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Tristan und Isolde : Kurt Masur / Teatro la Fenice, Gunilla af Malmborg, Hermin Esser, Grace Hoffman, etc (1971)(3CD)

Wagner (1813-1883)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
2929816MMB
Number of Discs
:
3
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲(3CD)
ヘルミン・エッサー、グニーラ・アヴ・マルムボリ、グレース・ホフマン
クルト・マズア指揮フェニーチェ劇場管弦楽団&合唱団


1971年のライヴ録音ですが、オーケストラ・ピット内に置かれたマイクで録音したようで、楽器が近く、歌手の声が遠く、ステレオ感も妙な感じなので、マニア向けの資料音源的なCDです。慣習的なカットもあります(第2幕第2場のトリスタンの歌う「Dem Tage! Dem Tage!」から「dass nachtsichtig mein Auge wahres zu sehen tauge」まで)。
  装丁は3つ折りの8面デジパック仕様で、印刷面に、トラックリスト、録音データ、歌手名、指揮者名、合唱指揮者名、楽団名、合唱団名が記載されており、ブックレットは付属しません。


 モンド・ムジカのフェニーチェ劇場シリーズ

ヴェルディ・エディション(30CD)
14作品収録(アイーダ、アッティラ、ドン・カルロ、エルナーニ、運命の力、椿姫、オテロ、他)

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ロッシーニ・エディション(14CD)
6作品収録(アルミーダ、セビリアの理髪師、ラ・チェネレントラ、幸運な欺瞞(欺かれた者たち)、アルジェのイタリア女、泥棒かささぎ)

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プッチーニ・エディション(9CD)
4作品収録(ラ・ボエーム、西部の娘、蝶々夫人、三部作)

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 演奏者情報

クルト・マズア(指揮)
17歳で徴兵され、1945年4月に所属部隊135人中108人がオランダのドラート湿原でパルチザンによって殺害。生き残ったマズアは翌1946年まで捕虜収容所で過ごし、帰国後にライプツィヒ音楽大学に入学しますが、1948年にハレ市立劇場のコレペティトア(≒総合助手)の職を得たことで同音楽大学を中退。職業音楽家としての最初の16年間はオペラでの活動がメインで、1964年以降はコンサートがメインになります。
  マズアはハレの3年間で実力を身に付け、1951年にエアフルト市立劇場の副指揮者として採用。1953年にはライプツィヒ歌劇場に移籍して指揮者陣に加わりますが、1955年に恩師ハインツ・ボンガルツの招きでドレスデン・フィルの副指揮者になるとライプツィヒ歌劇場を辞し、オペラの仕事はライプツィヒ放送で継続。3年後の1958年にはメクレンブルク国立劇場の音楽総監督に就任して立場も安定。
  知名度を上げたマズアに注目したのが高名な演出家のワルター・フェルゼンシュタイン(1901-1975)で、自身が1947年に東ベルリンで創設したコーミッシェ・オーパーの音楽監督として1960年にマズアを任命。数々の舞台を成功に導きますが、意見の相違などもあってマズアは1964年に辞任。同年にドレスデン・フィルの指揮者になってからはコンサート活動に軸足を移し、諸外国への客演を開始。
  ヴェネツィアのフェニーチェ劇場への客演は1966年に始まり、翌1967年には「ローエングリン」を指揮。1969年と1970年の客演はコンサートでしたが、1971年にはこの「トリスタンとイゾルデ」とコンサートを指揮。以後も客演は続き、1974年、1978年、1979年、1980年、1984年、1999年、2005年、2006年、2008年と数多くのコンサートに出演していました。


ヘルミン・エッサー(トリスタン)

グニーラ・アヴ・マルムボリ(イゾルデ)

グレース・ホフマン(ブランゲーネ)

ハンス・ギュンター・ネッカー(クルヴェナル)

エドゥアルト・ヴォリッツ(マルケ王)

