Dances of Old Vienna : Willi Boskovsky / Vienna Mozart Ensemble, Ayo(Vn)I Musici (2CD)

ボスコフスキーらによるウィーンの格調高き演奏

1932年にヴァイオリニストとしてウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団したヴィリー・ボスコフスキーは、1954年に亡くなったクレメンス・クラウスの代理として1955年のニューイヤー・コンサートの指揮台に立ちました。そしてそのまま彼が現在のニューイヤー・コンサートの礎を作ったのです。彼は25年に渡って、ヨハン・シュトラウス2世のようにヴァイオリンを弾きながら、時折弓を振って楽団を指揮、シュトラウス・ファミリーのワルツやポルカを演奏し一世を風靡しました。
　この2枚組はボスコフスキーと彼のアンサンブル、ウィーン・モーツァルト・アンサンブル、フェリックス・アーヨ率いるイ・ムジチと、3つのアンサンブルによる薫り高い演奏が収録されています。モーツァルトからシュトラウス・ファミリーまでウィーンの舞曲の独特の雰囲気を存分に味わっていただけます。（輸入元情報）

【収録情報】
Disc1
1. モーツァルト：コントルダンス K.535
2. モーツァルト：メヌエット K.604
3. モーツァルト：コントルダンス K.609
4. J.シュトラウス1世：ギャロップ『若人の情熱』 Op.90
5. J.シュトラウス2世：ワルツ『愛の歌』 Op.114
6. シューベルト：4つのワルツと4つのエコセーズ
7. ヨゼフ・シュトラウス：ワルツ『古き良き時代』
8. J.シュトラウス1世：インド人のギャロップ Op.111
9. J.シュトラウス1世：ワルツ『チボリ・ルーチュ』 Op.39
10. J.シュトラウス1世：エクゼター・ポルカ Op.249
11. ランナー：ペスト・ワルツ Op.93
12. シューベルト：4つのワルツと2つのエコセーズ
13. ランナー：ギャロップ『狩人の喜び』 Op.82
14. モーツァルト：6つのドイツ舞曲 K.567

Disc2
1. ベートーヴェン：コントルダンス WoO.14
2. ベートーヴェン：ドイツ舞曲 WoO.8-2.3.8
3. ベートーヴェン：メートリンク舞曲集 WoO.17
4. ベートーヴェン：ヴァイオリンのためのロマンス第1番
5. ベートーヴェン：ヴァイオリンのためのロマンス第2番
6. シューベルト：ヴァイオリンのためのロンド D.438
7. シューベルト：5つのメヌエットと6つのトリオ D.89

　ヴィリー・ボスコフスキー（ヴァイオリン、指揮:Disc1:1-3,14、Disc2:1-5）
　フェリックス・アーヨ（ヴァイオリン：Disc2:6-7）
　ウィーン・モーツァルト・アンサンブル（Disc1:1-3,14、Disc2:1-5）
　ボスコフスキー・アンサンブル（Disc1:4-13）
　イ・ムジチ合奏団（Disc2:6-7）

　録音時期：1964-1969年（Disc1、Disc2:1-5）、1961年6-7月（Disc2:6-7）
　録音場所：ウィーン、ゾフィエンザール（Disc1、Disc2:1-5）　アムステルダム、バッハザール（CD2:6-7）
　録音方式：ステレオ（アナログ／セッション）