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Lohengrin: Matacic / Bayreuther Festspielhaus Konya Grummer Gorr (1959)

Wagner (1813-1883)

User Review :4.0
(5)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ORFEOR691063
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ORFEO D'ORから正規盤リリース!
マタチッチ唯一のバイロイト出演
『ローエングリン』全曲

リリースのある度に大きな話題となる、ORFEO D’OR のバイロイト音楽祭ライヴ・シリーズ。今回は、なんとマタチッチ指揮の『ローエングリン』。
 マタチッチのワーグナーは定評あるところですが、全曲録音はリエンツィ、マイスタージンガー(廃盤)などごく僅か。この『ローエングリン』は、マタチッチがたった一回だけバイロイト音楽祭に出演した時のもの。柔和な弾力性に富んでいながら、熱気も高いマタチッチのワーグナーの特性が見事に発揮されています。
 歌手陣は国際色豊かな実力派揃いで、30代のパワーのある声が多いのも特徴。前年のヴィーラント・ワーグナー新演出初年度(クリュイタンス指揮)に大評判となったシャーンドル・コーンヤ(コーニャ,1923-2002 ハンガリー)の颯爽としたタイトルロールを始め、エリーザベト・グリュンマー[1911-1986 ドイツ]の気品高く美しいエルザ役や、前年にクリュイタンスの紹介でバイロイト・デビューして好評を博したドラマティック・メゾ・ソプラノのリタ・ゴール[1926- ベルギー]による迫力あるオルトルート役、同じく前年にクリュイタンスに起用されたエルネスト・ブラン[1923- フランス]の凄みのあるテルラムント役、フランツ・クラス[1928- ベルギー]の美声による国王役、そしてエバーハルト・ヴェヒター[1929-1992 オーストリア]の軍令使役と、実に豪華。もちろん、バイエルン放送所蔵の正規音源で、モノラルながら音質が上々なのも嬉しいところです。
 ワグネリアンもマタチッチ・ファンも大喜びの素晴らしいライヴ録音の登場です。197分49秒収録。

リヒャルト・ワーグナー
楽劇『ローエングリン』全曲
 ローエングリン:シャーンドル・コーンヤ
 エルザ:エリーザベト・グリュンマー
 オルトルート:リタ・ゴール
 テルラムント:エルネスト・ブラン
 国王ハインリヒ:フランツ・クラス
 軍令使:エバーハルト・ヴェヒター
 4人の貴族たち:ハラルト・ノイキルヒ
 4人の貴族たち:ヘロルト・クラウス
 4人の貴族たち:ドナルド・ベル
 4人の貴族たち:ハンス・ギュンター・ネッカー
 4人の小姓:エリザベート・ヴィッツマン
 4人の小姓:ヒルデガルト・シューネマン
 4人の小姓:アンネ・マリー・ルートヴィッヒ
 4人の小姓:クラウディア・ヘルマン
 合唱:バイロイト祝祭合唱団
 合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ
 管弦楽:バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:ロブロ・フォン・マタチッチ



 収録時期:1959年8月4日(ライヴ)
 収録場所:バイロイト祝祭劇場

Track List   

  • 01. Elsa!...Wer Ruft?
  • 02. Gesegnet Soll Sie Schreiten (Procession)
  • 03. Euch Luften, Die Mein Klagen
  • 04. Act 2 - Erhebe Dich, Genossin Meiner Schmach
  • 05. Treulich Gefuhrt (Wedding March)
  • 06. O Konig
  • 07. Welch Ein Geheimnis
  • 08. Mein Held
  • 09. Act 3 - Prelude
  • 10. Das Susse Lied Verhallt; Atmest du Nicht; Hochstes Vertraun
  • 11. Heil Konig Heinrich!; Habt Dank, Ihr Lieben Von Brabant
  • 12. In Fernem Land
  • 13. Mein Herr und Konig, Lass Dir Melden
  • 14. Mein Lieber Schwan!.
  • 15. Mein Herr und Gott, Nun Ruf'ich Dich
  • 16. Nie Sollst du Mich
  • 17. Entweihte Gotter!; Ortrud! Wo Bist du?; Du Armste Kannst Wohl Nie Ermessen
  • 18. Wer Hier in Gotteskampf; In Dust'rem Schweigen Richtet Gott!...Du Trugest Zu Ihm
  • 19. Einsam in Truben Tagen (Elsa's Dream)
  • 20. Dank, Konig, Dir
  • 21. Gott Gruss' Euch, Liebe Manner
  • 22. Act 1 - Prelude
  • 23. Nun Sei Bedankt

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Comprehensive Evaluation

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このセットは、なんと言っても新時代のロー...

投稿日:2008/05/11 (日)

このセットは、なんと言っても新時代のローエングリンとして一躍脚光を浴びたシャンドール・コンヤを聴くべくリリースされたものと思います。そのコンヤの「知的」と評された歌いぶりですが、フェルカーやメルヒオールなど戦前の代表的歌手に通じる輝かしさがあり、一聴に値します。ただ、声質も甘いが、音程や音楽に対する理解も甘い(笑)?グリュンマーがここではよい。ケンペ盤が数年早く録音されていたら、と思わざるを得ません。マタチッチの指揮は普通。マイスタージンガーほど感動はしませんでした。

りっく さん | さいたま | 不明

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尤もらしく理屈を捏ね回してマタチッチを攻...

投稿日:2008/03/01 (土)

尤もらしく理屈を捏ね回してマタチッチを攻撃している方も居られるようであるが、騙されないで戴きたい。これがこのオペラの最高の演奏である。冷静に素直に聴けば、それは自明のことである。この作品を遅いテンポで演奏してはならないなどと、一体誰が決めたのだろう?テンポが速ければ「Latin的」なのか?そもそもWielandの演出に対するこの無条件の賛意は?マタチッチとヴィーラントが演出のみならず演奏面でも対立したと極め付けているが、論拠は?因みにバイロイトがベームとブーレーズに絞ったのは、関係者の眼が節穴であったに過ぎない。

ぱりあっち さん | 鹿児島 | 不明

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別のイタリア系レーベルから出ていた盤を長...

投稿日:2007/10/03 (水)

別のイタリア系レーベルから出ていた盤を長らく愛聴してきたが、楽劇と呼んでも然るべき内容を備えたこの作品の重厚さ、ロマンのうねりを表現した名演。ラテン的な清澄さを志向した前年のクリュイタンス盤や、ダイナミズムとクールな才気を感じさせる翌年のマゼール盤と、聴き比べるのも一興であろう。クリュイタンス、マゼールは勿論、ベームやヨッフムのライヴ盤も放送局の正規音源での発売を心から願います。

erloiika さん | tokyoの田舎 | 不明

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