 モンド・ムジカとフェニーチェ劇場


ネーミング
オペラ黎明期の1600年代初頭から劇場文化が栄えていたヴェネツィアでは、劇場の火災も多く、また、劇場の運営をめぐる貴族や地主の争いも絶えず、1792年に開場したフェニーチェ劇場の名前も、劇場火災や運営難に打ち克つ願いを込めて「フェニーチェ(不死鳥)」と命名されたものでした。

最初の火災
しかし、その願いもむなしく、44年後の1836年には全焼してしまいますが、運営の貴族協会の努力によって翌1837年には再建。

幸運だった159年間
1844年には劇場照明が石油からガスに変更されたことで安全になり、1849年のオーストリア軍による気球爆弾攻撃や、1918年のオーストリア軍の攻撃、1945年の連合軍による爆撃の際にも被害に遭わないという幸運(=フェリーチェ)にも恵まれ、長大な歴史を刻んでいました。

2度目の火災
再建から159年目を迎える1996年、電気工事作業員の放火によりって劇場は全焼し、幸運な歴史も終わりを迎えることになります。フェニーチェ劇場は1937年からヴェネツィア市の運営となっており、再建には税公金が使われるため、以前のようにことがスムーズに運ばないことは確実でした。

市長が刑事過失で起訴
しかも、ヴェネツィアの捜査判事フェリーチェ・カッソンが、フェニーチェ劇場火災の責任は市にあるとして、マッシモ・カッチャーリ市長ら8名を刑事過失で起訴し、半年間劇場を閉鎖したため、再建工事の見通しが立たなくなるという混乱もありました。

フェニーチェ劇場側の対応
フェニーチェ劇場のメンバーは代替地で公演を重ねることになりますが、上演回数も減り、他劇場の使用料などで収益も減少するため、再建資金の一助とする目的のもと、フェニーチェ劇場の名前を用いたフル・プライスCDをリリースすることを決定。

CDリリースの開始
音源としてはフェニーチェ劇場の記録用の録音などが用いられ、それをミュンヘン、コジマ通りのレーベル、「Mondo Musica(モンド・ムジカ)」レーベルが、20ビットHDリマスタリングで整音し、同レーベルの「フェニーチェ劇場シリーズ」として製品化しています。カタログ番号は4系統で、オペラのヒストリカル系が「MFOH」規格、新録音系が「MFON」規格、コンサートのヒストリカル系が「MFCH」規格、新録音系が「MFCN」規格となっていました(生産はイタリア)。

再建工事開始
2000年にカッチャーリ市長が辞任し、臨時市長を経て5月にパオロ・コスタ市長が選ばれると再建計画が動き出し、2001年に再建工事を開始。2003年12月には無事開場へと漕ぎつけています。

レーベル復活
2024年7月、フェニーチェ劇場はハンブルクに引っ越し公演をおこない、その際にハンブルクの映像・音楽プロダクション「Black Hill Pictures(ブラック・ヒル・ピクチャーズ)」とライセンス契約し、Mondo Musicaレーベルのフェニーチェ劇場シリーズ音源がリリースされる運びとなります。
 トラックリスト (収録作品と演奏者)

リヒャルト・ワーグナー (1813-1883)
楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲 216'56

CD1 76'40
第1幕 アイルランドからコーンウォールに向かうトリスタンの船の甲板
01. 前奏曲  10'37
第1場
02. 視線は西へさまよい (若い水夫、イゾルデ、ブランゲーネ)  5'41
第2場
03. さわやかな風が吹く (若い水夫、イゾルデ、ブランゲーネ、トリスタン、クルヴェナール、水夫たち)  9'19
第3場
04. ひどい!  ああひどい! こんなことを我慢するなんて! (ブランゲーネ、イゾルデ)  2'02
05. 彼らが私を笑い物にして歌うのなら、私も応えてあげましょう (イゾルデ、ブランゲーネ)  16'08
第4場
06. さあ! さあ! ご婦人方! (クルヴェナール、イゾルデ、ブランゲーネ)  7'41
第5場
07. 序奏〜姫、お望みのことをお申し付けください (トリスタン、イゾルデ)  8'25
08. モロルト殿ががそれほどまでにあなたにふさわしかったのなら (トリスタン、イゾルデ、船の人々、クルヴェナール、ブランゲーネ)  16'45

