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Die Walkure : Thoman Schippers / NHK Symphony Orchestra, Dernesch, J.Thomas, Nienstedt, Silja T.Adam, etc (1967 Osaka)(3CD)

Wagner (1813-1883)

User Review :4.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ALT491
Number of Discs
:
3
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


日本のワグネリアンを唸らせた歴史的事件!
バイロイト引っ越し公演・シッパーズの『ワルキューレ』
愛好家念願の初CD化! 歌詞対訳付き!


錚々たる歌手陣とヴィーラント・ワーグナーの演出。「本物」の凄まじさを知らしめた伝説の1967年バイロイト引っ越し公演から、シッパーズの『ワルキューレ』が初CD化!

「1967年の第10回大阪国際フェスティバルで実現したバイロイト音楽祭の招聘公演は、日本のオペラ公演史に特筆される大事件だった。歌手と指揮者、主要スタッフはすべて、当時のバイロイト音楽祭にかかわっていた人々であり、演目の『トリスタンとイゾルデ』と『ワルキューレ』はともに、前年の音楽祭で上演されていたプロダクションだった。全国各地のワグネリアンが、大阪巡礼を行なうことになったのである。」(山崎浩太郎)

NHKに保管されたマスターを丁寧にマスタリングして商品化。第1幕最後のジークムントとジークリンデが抱き合い倒れこむシーンの強烈な絶唱とドシンという音など、会場に立ち込める凄まじい熱気がバンバン伝わってきます。66年に世を去ったヴィーラントの遺志を継いだ本格演出、ヴィーラントの悲願であるブリュンヒルデを歌うアニヤ・シリアなど、この公演でしか味わえない大いなる魅力がいっぱいに詰まった大注目の逸品!(販売元情報)

【収録情報】
● ワーグナー:『ワルキューレ』全曲


 ブリュンヒルデ:アニヤ・シリア
 ヴォータン:テオ・アダム
 ジークリンデ:ヘルガ・デルネシュ
 ジークムント:ジェス・トーマス
 フンディング:ゲルト・ニーンシュテット
 フリッカ:グレース・ホフマン
 ヘルムヴィーゲ:エルザ・カヴェルティ
 オルトリンデ:ゲルトラウト・ホプフ
 ゲルヒルデ:ロッテ・リザネック
 ヴァルトラウテ:エリカ・シューベルト
 ジークルーネ:アリス・エールケ
 ロスヴァイセ:ハンナ・ルートヴィヒ
 グリムゲルデ:エリザベット・シェルテル
 シュヴェルトライテ:グレース・ホフマン
 NHK交響楽団
 トーマス・シッパーズ(指揮)

 録音時期:1967年4月11日
 録音場所:大阪、フェスティバルホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 バイロイト・ワーグナー・フェスティバル〜第10回大阪国際フェスティバルから〜

 国内プレス
 初CD化
 日本語帯・解説・歌詞対訳付


Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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先ずは当時のN響の皆さんとシッパースさん...

投稿日:2021/11/04 (木)

先ずは当時のN響の皆さんとシッパースさんに賛辞を送ります。歌手の中では、トーマスさんが大変に気に入りました。カラヤンさんとのジークフリートなどに比べても伸びやかで表情豊かです。シリヤさんとデルネシュさんとは役を入れ替えた方がしっくりくる気がします。しかしこれだけの演奏が当時の大阪で行われ、必要充分な録音が残されていることに感謝しないといけませんね。 ベリーベストではありませんが、お気に入りのワルキューレの他に何かほかの演奏を聴いてみたい方にはお勧めです。

入間のでぶねこ さん | 埼玉県 | 不明

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67年バイロイト引っ越し公演では、ブーレー...

投稿日:2021/09/04 (土)

67年バイロイト引っ越し公演では、ブーレーズとN響が極めて良好な関係であったのに対しシッパーズはN響から総スカンだったと言われている。このCDに付いている当時のシッパーズのインタビューでもシッパーズはN響より日本フィルのほうがいいと言っているので関係が良くなかったのが伺えるし、インタビュー自体シッパーズが生意気な若造と受け取られるように書かれている。しかし、それを額面通りうけとっていいのか。インタビュアーにはN響の悪評が耳に入っていただろうし、シッパーズの米国人らしいフランクさが失礼な奴と感じられた可能性がある。では演奏はどうか。オペラティックな興奮、白熱度、感動はブーレーズの「トリスタン」を上回ると私は思う。ブーレーズよりシッパーズのほうが年下だが、オペラ経験は比較にならないし、エネルギッシュで瑞々しい音楽はむしろブーレーズより新しく感じられる。歌手もいい。シリヤとデルネシュは20台。若々しくしなやかでありニルソンやギネス・ジョーンズより新鮮だ。この二人のブリュンヒルデとジークリンデがステレオで残されたのはブーレーズ盤以上に重要ではないだろうか。アダムのヴォータンもいいが、「ヴォータンの告別」でシッパーズが折角遅めのテンポで聞かせ場を用意したのに先走ってしまうのは残念。N響は本当によくやっている。N響はテンペラメントな指揮者が嫌いだからシッパーズと合わなかったんだろうが、その演奏ぶりは懸命であり、胸を熱くさせる。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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