola

Total time: 80'31
Recording: 23-30 April 2023, Palazzo Chigi Ariccia, Italy

CD7
String Trios

String Trio in B minor (1894)
1. I. Allegro　 8'28
2. II. Larghetto　 7'19
3. III. Scherzo: Allegro vivace　 5'21

String Trio in C minor
4. III. Scherzo: Allegro molto　 4'22
5. IV. Adagio molto – Presto　 3'59

String Trio in A minor Op.32 (unpublished, 1945)
6. I. Allegro moderato　 5'27
7. II. Pastorale (Andante tranquillo)　 5'33
8. III. Allegro　 6'42

Trio David
Gloria Santarelli violin
Chiara Mazzocchi viola
Tommaso Castellano cello

Total time: 47'31
Recording: 23-30 April 2023, Palazzo Chigi Ariccia, Italy

CD8
Piano Music

1. 6 Bagatelle　 18'54

2. Undici Variazioni sul Menuetto del “Falsta¬ " di G. Verdi (1896)　 9'41

3. Chopin-Phantasie in B minor (1896)　 9'22

4. Scherzino (1920)　 5'18

Impromptus Op.13 IEW7 (1904)
5. No.1 Andante　 4'24
6. No.2 Tranquillo, rubato　 3'59
7. No.3 Appassionato, cantando　 1'56

Three Piano Pieces Op.14 IEW10 (1905)
8. No.1 Melodie　 5'09
9. No.2 Capriccio　 1'58
10. No.3 Romanze　 3'40

Costantino Catena piano
Piano Steinway & Sons mod. D serial No. 588420 of the Company Alfonsi Pianoforti (Roma)

Total time: 64'43
Recording: 12-13 March 2018, Palazzo Chigi, Ariccia, Italy

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