CD2 67'51
第2幕 コーンウォールのマルケ王の城
01. 前奏曲  2'07
第1場
02. まだ聞こえる?(イゾルデ)  1'03
03. 彼らはまだ近くにいます。声ははっきりと聞こえます。(ブランゲーネ、イゾルデ) - 第2場 序奏  12'17
第2場
04. イゾルデ! 愛しい人! トリスタン! 愛しい人! (トリスタン、イゾルデ)  7'13
05. 愛の夜よ、沈みゆくままに (トリスタン,イゾルデ)  5'12
06. 孤独な夜の目覚め (ブランゲーネ、イゾルデ、トリスタン)  5'55
07. しかし、もし彼の愛が死ななかったとしたら (トリスタン、イゾルデ)  10'44
第3場
08. トリスタン様、お逃げください! (クルヴェナール、トリスタン、メロット、マルケ、イゾルデ)  23'14

CD3 72'25
第3幕 ブルターニュのトリスタンの城
01. 前奏曲  6'47
第1場
02. クルヴェナール、クルヴェナール! 聞け、友よ (羊飼い、クルヴェナール)  9'07
03. そう思うのか? 私の考えは違うが君には言えないよ(トリスタン、クルヴェナール)  7'25
04. 光はまだ消えていない (トリスタン、クルヴェナール)  24'14
第2場
05. おお、この太陽よ! この昼よ (トリスタン)  2'58
06. 私よ、最愛の友よ (イゾルデ)  5'31
第3場
07. クルヴェナール! また船が (羊飼い、クルヴェナール、操舵手、ブランガネ)  7'40
08. 優しく静かに、彼が微笑んで (イゾルデ)  7'23

演奏
トリスタン:ヘルミン・エッサー
イゾルデ: グニーラ・オブ・マルムボリ
ブランゲーネ:グレース・ホフマン
クルヴェナール:ハンス・ギュンター・ネッカー
マルケ王:エドゥアルト・ヴォリッツ
メロート:ギュンター・ツィンマーマン
羊飼い、若い船員:ヘリベルト・シュタインバッハ
舵取り:マルコ・ステファノーニ
フェニーチェ劇場合唱団
合唱指導:コッラード・ミランドラ
フェニーチェ劇場管弦楽団
指揮:クルト・マズア
録音:1971年4月4日。ヴェネツィア(ライヴ/ステレオ)


 フェニーチェ劇場 簡易年表

1774年
●2月。ヴェネツィアの劇場の中でも有名だったサン・ベネデット劇場が火災で焼失。同劇場は、グリマーニ家がヴェニエル家の土地に、ヴェニエル家とティエポロ家の資金援助を得て建設した豪華な劇場で1755年に開場。1766年には資金難により、所有権がヴェネツィアの貴族協会(ノービレ・ソチエタ)に移行していました。
●12月。サン・ベネデット劇場が馬蹄形の劇場として急ピッチで再建され、アンフォッシの「オリンピアーデ」で開場。
1786年
●ヴェネツィアの貴族協会は、サン・ベネデット劇場の所有権をめぐる訴訟で、土地の所有者でもあるヴェニエル家に敗訴し、劇場所有権を譲渡。ほどなく名前もヴェニエル劇場に変更されています。
1787年 建設決定
●ヴェネツィアの貴族協会は、前年に所有権を手放したサン・ベネデット劇場に代わる新しい劇場を手に入れるため、新たに建設することを決定。当時多かった劇場火災や運営難に打ち克つ願いを込めて「フェニーチェ(不死鳥)」と命名。

