ライブのヘルプギターリスト二人を加えギター四人体制およびkeyが交代してからの14枚目のスタジオアルバムです。新加入のキムモはワルタリの歴代リードギターリストの中で最もテクニカルである一方、サミやローペのような個性はすこし薄いような感じがしたのと最近のアルバム同様ギターが重くヘビーすぎるため以前のような多様性が後退して統一性が生まれてしまいSo fine!〜Radium roundが好きな私としては悪くはないがワルタリらしさが欠けているように思いました。そしてドラムは正確でうまいけれど今回も一曲入っているブラックメタル風の曲においてブラストビートのスピードが多少遅かったり、プレーに多少機械的な部分があるので前前任者のヤンネと比べてしまうと物足りなさを感じてしまいます。しかし作曲面においてはハタッカの異質性が出ておりワルタリの過去のアルバムと比べると微妙なもののメタルアルバムとしては良い作品だと思いました。個人的なお薦めは�@�C�G�Iです。

これは凄い。どの曲もへヴィでありながらノリノリかつメロディアス、ハイレベルな演奏に緩急の付いたリズムに、フックのきいたメロディに、エモーショナルで哀愁溢れるボーカル。これだけでも十分聴きごたえあるのだが、一番凄いのはバラエティに富んだ曲の数々。リードトラックのゴシックエレクトロロックに、その後はへヴィメタルにヒップホップ・EBM・デスメタルから曲によってはダークアンビエントやドラムンベース・テクノまで取り入れて、最後はビートルズの「JULIA」のカバーまで入っている。どの曲も強烈な個性を放っていてレベルが高いので気にならない。まさにロックの名盤だと思います。

このアルバムを聴いた回数で、 一桁代では、これでWaltariかよと思った。 二桁台では、やっぱこれでWaltariだなと思った。 三桁代に入ったらこれでこそWaltariだと思うんだとろうな、と感じた。 やっぱり今回もファンもマニアも納得の一枚。

なんと申しますか...ピンときませんでした。前作もそうでしたが、1曲1曲、特に良くも悪くもなく、ボーっと聞き流して気づいたら終わっているような感じです。ふんだんにWALTARIらしさは散らばっているものの、「これだ！！」みたいなポイントもなく...うーん... 前作もそうでしたが、SamiのギターはKREATORの影響がかなり強く出てきてるような感じも。力強い感じのソロではないですが、北欧的で繊細ながらもスラシュメタル感が漂ってます。 この作品について評価はあまり高くつけていませんが、彼らの大ファンです。今は「倦怠期」みたいな感じかなーと思っています。

今回のも最高！WALTARIマニアもWALTARIファンも納得の一枚では？

相変わらずな裏切り具合なので、最初は少し戸惑うかも知れないです。でも3回聴いたらWALTARIマジックの虜になりました。今回もメタリックですが、前作とは違ったアプローチで攻めてきます。きっと満足できると思います。 あとはHMV様にBIG BANGの入荷を切に希望。

このCDの制限時間ギリギリまで「今までやってきたこと全て詰め込む」根性に敬服。技術的なことをいうと、Drが…あんまり……なんですが、そんなん関係ないです。最高に楽しいWALTARI MUSIC です。HMVさん、これからもWALTARIのCD入れ続けてください！海外に注文するのは面倒なんです…

遡る事ウン年前、「StoneのRoope がいるから聴いてみよっと」と軽い気持ちで手に取った、初めてのWaltari。その衝撃は未だ忘れられず、かくして私はWaltariフリークとなり、「やっぱりフィンランドってスゴイ」という妙な確信を持ったわけです。このアルバムが最もインダストリアル色が強いです。「インダストリアルなんて聴かねぇ」っていうアナタ、「やっぱギターがギンギンなんがいい」っていうアナタ、聴いてみてもいいと思います。私もそう思ってましたから。

最初に謝っときます、すみませんでした。正直初期のアルバムなんてイマイチだろうとナメてました。 でもこれはポップでパンキッシュでキャッチーなメタルとして十分楽しめる！そんな1stアルバム”Monk Punk”と、3作目である”Pala Leipaa”（1stとデビュー前の音源からのベストアルバム）の2枚組み。しかも2枚ともリマスター済みで、Monk Punkにはなんとボートラが10曲も！この内容でこの価格は大バーゲンとしか言いようがない。最近のWALTARIしか知らない人も是非！！

私は思う。このアルバムと出会ってからのこの人生がこんなに変わるものだとは、私はそう思う。