1789年
●11月。ヴェネツィアの貴族協会により、フェニーチェ劇場の設計コンペが開催。ジャナントニオ・セルヴァが選ばれます。同年5月にはフランス革命が勃発していました。
1792年 開場
●4月。フェニーチェ劇場が落成。約1,500席の大劇場。ボックス席は均等サイズで174。同月にはフランスがオーストリアに宣戦布告してフランス革命戦争が勃発。
●5月。パイジェッロの「アグリジェントの競技会」でフェニーチェ劇場が開場。
1797年
●ナポレオンの侵略によりヴェネツィア共和国政府が崩壊。カンポ・フォルミオ条約によりオーストリア帝国領となり、1,100年に及ぶ共和国の歴史に幕。
1825年
●フェニーチェ劇場の大規模な修復をジュゼッペ・ボルサートに委託。
1828年 改装
●12月。ボルサートによる改装が完了。
1836年 火災
●12月。火災によりフェニーチェ劇場が焼失 。新規導入されたオーストリア製の暖房が原因とされ、3日間にわたって燃え続けています。
1837年 再建
●12月。フェニーチェ劇場の再建が完了し開場。演目はジュゼッペ・リッロの「ラヴェンナのロスムンダ」。
1844年
●フェニーチェ劇場の照明が石油からガスに変更。
1848年
●3月。1848年革命によりもたらされた民衆蜂起により「サン・マルコ共和国」が誕生。ほどなくフェニーチェ劇場のロイヤル・ボックス席も廃止され、通常のボックス席に変更。
1849年
●8月。オーストリア帝国政府が蜂起を鎮圧して統治を回復。オーストリア軍は、軍艦から気球爆弾を運用してヴェネツィア市街に軽微ながらも被害を与えており、これが世界初の空中からの軍事攻撃とされています。また、占領後、オーストリア政府はフェニーチェ劇場のロイヤル・ボックス席の再建を決定。
1866年
●10月。普墺戦争でイタリア王国がプロイセン側で参戦し、オーストリア側が敗北したことにより、イタリア王国がヴェネツィアを併合。フェニーチェ劇場のロイヤル・ボックスにサヴォイア家の紋章が設置。
1876年
●フェニーチェ劇場を所有していた「貴族協会(ノービレ・ソチエタ)」が解散。
1892年
●フェニーチェ劇場に電灯が導入。また、運営組織が法人化。
1937年 市営化
●ヴェネツィア市がフェニーチェ劇場の所有権を取得。エウジェニオ・ミオッツィに大規模改修を委託。
1938年 改装
●ミオッツィによる改装が完了。
1946年
●イタリア共和国の誕生に伴い、サヴォイア家の紋章がサン・マルコのライオンの紋章に変更。
1954年 ヴィスコンティ映画に登場
●12月。フェニーチェ劇場が冒頭15分間に渡って登場するテクニカラー映画、ルキノ・ヴィスコンティの「夏の嵐」が公開。舞台で演奏されているのは「トロヴァトーレ」。
1996年 火災
●1月。電気工事作業員の放火によりフェニーチェ劇場が全焼。
1997年 CDリリース開始
●再建資金の一助とするため、フェニーチェ劇場の記録音源などを用いたフル・プライスCDのリリースを開始。ミュンヘン、コジマ通りのレーベル、「Mondo Musica(モンド・ムジカ)」レーベルにより、20ビットHDリマスタリングがおこなわれ、フェニーチェ劇場シリーズとして製品化。カタログ番号は4系統で、オペラのヒストリカル系が「MFOH」規格、新録音系が「MFON」規格、コンサートのヒストリカル系が「MFCH」規格、新録音系が「MFCN」規格となっています(生産はイタリア)。
2001年
●フェニーチェ劇場の再建工事開始。
2003年 再建
●12月。フェニーチェ劇場再建完了し、リッカルド・ムーティ指揮のコンサートで開場。
2024年
●7月。ハンブルクのエルプ・フィルハーモニーで引っ越し公演。
●ハンブルクの映像・音楽プロダクション「Black Hill Pictures(ブラック・ヒル・ピクチャーズ)」がフェニーチェ劇場とライセンス契約し、Mondo Musicaレーベルのフェニーチェ劇場シリーズ音源のリリースを開始。
 Track list

Richard Wagner 1813-1883
TRISTAN UND ISOLDE

CD1
Akt 1
1.   10'37
2. Scene 1: Westwärts schweift der Blick (A Young Sailor, Isolde, Brangäne)  5'41

3. Scene 2: Frisch weht der Wind (A Young Sailor, Isolde, Brangäne, Tristan, Kurwenal, Sailors)  9'19
4. Scene 3: Weh! Ach wehe! Dies zu dulden! (Brangäne, Isolde)  2'02
5. Scene 3: Wie lachend sie mir Lieder singen, wohl könnt' auch ich erwidern von einem Kahn (Isolde, Brangäne)  16'08
6. Scene 4: Auf! Auf! Ihr Frauen! (Kurwenal, Isolde, Brangäne)  7'41
7. Scene 5: Introduction - Begehrt, Herrin, was ihr wunscht (Tristan, Isolde)  8'25
8. Scene 5: War Morold dir so wert, nun wieder nimm das Schwert und führ es sicher und fest, dass du nicht dir's entfallen lässt! (Tristan, Isolde, Schiffsvolk, Kurwenal, Brangäne)  16'45

CD2
Akt 2
1. Prelude  2'07
2. Scene 1: Hörst du sie noch? (Isolde)  1'03
3. Scene 1: Noch sind sie nah; deutlich tönt's daher. (Brangäne, Isolde) - Scene 2: Introduction  12'17
4. Scene 2: Isolde! Geliebte! Tristan! Geliebter! (Tristan, Isolde)  7'13
5. Scene 2: O sink hernieder, Nacht der Liebe (Tristan, Isolde)  5'12
6. Scene 2: Einsam wachend in der Nacht (Brangäne, Isolde, Tristan)  5'55
7. Scene 2: Doch stürbe nie seine Liebe (Tristan, Isolde)  10'44
8. Scene 3: Rette dich, Tristan! (Kurwenal, Tristan, Melot, Marke, Isolde)  23'14

CD3
AKt 3
1. Prelude  6'47
2. Scene 1: Kurwenal! He! Sag, Kurwenal! Hör doch, Freund! (Hirte, Kurwenal)  9'07
3. Scene 1: Dünkt dich das? Ich weiss es anders, doch kann ich's dir nicht sagen (Tristan, Kurwenal)  7'25
4. Scene 1: Noch losch das Licht nicht aus (Tristan, Kurwenal)  24'14
5. Scene 2: O diese Sonne! Ha dieser Tag! (Tristan)  2'58
6. Scene 2: Ich bin's, sussester Freund! (Isolde)  5'31
7. Scene 3: Kurwenal! Hor! Ein zweites Schiff (Hirte, Kurwenal, Steuermann, Brangane)  7'40
8. Scene 3: Mild und leise wie er lachelt (Isolde)  7'23

Tristan: Hermin Esser
Isolde: Gunilla af Malmborg
Brangäne: Grace Hoffmann
Kurwenal: Hans Günther Nöcker
König Marke: Eduard Wollitz
Melot: Günther Zimmermann
Hirte: Heribert Steinbach
Steuermann: Marco Stefanoni
Coro del Teatro La Fenice
Chorleiter: Corrado Mirandola
Orchestra del Teatro La Fenice
Dirigent: Kurt Masur
Live Recording: 4-4-1971, Venezia

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